日本国内で使われなくなったスポーツシューズやスニーカーを回収してアフリカの子どもたちへ寄贈し、現地でのスポーツ支援や子ども同士の交流を図る一般社団法人ドリームキッズ・アフリカ協会は9月10日、東京都渋谷区で「ドリームキッズ・アフリカ&スポーツ支援プロジェクト」の発表会を開催した。
当日はプロジェクトアンバサダーを務める青山学院大学陸上競技部長距離ブロックの原晋監督や、元サッカー日本代表キャプテンの柱谷哲二氏に加え、スペシャルゲストとしてお笑い芸人のあばれる君とモデル・俳優の高橋メアリージュンさんが登壇し、活動の意義やシューズ寄付への思いを語った。
原晋監督や柱谷哲二氏が賛同 スポーツを通じたアフリカ支援へ
発表会では冒頭、一般社団法人ドリームキッズ・アフリカ協会代表理事の中込正典氏が主催者として登壇し、1年で終わることなく長期にわたってアフリカを支援していきたいと覚悟を語った。続いてプロジェクトマネージャーの中込祥太郎氏が紹介映像を交えて事業概要や今後の予定を説明したほか、来賓としてケニア共和国特命全権大使のモイ・レモシラ閣下がスピーチを行った。
アンバサダーの原監督は、本プロジェクトを通じてケニア出身のアスリートがさらに世界を席巻し、長距離界を盛り上げるきっかけになるのではないかと期待を込め、世界という領域でお手伝いしていきたいと語った。
柱谷氏は、サッカーにおいて健康や怪我防止の観点からスパイクの着用が不可欠であり、子どもの頃のスパイクは大きなモチベーションになると指摘し、すべての子どもが平等にサッカーを楽しめる環境の大切さを訴えた。
あばれる君と高橋メアリージュンさんも靴を寄付
私物の靴を持参して登壇したあばれる君と高橋メアリージュンさんは、過去にアフリカを訪れた経験を披露した。あばれる君はマダガスカルの小学校で裸足でサッカーをする子どもを見た経験から活動の意義に共感を示し、子どもの靴のサイズアウトに関する悩みも交えつつ寄贈への喜びを話した。
高橋さんは、現地で医療環境が整わない地域もあることから怪我防止としての靴の重要性を強調するとともに、食材廃棄を減らす取り組みと同様にまだ使えるものを循環させる温かいマインドの素晴らしさに触れた。また、あばれる君は自身のお気に入りの靴、高橋さんは撮影で1度履いた防水の靴を寄付することを明かした。
ステージでは「シューズ回収BOX」への靴寄贈セレモニーも行われ、原監督は昨年の箱根駅伝で活躍した青学大OBの黒田朝日選手のサイン入りシューズを、あばれる君は自身の子どもが履いていた思い出の靴をそれぞれBOXへ納めた。
登壇者直筆のメッセージも披露された。発表会後には一般向けの回収イベントも開かれ、人気インフルエンサーのハルク君、竹脇まりなさん、猪鼻ちひろさん、志村美希さん、あいこさん、よしきさんらが参加し、会場には50足以上のシューズが寄せられた。
5年間で10万足以上を目標 アフリカ各国へ支援拡大
本プロジェクトは、ケニア、ギニア、セネガル、カメルーン、コンゴ民主共和国などを対象に、不要になった靴を届ける国際社会貢献活動である。
一般社団法人A-GOALやインスパイアアフリカ協会、Kids UP、青山学院、MPandC、足立区などが協力・連携し、手紙やメッセージ、映像を通じた交流や、マラソン・サッカー支援を展開する。活動目標として2026年度に年間1万足以上、5年間で累計10万足以上の寄贈を掲げている。
推進主体となる同協会は、モバイル通信事業や英語学童保育「Kids UP」などを展開する株式会社P-UP Worldが主体となって2026年7月に設立した。
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編集:小田菜々香

















































