トップ ニュース 【2026 WBC】台湾のエース古林睿煬、韓国戦で4回零封の快投 出血も厭わぬ力投と涙の訴え「勝った時だけ好きにならないで」
【2026 WBC】台湾のエース古林睿煬、韓国戦で4回零封の快投 出血も厭わぬ力投と涙の訴え「勝った時だけ好きにならないで」 古林睿煬が韓国戦で4回零封の力投を見せ、試合後には涙ながらに「勝敗に関わらずチームを応援してほしい」とファンへ熱く呼びかけた。(写真/丁勤紜撮影)
2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド、宿命の対決となった「台湾対韓国」の一戦が8日、東京ドームで行われた。先発マウンドに上がった台湾の若きエース、古林睿煬(グーリン・ルェヤン )が4回被安打わずか1という圧巻のピッチングを披露。延長10回の末に5-4で韓国を下し、準々決勝進出へ望みを繋いだ歴史的勝利の最大の立役者となった。
ユニホームに滲む血 指の負傷を越えた気迫の59球 古林睿煬 は立ち上がりから韓国打線を翻弄。59球を投げ、先発としての責務を十二分に果たした。試合中、中継映像には古林睿煬 のユニホームのズボンに血が滲む衝撃的なシーンが映し出されたが、本人は試合後、「指の皮が剥けてしまっただけ。投球に大きな影響はなかったが、後半は少し疲れが出て制球が乱れた」と冷静に振り返った。
「2回にはもう感動していた」東京ドームを埋めた大声援に涙 試合後のインタビューで、ドームを埋め尽くした台湾ファンの熱狂的な声援について問われると、それまでの冷静な表情は一変し、古林の目には涙が溢れた。
「2回の時点で、すでに感動していた。昨年一年間は海外でプレーしていたが、今日これほど多くのファンが駆けつけ、心を一つに応援してくれる姿を見て、子供の頃に憧れた代表戦の光景を思い出した」と、声を震わせながら感謝の言葉を綴った。
また、自身の好投についても「今日は空振りがそれほど取れなかったが、野手陣が素晴らしい守備で助けてくれた。早い段階で援護点をもらえたおかげで、マウンドで安心して腕を振ることができた」と、仲間に功績を譲る謙虚な姿勢を見せた。
切実な願い「勝った時だけ、僕たちを好きにならないで」 激闘を終え、主将の陳傑憲(チェン・ジェシェン)から「お疲れ様」と声をかけられ、ようやく安堵の笑顔を見せた古林睿煬 。しかし、最後にファンへ向けて放った言葉は、極めて切実なものだった。
古林は言葉を続けた。「最初の2試合(オーストラリア戦、日本戦)は結果が出ず、批判もあったかもしれない。でも、選手は全員、この日のために必死の努力を続けてきた。シーズン開幕前のこの時期に、これほど高強度の国際大会を戦い抜くのは想像以上に過酷だ。それでも今の僕たちは、本当に誇れる素晴らしいチーム。結果がどうあれ、ずっと僕たちの背中を押し続けてほしい」。
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