TikTok Shopを中心としたライブコマース支援事業を手掛ける株式会社CREOKは16日、東京都内で設立1周年を記念した発表会「CREOK 1st. ANNIVERSARY - 一周年記念発表会 -」を開催した。
発表会では、自社アカウントの運用実績を公開したほか、地方の販売力不足の解消を目指す全国フランチャイズ展開や、シヤチハタ株式会社などと連携したAI時代の信頼インフラ構築プロジェクトを発表。有力パートナー企業とのトークセッションも行われた。
CREOK、累計売上高約14億9800万円 TikTokライブ配信1万3000時間超の実績
基調プレゼンテーションに登壇した代表取締役CEOの桜井吉男氏は、自社の3アカウントで展開してきた過去1年間の運用実績を報告した。
累計配信時間は1万3000時間を超え、ゼロから獲得したフォロワー数は累計約17万人、最大同時視聴者数は1万3000人以上を記録した。
また、1回の配信における流通取引総額の最高額は800万円を超え、累計売上高は約14億9800万円に達した。
連携ブランド数も1000社を突破し、TikTok LIVEのクリエイターランキングで首位を獲得した実績も明らかにした。
桜井氏は、こうした実績を踏まえ、TikTok Shopにおけるライブ販売がビジネスとして成立することを検証する「実証」の段階は完了したと強調した。
「CREOK FRANCHISE」を全国展開 7ブロック・13拠点で加盟店募集へ
続いて、全国の地域企業が抱える「売りたい商品はあるが、ライブで売れる事業者がいない」という課題を解決するため、新たなフランチャイズ事業「CREOK FRANCHISE」を発表した。
同事業では、地域ごとにライブコマースの運用会社を立ち上げ、地方企業の販売活動を支援する。
加盟店には、公式認定や案件・商材、クリエイター育成、AI・データ基盤などを提供する。
さらに、90日以内に初回のライブ配信を実施し、開業後100日間は本部のスーパーバイザー(SV)が伴走して支援する仕組みを導入する。
第1期は全国7ブロック・13拠点での募集を想定。2028年に国内市場が1兆円規模に達すると予測されるライブコマース市場を見据え、東京への一極集中にとどまらない全国規模の事業基盤構築を目指す。
シヤチハタとAI時代の信頼インフラ構築へ 「音響透かし」でなりすまし防止
新たな取り組みとして、シヤチハタとの共同プロジェクトも発表された。
AIによって生成された偽物が増加する時代を背景に、偽物を見破るのではなく、本物の側に真正性を示す「証」を持たせるというアプローチを提唱した。
トークセッションでは、エヴィクサー株式会社が持つ、人間の耳には聞こえない「音響透かし」技術の活用について紹介された。
リアルタイム配信の音声データに、いわば「音のハンコ」を埋め込むことで、なりすましを防止する業界共通の仕組みを構築していく構想が示された。
トランスコスモスやオークファンなどが登壇 「ディスカバリーコマース」の未来を議論
発表会の第2部では、トランスコスモス株式会社、株式会社Offbeat、株式会社オークファンの幹部らが登壇し、トークセッションが行われた。
参加者らは、消費者が商品を検索して購入する従来の購買行動とは異なり、動画やライブ配信を通じて商品と出会い、購入につなげる「ディスカバリーコマース」の展望について意見を交わした。
また、今後の市場拡大に向けた各社の連携の重要性についても議論した。
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編集:梅木奈実













































