5年後も価値が落ちにくい車はどれか リセール率ランキング、首位はトヨタ64.9%

2026-03-12 14:17
米CarEdgeの調査によると、5年後残価率トップ10のブランドはいずれも5割以上の価値を維持している。(資料写真/洪煜勛撮影)
米CarEdgeの調査によると、5年後残価率トップ10のブランドはいずれも5割以上の価値を維持している。(資料写真/洪煜勛撮影)

自動車の購入において、多くのオーナーを悩ませるのが「リセールバリュー(再売却価値)」だ。特に、将来的な乗り換えを前提とする消費者にとって、旧車の売却価格は新車購入費用を分担する重要な資金源となる。自動車消費者支援サイト『CarEdge』が発表した「新車登録から5年後の残価率ランキング」によると、上位10ブランドはいずれも原価の50%以上を維持するという驚異的な結果を記録した。

日本車が上位を独占 トップ5はすべて「メイド・イン・ジャパン」

今回のランキングで最も注目すべきは、上位5位までを日本車ブランドが独占した点だ。トヨタが64.9%という圧倒的な残価率で首位に立ち、その高級ブランドであるレクサスが61.7%で2位に続いた。

なぜ日本車はこれほどまでに値落ちしにくいのか。分析によると、その背景にはトヨタグループを中心とした圧倒的な「信頼性」と「販売台数」があるという。

  • 優れた耐久性: 故障のリスクが低く長持ちするため、中古車市場での需要が極めて高い。
  • 高い市場占有率: 流通量が多いため、中古車オーナーにとっても部品調達が容易であり、メンテナンス面の安心感がリセールを支えている。

続いてランクインしたスバル、ホンダ、マツダも、いずれも残価率は6割前後を維持している。

高級車ブランドに明暗 メルセデスとレクサスの差

​「高級車は値落ちが激しい」という通説があるが、ブランドによってそのパフォーマンスには明らかな差が出た。ホンダの高級ブランドであるアキュラ(53.2%)が10位に食い込んだほか、欧州勢ではメルセデス・ベンツが53.8%で9位にランクインした。また、独自のスタイルを持つMINIが59.5%で7位という好成績を収めた。

【5年後のリセールバリュー】ブランド別ランキング TOP10

1. トヨタ:64.9%

2. レクサス:61.7%

3. スバル:61.2%

4. ホンダ:60.5%

5. マツダ:59.7%

6.RAM:59.5%

7. MINI:59.5%

8. GMC:56.5%

9. メルセデス・ベンツ:53.8%

10. アキュラ:53.2%

ブランド選びが「最大のコスト削減」に直結

​一般的に、新車の5年後の平均価格は原価の約45%にまで下落するとされる。この大幅な価格低下は、所有期間中における最大の「隠れたコスト」だ。

しかし、今回のランキングに入ったブランドであれば、5年後でも原価の53%以上の価値が残る。首位のトヨタを選んだ場合、平均的な車種と比較して、乗り換え時に数万から数十万円もの資金を手元に多く残せる計算だ。将来の買い替えを視野に入れる消費者にとって、日本車メーカーが証明した「信頼性」と「占有率」は、資産を守るための決定的な判断材料となるだろう。

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