台湾南部・台南市で進められてきた市区鉄道地下化事業の第1段階が17日に開業し、列車の運行が地下に切り替わる。最終段階の線路切り替え工事に合わせ、台湾鉄路公司(台鉄)は一部列車の運転区間を短縮するほか、運休し、代行バスを運行する。
台南市政府交通局は、台南駅周辺でも交通規制を実施するため、この週末に列車や車を利用する人に対し、事前に運行情報を確認し、時間に余裕を持って移動するよう呼びかけている。
台南の鉄道地下化で何が変わる?
台南市区の鉄道地下化工事は長年にわたって進められてきた。第1段階で列車の運行が地下に切り替わることで、「府城」とも呼ばれる台南の交通と都市開発にとって、鉄道によって分断されてきた市街地を一体化する重要な一歩となり、台南の交通が新たな節目を迎える。
台南市交通局の王銘徳局長は、この計画は台南の鉄道サービスが新たな段階に入ることを意味し、市街地のボトルネックとなっている区間の交通状況も大幅に改善できると説明した。
王局長はまた、線路の切り替え作業に伴い、16日夜から17日早朝の始発まで列車の運行が大きく変更されるため、利用者に対し、出発前に台鉄の運行情報と代行バスの情報を必ず確認するよう呼びかけている。

永康―保安間の代行バス 運行時間と乗り場は
交通局によると、列車の運行変更に対応するため、代行バス2路線を運行する。時刻はいずれも現地時間。
1路線目は「永康駅―保安駅」線で、16日夜は双方向で運行し、永康、大橋、台南、保安の各駅に停車する。永康駅発の始発バスは22時30分、保安駅発は23時15分に出発する。
17日早朝は、台南駅発永康駅行きの片方向運行に切り替わり、始発は5時に出発する。
乗り場は、永康駅と保安駅が駅前のバス停、大橋駅が中華路753号前、台南駅が駅前広場となる。
沙崙―台南間の代行バス 直行便と各駅経由便を運行
2路線目は「沙崙駅―台南駅」線で、16日22時45分から片方向で運行する。沙崙駅と台南駅を結ぶ直行便と、途中の各駅を経由する便があり、利用者は目的地に応じて選ぶことができる。
各駅経由便は、沙崙、長栄大学、中洲、仁徳、保安、台南の各駅に停車する。
17日早朝は台南駅発沙崙駅行きに切り替わり、始発は5時となる。直行便のほか、台南、保安、沙崙、仁徳、中洲、長栄大学の各駅を経由する便が運行される。
乗り場は、沙崙駅と台南駅が駅前広場、長栄大学駅、中洲駅、仁徳駅が駅入口付近、保安駅が駅前のバス停となる。
台南駅周辺の交通規制はいつ? 車の利用者は二つの時間帯に注意
列車の運行変更や代行バスの運行に加え、台南駅前の北門路でも交通規制が実施される。
時間は16日22時30分から24時までと、17日5時から7時までの2回。
いずれも代行バスの運行時間と重なるため、台南駅周辺を車で通行する場合は、あらかじめ迂回ルートを確認するなど、時間に余裕を持った移動が必要だ。
交通局によると、代行バスの運行中は市政府と台鉄が職員を現地に派遣し、車両や利用者の流れを誘導する。利用者には早めに出発し、現場職員の案内に従ってスムーズな乗り継ぎに協力するよう呼びかけている。
16日深夜から17日早朝に列車を利用する場合は、出発前に、利用予定の列車が運転区間の短縮や運休の対象となっていないかを確認し、代行バスの路線、運行時間、乗り場もあわせて確認しておきたい。
台南の鉄道が地下へと移る大きな節目を迎える一方、切り替え時間帯に移動する利用者には、事前の情報確認が重要となる。
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編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾で大型インフラの開通・稼働相次ぐ 台北MRT延伸、桃園MRT緑線や台南鉄道地下化も | 関連記事をもっと読む )













































