長期滞在型ホテルの運営を手掛ける株式会社セクションLは10月19日、同社のホテル事業を統括する新たなブランドとして「Eave Hospitality(イーブ・ホスピタリティ)」を立ち上げたと発表した。
これまでの単一ブランドによる事業展開からマルチブランド体制へ移行し、将来的にはアジア太平洋(APAC)地域全体への事業拡大を見据え、次の成長段階へと進む。
今回の発表に合わせて、新ブランド「Monograph Hotels(モノグラフ・ホテルズ)」と「VOL.(ヴォル)」の2ブランドを同時に発表。既存の「Section L」を含む3ブランド体制へと事業を拡充する。
なお、「Eave Hospitality」は既存ブランド「Section L」の名称を変更するものではなく、同社のホテル事業全体の成長を支える共通基盤として位置付けられている。

Section L、東京14施設から熊本へ進出 2028年春に全66室の新ホテル開業
2020年に東京で誕生した「Section L」は、「Hotels Without Strangers(見知らぬ人がいないホテル)」をコンセプトに掲げ、都内の1号店から14施設へと事業を拡大してきた。
その実績は国際的にも評価され、2026年の「World Travel Awards」では、「Japan’s Leading Serviced Apartment Brand 2026」を受賞した。
同社は現在、Section Lブランドとして初めて東京以外の地域に進出するプロジェクト「Section L 熊本」を進めている。
2028年春頃の開業を予定する同ホテルは、全66室を備える。
東京建物株式会社と株式会社西日本新聞ビルディングが事業主となり、ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ株式会社(WBC)が賃借人、Eave Hospitalityが運営を担当する。
全客室にキッチンを完備するほか、宿泊客専用のフィットネスジムも設置。ビジネス目的の長期滞在や、旅行でのグループ利用など、幅広い宿泊需要に対応する計画だ。
新ブランド「Monograph Hotels」発表 香港の投資運用会社AB Capitalと提携
新たに展開する「Monograph Hotels(モノグラフ・ホテルズ)」は、「Stays Designed To Reconnect(再びつながるためにデザインされたステイ)」をコンセプトに掲げるプレミアム・コレクションホテルブランドだ。
画一的なホテルづくりではなく、それぞれの地域が持つ個性を反映した施設を展開していく。
同ブランドの最初のパートナーとして、香港の投資運用会社「AB Capital」との提携も開始した。 (関連記事: 浅草・蔵前に「暮らすように泊まる」ホテル 「Sumu Asakusa South」が10月10日開業 | 関連記事をもっと読む )
「VOL.」は2030年に東京・浅草と京都で開業へ 中島董商店グループと連携
もう一つの新ブランド「VOL.(ヴォル)」は、アッパーミドル層やライフスタイル志向の利用者を対象としたアパートメントホテルブランドだ。


















































