在留外国人向け「生活+医療」支援が進化 GTN、医療アクセスのワンストップ提供を開始
GTNが「GTN Assistants」の機能を拡張し、在留外国人の医療受診を相談から予約、通訳まで一貫して支援するワンストップ体制を構築した。(写真/株式会社グローバルトラストネットワークス提供)
株式会社グローバルトラストネットワークス(以下、GTN)は、運営する在留外国人向け安心プラットフォームアプリ「GTN Assistants」において、医療アクセス支援機能を大幅に拡張し、2026年3月11日より提供を開始した。今回の機能拡張では、メディフォン株式会社との提携により、従来の医療通訳に加え、受診前相談、病院探し、予約代行までをワンストップでサポートする体制を構築している。
在留外国人の約6人に1人が「病院で困った経験」
日本で暮らす外国人にとって、医療機関の受診は依然として高いハードルとなっている。出入国在留管理庁の調査によれば、外国人材を受け入れる機関に寄せられる相談のうち、23.0%が医療に関する内容であり、メンタルヘルスに関する相談も13.8%に上る。また、在留外国人の約6人に1人が過去1年間に病院で困った経験があると回答しており、生活支援の中でも特にニーズの高い領域であることが浮き彫りとなっている。
32言語に対応、病院探しから予約代行まで一貫サポート
「GTN Assistants」の新機能は、アプリから直接、受診前相談や病院探し、予約代行、医療通訳へ接続が可能だ。24時間365日、32言語に対応し、医療専門通訳者が適切な診療科の案内から、希望条件(現在地や言語など)に基づく病院検索、予約の代行、受診時の通訳までを一貫してサポートする。これにより、外国人本人だけでなく、受け入れ側の企業や学校の担当者にとっても、対応負担の軽減という大きなメリットがある。
日常の延長線上にある医療支援の重要性
GTNの事業責任者である佐藤彰氏は、東日本大震災での経験から、非常時にも機能する支援のためには、日常的な生活支援の延長線上に医療支援があることの重要性を強調している。新年度を迎え多くの外国人が来日する時期、GTNは外国人受け入れ現場を支える基盤として、今後も生活支援を軸としたサービス拡充を進めていく方針だ。
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