トップ ニュース イラン新最高指導者にハメネイ師の次男モジュタバ氏 トランプ氏は「米国の承認なしには持たない」と警告
イラン新最高指導者にハメネイ師の次男モジュタバ氏 トランプ氏は「米国の承認なしには持たない」と警告 イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師。写真は2019年5月31日、イラン・テヘランで毎年恒例の「クッズの日」集会に出席した際のもの。(写真/AP通信提供)
中東で戦火が拡大する中、イランの国営メディアは9日、最高位の聖職者で構成される「専門家会議」が、米イスラエル連合軍の空爆で死亡したアリ・ハメネイ師の後継者として、その息子で56歳のモジュタバ・ハメネイ師を選出し、イラン・イスラム共和国の第3代最高指導者に据えたと報じた。
米国とイスラエルによる軍事攻撃が10日目に入る中、この人事はテヘランの強硬派が引き続き権力を固める象徴であるだけでなく、イスラエルによる「殺害も辞さない」との警告に対する直接的な反撃でもある。戦闘が続き、原油価格が急騰する中、革命防衛隊と深い関係を持つモジュタバ師 が中東情勢を今後どこへ導くのか、注目が集まっている。
戦火の中での継承 強硬派による逆風下の意思表示 『ニューヨーク・タイムズ』および『ワシントン・ポスト』の報道によると、モジュタバ・ハメネイ師 (Mojtaba Khamenei)の任命は、極秘裏に行われたオンライン会議で決定された。88人の聖職者で構成される「専門家会議(指導者選出専門家会議)」は当初、戦時下での新指導者公表に慎重な姿勢を見せていた。イスラエル軍がすでに、最高指導者の後継者や選考に関与する聖職者を標的にすると警告していたためだが、最終的に同会議は「決定的多数」の票で任命を承認した。
匿名を条件にアルジャジーラの取材に応じた専門家会議のメンバーは、モジュタバ師 の選出は「指導者は敵に憎まれるべきであり、称賛されるべきではない」という先代の遺訓に従ったものだと明かした。ベイルート・アメリカン大学の公共政策学者ラミ・クーリ氏は、この任命を「一種の侮蔑的な行為」と分析。米国とイスラエルに対し、「我々の体制を破壊したいのであれば見るがいい。暗殺された父親よりもさらに過激な人物がここにいる」と宣告する狙いがあると指摘した。
世襲論争と革命防衛隊の影 モジュタバ師 の継承は、イランの主流イデオロギーにおける「世襲制」へのタブーを破るものといえる。1979年のイスラム革命がパフラヴィー朝を打倒した際、世襲支配への反対は核心的な要求の一つであったからだ。しかし、過去47年間で最大の存亡の危機に直面する現在、体制の継続と内部の安定が最優先事項となった。
オバマ政権時代に国務省でイラン事務官を務めたアラン・エア氏は同紙に対し、今回の任命はイランの政教体制における革命防衛隊の巨大な影響力を浮き彫りにしたと指摘。「誰が選ばれようと、新指導者はかなりの程度、革命防衛隊の操り人形になる運命にある」と述べた。また、民主主義防衛財団(FDD)のベーナム・ベン・タレブルー氏は、これが体制側の「タカ派路線へのさらなる傾倒」を示すと同時に、現在の体制が抱く巨大な恐怖と圧力を反映しているとの見方を示した。
トランプ氏の反応とイラン側の嘲笑 モジュタバ師 の就任は、トランプ米大統領が設定する「レッドライン」に触れる形となった。トランプ氏はABCニュースのインタビューで、「彼は我々の承認を得る必要がある。我々の認可がなければ、長くは持たないだろう」と公然と警告した。
トランプ氏の強硬な姿勢に対し、イラン首脳部は強烈なナショナリズムで応じた。イランのガリバフ国会議長はSNSのX(旧ツイッター)に、「愛するイランの運命は、誇り高いイラン民族だけが決めるものであり、『ジェフリー・エプスタインの一味』が決めるのではない」と投稿。トランプ氏と、故ジェフリー・エプスタイン氏(未成年者への性的搾取などで知られる富豪)との過去の交友関係を引き合いに出し、最大限の皮肉を込めて反論した。
戦火拡大 原油高騰と民間人の犠牲 新たな指導者が誕生した一方で、中東の硝煙が収まる気配はない。『ニューヨーク・タイムズ』 は、米イスラエル連合軍の空爆によりイランの軍事およびエネルギー施設が深刻な打撃を受けたと報じている。テヘラン周辺の製油所が標的となり、市街の上空は濃い黒煙に覆われた。さらに懸念されるのは、海水淡水化プラントなどの民生用インフラの破壊だ。これにより、数百万人の生活が脅かされる事態となっている。
衝突の波紋は地域全体に広がっている。国際原油価格は発表を受けて10%以上急騰し、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)と北海ブレント原油の価格はいずれも1バレル100ドルの大台を突破した。サウジアラビアでは、イランによるミサイル攻撃で外国人労働者2人が死亡し、初の民間人犠牲者が報告された。レバノンのベイルートでもイスラエルによる空爆で死者数が増え続けている。米国防総省は、サウジアラビアの軍事基地への攻撃により、7人目の米兵が死亡したことを確認した。
