日本の紅茶市場において「第3次紅茶ブーム」が注目を集める中、日本紅茶協会は「アイスティーの日」である6月10日、外苑前アイランドスタジオ(渋谷区神宮前)にてメディア説明会および試飲会を開催した。SNS映えやヌン活の浸透により日常的な飲用シーンが広がるなか、同協会は現代のライフスタイルに合わせた新たなアイスティーの楽しみ方を提案した。
唐揚げやラーメンなどに合わせる「食中茶」としての魅力や自宅でのアレンジレシピの実演に加え、今夏に都内で開催する無料体験イベントの詳細などを明らかにした。
「アイスティーの日」制定後初の公式イベントを開催
説明会の冒頭、アイスティーが1904年のセントルイス万国博覧会をきっかけにアメリカで普及した歴史や、米国で6月10日が「ナショナルアイスティーデイ」として親しまれている由来が紹介された。同協会はこれにちなみ、昨年同日を「アイスティーの日」として記念日登録しており、今回の説明会が制定後初の公式イベントとなる。

挨拶に立った日本紅茶協会の藤井洋会長(現副会長)は、1939年の前身となる紅茶協会の設立以来、紅茶の普及に取り組んできた経緯に触れ、1983年に設定した紅茶の日に続く新たな記念日となると述べた。また、抽出方法やアレンジ、食との組み合わせなど多彩な楽しみ方を知ってもらい、日本の夏を彩る風物詩として親しまれることを期待すると語った。
若年層や和紅茶需要が後押し、第3次紅茶ブームに注目
続いて登壇した竹田一也宣伝委員長(現宣伝副委員長)は、現在の日本の紅茶市場について、タピオカブームや若年層によるカフェ文化の定着、ホテルの「ヌン活」などを背景とした「第3次紅茶ブーム」の最中にあると言及した。

同氏が示した調査データによると、10代・20代の若年層ではコーヒーが53%、紅茶が38%と、若い世代を中心に紅茶が支持されている実態が示された。
また、米国の食品トレンドや、国内すべての都道府県で生産され流通量が15年前の11倍以上に急増している「和紅茶」の盛り上がりについても触れた。さらに、近年の夏の長期化により、水出し可能なアイスティーバッグ商品の需要が高まっている現状を報告した。

家庭で楽しむ淹れ方やアレンジ、食中茶としての魅力を紹介
イベント内では、同協会認定ティーインストラクターの一ノ瀬友香氏により、家庭でも実践できる美味しいアイスティーの淹れ方の実演が行われた。新鮮な汲みたての水を沸騰させた100度の熱湯を使用することや、氷で薄まることを見越して2倍の濃さで抽出する「オンザロックス方式」のポイント、冷やした際に白く濁る「クリームダウン現象」のメカニズムと対処法などを解説した。 (関連記事: 「第3次紅茶ブーム」で注目のアイスティー 唐揚げやラーメンに合う「食中茶」として提案 | 関連記事をもっと読む )

また、アイスティーとレモネードを1対1でブレンドした「アーノルド・パーマー」や、マンゴーソースと合わせた「アイスマンゴーティー」のアレンジレシピが披露され、来場した報道陣による試飲体験も行われた。













































