2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組の行方を左右する「台湾対韓国」が8日、東京ドームで行われた。試合は延長10回までもつれる接戦となったが、台湾代表が5-4で勝利。主将・陳傑憲(チェン・ジェシェン)がタイブレークの10回に決勝のホームを踏み、宿敵・韓国を下した。
台湾は張育成(ジャン・ユーチェン)、鄭宗哲(チェン・ゾンジェ)、スチュアート・フェアチャイルドの3本塁打で得点を重ね、最後は江坤宇(ジャン・クンユー)のスクイズで勝ち越し。守っては守護神・曾峻岳(ツェン・ジュンユェ)が締めくくり、歴史的な1勝を手にした。
古林睿煬が上々の立ち上がり、台湾も張育成の一発で先制
初回、台湾打線は韓国先発のリュ・ヒョンジンを前に三者凡退に抑えられた。一方、その裏にマウンドへ上がった台湾の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)は、キム・ドヨン、ジャマイ・ジョーンズ、イ・ジョンフを打ち取り、わずか12球で三者凡退。上々の立ち上がりを見せた。
試合が動いたのは2回表。台湾は4番・張育成がリュ・ヒョンジンの球を捉え、左翼席へ先制のソロ本塁打を放った。張にとってはWBC通算3本目のアーチとなり、台湾が1-0と先手を取った。
その裏、古林も落ち着いた投球を続け、韓国打線を三者凡退に抑えた。3回には2死から鄭宗哲、陳晨威(チェン・チェンウェイ)の連打とダブルスチールで好機を作ったものの、追加点はならなかった。

両軍譲らぬ投げ合い、韓国が5回に追いつく
4回から韓国は2番手としてグァク・ピンを投入。最速158キロの速球を軸に台湾打線を封じ込めた。一方の古林も4回まで韓国打線に的を絞らせず、イ・ジョンフとの再戦も打ち取るなど、安定感のある投球を続けた。
5回裏、古林はアン・ヒョンミンに四球、ムン・ボギョンに安打を許したところで降板。ここで台湾は左腕の林維恩(リン・ウェイエン)を投入した。林は併殺打に打ち取ったものの、その間に三塁走者が生還し、試合は1-1の同点となった。
鄭宗哲の一発で勝ち越しも、キム・ドヨンが逆転2ラン
6回表、台湾は1番・鄭宗哲が勝ち越しのソロ本塁打を放ち、2-1と再びリードを奪う。しかしその裏、韓国はキム・ヘソンの三振の後、キム・ドヨンが2ラン本塁打を放ち、3-2と逆転に成功した。

台湾は7回、呉念庭(ウー・ネンティン)の安打とギリギラウ・コンクアンの四球で好機を作ったが、林家正(リン・ジャージェン)が併殺打に倒れ、追いつくことはできなかった。
その裏、台湾は林凱威(リン・カイウェイ)を投入。韓国は代走シン・ミンジェを送り出したが、林家正が盗塁を阻止し、追加点を許さなかった。 (関連記事: 【2026 WBC】台湾、韓国に延長10回5-4で勝利 3本塁打とスクイズで劇的勝利、進出へ望みつなぐ | 関連記事をもっと読む )
フェアチャイルドの逆転2ラン、韓国も粘って再び同点
8回表、台湾は江坤宇の安打、鄭宗哲の犠打で2死二塁の好機を作ると、フェアチャイルドが右中間スタンドへ逆転2ラン本塁打を放ち、4-3と試合をひっくり返した。

















































