リーガロイヤルホテルグループを運営する株式会社ロイヤルホテルは、大阪市浪速区に新ブランドの第1号店となる「ANCHORED by RIHGA Osaka Namba(アンカード・バイ・リーガ 大阪なんば)」を2026年4月3日に開業すると発表した。
新ホテルは、大阪の主要観光地である難波エリアと新世界エリアの中間に位置する浪速区恵美須町に誕生する。客室数は全200室。ブランド名は、旅の拠点として船が錨を下ろす「アンカー」をコンセプトに掲げており、宿泊客が大阪の文化に深く浸ることができる「Playful Osaka」をテーマとした空間提供を目指す。
施設内では、大阪の伝統工芸と現代アートを融合させたデザインが取り入れられる予定だ。ロイヤルホテル側は、地域に根ざしたアートや文化を体験できる拠点とすることで、国内外の観光客に対し、宿泊以上の付加価値を提供したい考えである。
現代美術館を彷彿とさせる空間 BAKIBAK氏や木村英輝氏によるアート
ホテルの館内設計は、さながら現代美術館のような構成となっている。
巨大壁画の出迎え
エントランスロビーでは、大阪を拠点に活動する壁画絵師・BAKIBAK氏が10日間かけて描き上げた巨大な壁画が来客を迎える。葛飾北斎の晩年の名作「鳳凰図」から着想を得た本作には、訪れる人々に幸福をもたらす願いが込められている。
客室のアート装飾
全客室の壁面装飾は、京都や大阪で「ロックな壁画絵師」として知られる絵師・木村英輝氏が担当。リーガロイヤルホテルの象徴である「紅葉の絨毯」のモチーフと躍動感あふれる動植物を融合させ、各室に生命力に満ちた独自の雰囲気を与えている。
伝統工芸の粋 最上階には「堺の茶文化」を反映した特別室
最上階の15階には、計8室の限定的な「畳敷きの和室」が設けられる。
これらの客室は、大阪・堺市の伝統的な「茶の湯」文化をテーマに設計された。室内には、熟練の職人が手がけた錫器などの工芸品が備え付けられており、宿泊客は大阪が誇る高度な職人技術を直接手に取って体感することができる。
「祭り」を体現した食空間 朝食テーマは「カーニバル」
注目のレストランの店名については現時点で未公開だが、ホテル側によると、関西弁で「濃厚な」「本物の」といった意味を持つ言葉が採用される見通しだ。この名称には、大阪という土地の個性を深く追求し、本物の体験を提供するという強いこだわりが込められている。
朝食のコンセプトは「カーニバル」だ。会場内には全自動の綿菓子機が設置されるほか、大阪名物「たこ焼き」をその場で調理して提供する。宿泊客は、日本特有の賑やかな祭りの雰囲気を食事とともに楽しむことができる。 (関連記事: 【独自】大阪・夢洲「ポスト万博」の全貌判明 第2期開発へ事業者公募、リング活用含む最新「Ver.2.0」計画 | 関連記事をもっと読む )

伝統と現代の融合 今宮戎神社をモチーフにしたネオンアート
レストランの空間演出を担うのは、ネオンアーティストのChunko HARAWATA氏だ。内装デザインは、ホテル近隣に位置し「えべっさん」の愛称で親しまれる「今宮戎神社」から着想を得ている。商売繁盛の神様として知られる同神社の文化を、最新のLED技術やネオンアートを用いて再解釈することで、大阪らしい活気ある商業文化を視覚的に表現する。






















































