日本を代表する国際現代アートフェア「Tokyo Gendai」の第4回が、2026年9月11日から13日までの3日間、パシフィコ横浜展示ホールCおよびDで開催された。
一般会期に先立ち、9月10日には招待客向けのプレビューおよびヴェルニサージュが実施された。
同フェアでは、伝統的な技法を活かした作品から写真、デジタルメディアを用いた作品まで、国内外69のギャラリーが多角的な現代アートを展示・販売。世界各地のアーティスト、コレクター、キュレーター、アートファンが集う国際的なプラットフォームとして、盛況のうちに幕を閉じた。
「Tokyo Gendai」に国内外69ギャラリー 5つの主要セクターで現代アートを展示
出展ギャラリーは5つの主要セクターに分けて展開された。
代表作家を紹介する「Galleries」をはじめ、若手から中堅作家による「Hana」、著名作家や特定テーマをキュレーションした「Eda」に加え、今年は写真や版画など紙媒体に特化した「Miki」が新設された。
さらに、NFTや映像、AR・VR、ゲームなどのデジタルメディアに焦点を当てた「Tane」セクターも復活した。
大型LED映像や「Art Talks」も 現代アートを多角的に発信
会場内では、多彩な特別プログラムも実施された。
大型インスタレーションやパフォーマンスを展開した「Sato」では、フェア初となる大型LEDを用いた映像スクリーニングプログラムを上映。
「Ne」では、小田原文化財団江之浦測候所、日本現代美術商協会(CADAN)、清春芸術村(吉井財団)といった国内の芸術文化財団・団体が、それぞれの取り組みを紹介した。
また、トークプログラム「Art Talks」には、アーティストのローレン・クイン氏や草野絵美氏、建築家の青木淳氏、CFCL代表の高橋悠介氏らが登壇し、現代アートをめぐる議論を展開した。
「Hana Artist Award」で賞金100万円 ウマー・ラシッド氏の新作も公開
優れた作家を顕彰するアワードも注目を集めた。
「Hana」セクターの出展作家を対象とした「Hana Artist Award」では、選出作家に賞金100万円が授与された。
また、「AMA Artist Award」の2026年受賞者で、ロサンゼルスを拠点とするウマー・ラシッド氏による新作展示も公開された。
会期初日の午前には、ブルックリン美術館のキンバリー・ガント氏や東京都現代美術館の小高日香理氏が登壇する「キュレーター・シンポジウム」も開かれ、専門家同士の交流が図られた。
このほか、直島や江之浦測候所を巡るガイドツアーや、都内主要美術館の展覧会と連携したVIPプログラムも実施された。
SMBCグループが4年連続でプリンシパルパートナー ディオールなども参画
本フェアのプリンシパルパートナーは4年連続でSMBCグループが務め、プレミアムパートナーにディオール、シャンパーニュパートナーにペリエ ジュエ、ビューティーパートナーにポーラが参画した。
チケットは一般5,000円のほか、限定50枚のヴェルニサージュチケットが30,000円で販売され、各種優待チケットも用意された。
多くの来場者にとって、現代アートの最前線に触れる機会となった。
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編集:梅木奈実















