「消耗戦」を辞さないイラン革命防衛隊 米イスラエルによる激しい攻勢に対し、イラン革命防衛隊のナイニ報道官は強硬な姿勢を鮮明にしている。同氏は、現時点では第1、第2世代のミサイルしか使用しておらず、数日以内には「より先進的で、使用頻度の低かった長距離ミサイル」を投入すると表明。さらに、兵器の備蓄は6カ月におよぶ消耗戦を支えるのに十分であると主張した。
モジュタバ・ハメネイ師 の時代は、戦火と黒煙の中で幕を開けた。トランプ氏が予言するように「長くは持たない」のか、あるいは廃墟の中からイランをより急進的な対決へと導くのか。出口の見えない地政学的な大博打は、最も危険な章へと突入した。英誌『エコノミスト』は、モジュタバ師 は単なる傀儡(かいらい)にすぎず、国家の実権はすでに革命防衛隊の手にある可能性を指摘する。保守派の聖職者も改革派勢力も、この結果に満足はしていないだろう。軍部が掌握するテヘランは、今後「より好戦的で、より民族主義的、そしてより大胆不敵」な存在へと変貌を遂げる恐れがある。
更多新聞請搜尋🔍風傳媒日文版
最新ニュース
フジロック '26、公式ツアー全プランの受付開始 宿泊・直行バス・レンタルテントも 新潟県湯沢町・苗場スキー場で開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '26(以下、フジロック)」の事務局は6日、オフィシャルツアー全タイプの申し込み受付を開始したと発表した。全国17都市から会場へ直行するバスツアーをはじめ、宿泊プランやレンタルテントセットなど、来場者の多様なニーズに応える豊富なラインナップが展開される。快適なアクセスと多様な宿泊オ......
六本木ヒルズ、2026年春に刷新 日本初上陸を含む計13店舗が順次オープン 森ビル株式会社が運営する六本木ヒルズは、2026年2月下旬から4月にかけて、グルメ、ファッション、サービスを含む計13店舗を順次オープンし、春のリニューアルを実施する。今回の刷新では、日本初上陸のブランドや関東初出店の店舗、さらには歴史ある老舗まで、六本木ヒルズならではの多彩なラインナップが集結。都市生活に新たな発見と感動を提供していく。注目店舗 日本初上陸......
GiGO、池袋で存在感拡大 総本店を核に4店舗体制でエンタメ発信強化 日本のサブカルチャーとエンターテインメントの中心地、東京・池袋において、株式会社GENDA GiGO Entertainmentの展開がかつてない規模で加速している。現在、同社は池袋エリアに「GiGO総本店」をはじめとする計4店舗を構えており、単なるアミューズメント施設の枠を超えた、次世代のカルチャー体験空間を創出している。GENDA GiGOは池袋において......
ICEx、グループ最大規模の3周年記念コンサートをU-NEXTで独占ライブ配信 U-NEXTは、3月22日に開催される「ICEx 3rd Anniversary Concert 2026 “ICEx School”」を独占ライブ配信すると発表した。月額会員であれば追加料金なしで視聴できる。ICExは、「全ての愛を愛す」をコンセプトに活動するEBiDAN発の8人組ダンスボーカルユニット。志賀李玖、中村旺太郎、阿久根温世、千田波空斗、筒井俊......
【2026 WBC】8強激突!日本はベネズエラ、韓国はドミニカと対戦へ 4強データを徹底分析 2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝進出チームが出揃い、日韓両国の対戦相手が決定した。連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」はグループCを首位で突破。準々決勝では強豪ベネズエラと激突する(日本時間15日午前10時開始)。一方、韓国の相手はドミニカ共和国(同14日午前7時30分開始)に決まり、アジアの雄と中南米の強豪によるハイレベルな対決......
IEA、過去最大の4億バレル放出を決定 ホルムズ海峡の混乱で市場安定化を急ぐ 中東情勢の緊迫化によるエネルギー市場の動乱を鎮静化させるため、国際エネルギー機関(IEA)は11日、同機関の設立以来、過去最大規模となる4億バレルの戦略石油備蓄(SPR)を放出すると発表した。石油供給が不安定化する中、トランプ米大統領は先週までの「石油市場への介入反対」という姿勢から一転、同盟諸国に対し積極的な備蓄放出を働きかけるなど、その180度の方向転換......
