三井不動産を代表企業とするコンソーシアム8社は12日、横浜市中区の旧市庁舎跡地を再開発した大規模複合街区「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」を報道陣に公開した。グランドオープンは3月19日を予定しており、JR関内駅前にホテル、エンターテインメント、商業、オフィス、新産業創造拠点が集結する新たなランドマークが誕生する。
当街区は敷地面積約1万6,500平方メートル、延床面積は約12万8,500平方メートルに及び、33階建てのタワー棟や日本最大級のライブビューイングアリーナなど計6棟で構成される。記者発表会に登壇した三井不動産の植田俊社長は、関内エリアの変化に触れ、当施設がスタジアム体験や宿泊体験を融合させた街づくりの極致であるとし、「関内の盛り上がりに向けた起爆剤になる」と強い期待を寄せた。
日本最大級のライブビューイングアリーナと没入型体験施設
街区内のエンターテインメント中核施設「ザ ライブ(THE LIVE Supported by 大和地所)」には、幅約18メートル、高さ約8メートルの大型LEDビジョンを設置。横浜DeNAベイスターズの全試合のほか、サッカーやバスケットボール、音楽イベントなどを放映し、周囲の飲食店舗とともに「食×ライブ」の熱狂を提供する。DeNAの南場智子会長は「野球興行との一体的な取り組み」を強調し、ホームゲームのない日も集まって盛り上がれる、世界に開かれた施設にしたいと語った。

また、タワー棟の3・4階にはDeNAが運営する没入型体験施設「ワンダリア横浜 Supported by Umios」が出店。日本最大級のLEDイマーシブトンネルを備え、最新映像技術とAIを活用したデジタル体験により、深海や自然との出会いといった非日常の感動を来館者に届ける。
歴史を継承する「ザ レガシー」と星野リゾートの挑戦
旧横浜市庁舎行政棟を保存・活用した「ザ レガシー」には、「OMO7横浜 by 星野リゾート」が4月21日に開業する。建築家・村野藤吾氏の手掛けた旧市庁舎のデザインを随所に復元・再構成し、全276室の客室を備える。愛犬と宿泊可能な専用フロアやドッグラン、横浜スタジアムを一望できる屋上テラス「はまかぜテラス」など、都市観光客をターゲットとした多彩な仕掛けが用意されている。
横浜最大級の新産業創造拠点と地域周遊の仕組み
タワー棟の6階には、三井不動産、ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)、SS-Fの3社連携による新産業創造拠点が誕生する。賃貸ラボ「三井リンクラボ横浜関内」や研究者向けラウンジを備え、起業家や医療機関が集う社会実装の場を目指す。
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また、街の回遊性を高める取り組みとして、京急電鉄がプロデュースする低速電動モビリティ「関内マーロ」が19日から本格運行を開始する。10人乗りの車両がBASEGATEを発着点にエリア内をゆっくりと巡り、観光周遊の新たな足として機能する。商業エリアには、34店舗が集結する「スタジアム横バル街」を含む全55店舗がオープンし、関内駅前に24時間・365日の賑わいを創出する。

















































