株式会社ヤッホーブルーイングは2026年7月23日、大阪府泉佐野市のりんくうタウンに、新施設「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」を開業し、現地でグランドオープンを記念したテープカットセレモニーおよび乾杯式を開催した。
式典には泉佐野市長の千代松大耕氏や公益財団法人大阪観光局理事長の溝畑宏氏ら関係者が参列し、千代松市長とヤッホーブルーイング代表取締役社長の井手直行氏によるテープカットが行われた。
クラフトビールを五感で楽しむ体験型ブルワリー
同施設は、単なるビールの製造拠点にとどまらず、「ビールでピースなサプライズ!」をコンセプトに掲げ、クラフトビールを通じた新しいエンターテインメントを提供する体感型ブルワリーである。施設名は「Beer(ビール)」と「Surprise(サプライズ)」を組み合わせて名付けられた。
鉄骨造2階建てで、敷地面積は8256.35平方メートル、延床面積は約2000平方メートルに及び、年間約900キロリットルの製造能力を備えている。座席数は屋内64席と屋外80席が設けられ、営業日は金曜・土曜・日曜の11時から18時までとなり、館内決済は現金不可の完全キャッシュレス対応となっている。
本事業は、泉佐野市が推進するクラウドファンディング型ふるさと納税制度「#ふるさと納税3.0」を活用して整備された。
同制度を活用した事業としては国内最大規模であり、2021年9月の基本合意書締結とクラウドファンディングによる約5億円の寄付金獲得を経て、2022年1月に事業化が決定、2025年1月の着工を経て本日の開業に至った。泉佐野市の千代松市長は式典にて、全国からの寄附が結実したことへの感慨を表し、周辺エリアの賑わい創出と新たなランドマークとしての発展に期待を寄せた。
無ろ過ビールや缶作り体験、地域連携企画も展開
施設内には、醸造エリアと直結し無ろ過のよなよなエールを自分自身で注いで楽しめる「KURADASHI TAP」や、最大14種類のクラフトビールを提供する「YORIDORI TAP」、オリジナルグッズや限定商品を扱う「4747SHOP」が設置されている。
また、オリジナルラベルをデコレーションして缶を閉じる「BEER LOG CAN」体験や、約500冊の書籍や展示を通じてビールの歴史や原材料を学べる「Brewing is Art & Science」コーナー、屋外の芝生エリアや撮影スポットなど、多角的に楽しめるコンテンツが揃う。
さらに、醸造工程をガイドとともに巡る「大人の醸造所見学ツアー」(1回12名、参加費3,630円)は、7月23日から8月30日までの全55回(計672名分)の初回予約枠が販売開始から1時間1分で完売する反響を見せた。
開業に合わせ、地域連携施策も本格始動する。隣接する「りんくうプレミアム・アウトレット」でのクーポン配布や、「OMO関西空港 by 星野リゾート」22階の「よなよなムーンウォーク」における「よなよなご近所ビアガーデン」の開催、ルクア大阪「キッチン&マーケット」での期間限定フェアなどが展開される。
また、泉佐野市りんくうエリアの16事業者とともに策定した「まちづくりビジョンマップ」に基づき、年内に開業予定の体験型ジェラート施設やカフェなどとも協力しながら、地域全体の活性化を目指す。なお、同施設で製造された大阪版限定デザインの「よなよなエール」は、順次館内で販売されるほか、10月より泉佐野市のふるさと納税返礼品としても申し込み受付が開始される予定である。
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編集:小田菜々香














