4年以上勾留の米国人男性の冤罪訴え、弁護団がDNA鑑定の改ざん疑惑指摘 FCCJで会見 2026年3月6日、日本外国特派員協会(FCCJ)にて、日本で4年以上にわたり勾留されている米国人男性クリス・ペイン氏の冤罪疑惑に関する記者会見が開かれた。会見には弁護団の角前清美弁護士、支援会会長の半田光太氏、そしてペイン氏の母親であるロンダ・テリル・ペイン氏が登壇し、不適切なDNA鑑定に基づく一審判決の不当性や、健康状態を悪化させている非人道的な長期勾留......
イスラエル駐日大使「核兵器11発分」のウラン保有を警告 北朝鮮の教訓挙げイラン阻止訴え イスラエルのギラド・コーエン駐日大使は4日、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を行い、イランによる核兵器開発の現状と、それに対するイスラエルおよび米国の抑止行動の正当性を強調した。大使は、イランの最高指導者体制が核保有を追求し、弾道ミサイル計画を拡大させていると指摘。地域の代理勢力を通じて中東および世界の安定を脅かしていると厳しく非難した。イスラエル駐......
Nothing、ホワイトデーセール開催 人気オーディオ製品が最大25%オフの特別価格で登場 ロンドンを拠点とするコンシューマー・テクノロジー・ブランド「Nothing」は、2026年3月14日まで「Nothingホワイトデーセール」を開催している。今回のセールでは、人気のオーディオ製品を中心に最大25%オフの特別価格で販売される。実施期間は3月6日正午から14日23時59分まで。在庫がなくなり次第、終了する予定だ。対象商品には、同社の主力オーディオ......
頼清徳総統の「大陸」呼称で中国軍機は活動停止? 専門家は「両会」開催が主因と分析 台湾の頼清徳(らい・せいとく)総統は2月24日、台商(中国大陸で活動する台湾実業家)との新春懇親会に出席した際、中国を「中国大陸」と呼称した。これにより「二国論(台湾と中国は別の国であるという主張)」の色合いを薄める姿勢を見せた。その後、2月28日から数えて9日間、台湾周辺での中国軍機の活動が確認されていない。これが頼氏による「善意」の表明と関係があるのか。......
台湾行政院長の東京ドーム訪日に中国が反発 日本は「個人旅行」と説明、台湾は冷静対応 台湾の卓栄泰(たく・えいたい)行政院長(首相に相当)が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されていた東京ドームを訪れ、台湾代表の試合を観戦したことが大きな波紋を広げている。昨年7月の林佳龍(りん・かりゅう)外交部長(外相)による訪日に続く現職閣僚の訪問に対し、中国政府は「台湾独立を企てる挑発行為だ」と猛反発。一方、台湾外交部は10日、日本との......
5年後も価値が落ちにくい車はどれか リセール率ランキング、首位はトヨタ64.9% 自動車の購入において、多くのオーナーを悩ませるのが「リセールバリュー(再売却価値)」だ。特に、将来的な乗り換えを前提とする消費者にとって、旧車の売却価格は新車購入費用を分担する重要な資金源となる。自動車消費者支援サイト『CarEdge』が発表した「新車登録から5年後の残価率ランキング」によると、上位10ブランドはいずれも原価の50%以上を維持するという驚異的......
高市首相、石油備蓄45日分の単独放出を閣議決定 ガソリン価格は170円に抑制 高市早苗首相は11日、緊迫する国際エネルギー情勢に対応するため、来週にも国家備蓄石油を放出すると発表した。国際エネルギー機関(IEA)による協調放出の決定を待たず、日本独自に緊急介入措置を講じ、国家備蓄を動用することを強調した。ホルムズ海峡の航行リスク増大日本が迅速かつ断固とした決定を下した背景には、同国の脆弱なエネルギー供給構造がある。現在、日本の輸入原......
ホルムズ海峡が「世界で最も危険な海域」に 各国商船がAIS上で「中国船」装う動き 船舶追跡プラットフォーム「マリン・トラフィック(Marine Traffic)」のデータに基づいたAFP通信の最新の分析によると、ペルシャ湾に停泊、またはホルムズ海峡の通過を予定している各国商船が、自動識別装置(AIS)上の情報を書き換え、中国との関連性を強調する事態となっている。機雷や無人機が飛び交う危険海域において、「中国船」を名乗ることが事実上の「免罪......
7-ELEVENの人気商品がグッズに Happyくじ「セブン-イレブン」、3月13日発売 サニーサイドアップが展開する「Happyくじ」から、セブン-イレブンの人気商品をモチーフにした新シリーズ「セブン-イレブン」が、2026年3月13日(金)から全国のセブン-イレブン店舗で順次発売される。今回のくじは、店頭でおなじみの「からあげ棒」や「ちぎりパン」、「セブンプレミアム ゴールド」シリーズなどをイメージしたグッズがそろい、全9等級とLAST賞で構......
