JR東日本は、東京都品川区のJR大井町駅に隣接する大規模複合施設「大井町トラックス(OIMACHI TRACKS)」を2026年3月28日にグランドオープンする。開業に先立ち、3月19日にはまちびらき前の内覧会が開催され、施設内部や駅直結の新改札「トラックス口」などが公開された。本施設は地上26階、地下3階建ての「オフィスタワー」と「ホテル・レジデンスタワー」の2棟から構成され、年間1,100万人の利用を見込んでいる。
アウトモール型の商業ゾーン「ショップ&レストラン」
低層階の1階から5階に広がる商業ゾーン「ショップ&レストラン」には、全81店舗が出店する。JR東日本グループ初となるアウトモール型のショッピングセンターとして開発され、屋外の賑わいと周辺商店街との連携を意識した開放的な空間が特徴だ。既存の「アトレ大井町」が地元住民の利便性を重視しているのに対し、本施設は名称に「アトレ」を冠さず、広域からの来街者もターゲットに据えて街と一体化した施設を目指す。

シネマコンプレックスと都内最大級のサウナ施設
エンターテインメントおよびリラクゼーション施設として、3階には全8スクリーンを備えた「TOHOシネマズ 大井町」が開業。都内の同館では初となるドルビーシネマやプレミアムシアターを導入する。4階には、サウナクリエイティブ集団「TTNE」がプロデュースする都市型プレミアム・ウェルネススパ「サウナメッツァ大井町トラックス」が誕生。男性向けの「トラムサウナ」や女性向けの「薬草サウナ」を提供するほか、山手線車両基地を望むトレインビューやコワーキングエリアも完備している。
フードコートや地元の名店など多彩な飲食エリア
飲食エリアも充実している。3階にはアトレ初となる約270席規模のフードコート「ウェルサイド テーブル」がオープンし、モバイルオーダーによる「待たない食体験」を提供する。1階には肉の直売所「ピチピチミートファーム」やハンバーグ店が出店し、購入した肉をその場で焼けるBBQスペースも併設される。また、大井町で長年支持されている溶岩焼肉の「銭場精肉店」や立ち飲み酒場「立呑み 8」といった地元の名店も多数出店するほか、スイーツ材料専門店「cotta」初のリアル店舗や、本格派ブーランジェリー「ラトリエ・デュ・パン」も登場する。
ライフスタイルと憩いの空間
ライフスタイル提案として、2階と3階にはビジネス書を中心に多彩な書籍や雑貨を揃える「TSUTAYA BOOKSTORE」と、半個室や会議室を備えた「SHARE LOUNGE」が展開される。2階にはスーパーマーケットの「ライフ」と自然派志向の「ビオラル」が並び、1階の芝生広場「トラックスパーク」に面した「スターバックス」では愛犬と過ごせる専用客席も用意されている。
施設内には、災害時の避難場所にもなる「トラックスパーク」のほか、待ち合わせや車両基地のビュースポットとして機能する「ステーションプラザ」や「クロスプラザ」といった広場が設けられている。
ホテルと歴史の継承
上層階に位置する「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」では、5階に鉄道旅をテーマにしたレストラン、地上100メートルの26階には車両基地や都心の夜景を眼下に望むルーフトップバーがオープンする。さらに、1階の交通広場の壁面には1915年に建設された旧大井工場のレンガ車庫から保存されたレンガが継承使用されており、歴史と新たな都市生活が交差する広域品川圏の新たな拠点として期待されている。
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編集:小田菜々香













