大谷翔平選手がアンバサダー就任 ファミマ「おむすびJAPAN」累計販売数420万個を突破 株式会社ファミリーマートは、2026年3月3日より全国およそ16,400店舗で展開している「新生、おむすびJAPAN。」キャンペーンにおいて、開始から1週間で累計販売数が420万個を突破したと発表した。昨年実施した「おむすび二刀流、解禁。」キャンペーンの初週実績である約300万個を大きく上回り、好調な滑り出しとなっている。今回のキャンペーンでは、おむすびアン......
WBC日本代表「お茶たてポーズ」Tシャツ発売 北山亘基考案のセレブレーションをデザイン ファナティクス・ジャパン合同会社は、2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™の開催に合わせ、日本代表選手たちが得点時などに披露している「お茶たてポーズ」をモチーフにしたオリジナルイラストTシャツの販売を、3月10日19時ごろから開始した。販売は、WORLD BASEBALL CLASSIC™オフィシャルストア(ファナティクス・ジャパン公式スト......
米NFLの巨大ビジネスの実像 NYT記者がFCCJで内幕語る ニューヨーク・タイムズのスポーツビジネス記者、ケン・ベルソンが日本外国特派員協会(FCCJ)で開かれた「Book Break」に登壇し、自著『Every Day Is Sunday』について語った。ベルソンは、ジェリー・ジョーンズやロバート・クラフトらNFLチームのオーナーと、コミッショナーのロジャー・グッデルが、いかにしてNFLを文化的にも経済的にも米国最......
中国軍機が台湾周辺で異例の減少 戦略学者が読む「4つの可能性」 過去10日間のうち9日間、台湾周辺で中国軍機の活動が確認されないという極めて異例の事態が続いており、外部から注目を集めている。これに対し、淡江大学国際事務・戦略研究所の黄介正(こう・かいせい)副教授は『風傳媒(ストーム・メディア)』の取材に対し、米国のトランプ大統領が4月頃に訪中し、中国の習近平国家主席と会談する予定であることを指摘。中国側が「台湾問題を武力......
2025年ノーベル賞受賞の北川進氏と坂口志文氏が会見 研究の実用化と日本の研究環境改善を訴え 2025年にノーベル化学賞を受賞した北川進・京都大学特別教授と、ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文・大阪大学特別栄誉教授が2026年3月3日、日本記者クラブで記者会見を開いた。北川氏は多孔性金属錯体(MOF)を活用した環境・エネルギー分野での応用について、坂口氏は制御性T細胞(Tレグ)を基盤とする新たながん免疫療法やアレルギー疾患治療の可能性について語......
米国の国際政治学者「米国はイラン戦争に勝てない」 中東での消耗に「中国は有利」と分析 国際関係論の巨頭として知られるシカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授はこのほど、米国・イスラエルによる対イラン戦争について見解を述べた。同氏は、米国がいかなる意味でもこの戦争に勝利することは不可能であり、イラン側は「生き残ること」ができれば勝利と見なせると指摘。米国がウクライナだけでなく中東にも足止めされ、武器弾薬を大量に消耗させている現状に対し、「中国は密......
断交後初、台湾行政院長がWBC観戦で訪日 日本は「個人旅行」、中国は強く反発 台湾の卓栄泰(たく・えいたい)行政院長(首相に相当)が東京ドームを訪れ、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場している台湾代表を応援した。現職の行政院長が試合観戦のために訪日するのは、1972年の台日断交以来初めて。象徴的な外交上の進展と見なされる一方で、中国当局は即座に強い抗議を表明した。これに対し、日本の木原稔内閣官房長官は、卓氏の訪日を「個......
永井豪氏、創作の原点とアニメへの思い語る ファンミーティングをYouTubeで期間限定配信 アニメ展示拠点「アニメ東京ステーション」(東京都豊島区)は、漫画家の永井豪氏を招いた公開収録イベント「永井豪先生を囲むファンミーティング」の模様を、2026年3月13日から4月12日までの期間限定で公式YouTubeチャンネルにて配信する。本イベントは、フランスの「アングレーム国際漫画祭」が本年中止となったことを受け、3月13日から池袋で開催される「東京アニ......
トランプ氏「戦争は非常に早く終わる」 原油一時119ドル、原油高と選挙圧力に市場注目 米国とイランによる軍事衝突の激化を受け、原油価格が高騰し株式市場が急落する中、ドナルド・トランプ米大統領は3月9日、突如として「米軍はイランの空軍および海軍に甚大な打撃を与えた。この衝突は、当初想定していた『4週間』よりも早く終結するだろう」と宣言した。しかし、ロイター通信は、トランプ氏がいまだ「勝利」の定義を明確にしておらず、戦争の終結が具体的に何を意味す......