台湾中央気象署は1日、高温情報を発表し、台北市、新北市、彰化県、南投県、雲林県、台南市、屏東県の7県市を「オレンジ」に指定した。一部地域では36度の高温が続く可能性があるとして注意を呼びかけている。
気象専門家で台湾中央大学大気科学系の呉徳栄(ご・とくえい)兼任副教授は、2日から4日にかけて水蒸気量が増え、北部山地や北東部では雨脚が強まる可能性があると指摘した。さらに、5日から6日にかけて北東季節風が強まる影響で、台湾北部では気温が大きく低下するとの見方を示している。
一方、マリアナ諸島付近の海上では1日午前2時、台風27号(チョーイワン)が発生した。日本の南東海上へ向かって北寄りに進むと予想されており、現時点では台湾への直接的な影響はない見込みだ。
台北など7県市に高温情報 局地的に36度が続く恐れ
台湾中央気象署は、台北市、新北市、彰化県、南投県、雲林県、台南市、屏東県にオレンジ色の高温情報を出し、正午前後は紫外線も強まるとして注意を促した。
呉氏は自身のコラム「洩天機教室」で、欧州の気象モデルに基づくシミュレーションを踏まえ、1日は各地で晴れ時々曇りとなり、朝晩は比較的涼しい天気が続くと説明した。
山地では午後に局地的なにわか雨の可能性がある一方、中南部では日中、引き続き暑く感じられるという。
週間天気 5日から北東季節風強まる、北部で気温大きく低下
呉氏は、向こう1週間の天候の変化について次のように分析している。
・2日~4日:
水蒸気量が徐々に増え、北部と東半部では局地的なにわか雨となる。北部山地や北東部では、まとまった雨に注意が必要となる。
・5日~6日:
北東季節風が本格的に強まり、台湾北部では気温が大きく低下する。5日は風上側の地域で雨となり、6日からは水蒸気量が次第に減少する。
・7日:
各地で天気が回復する。早朝は放射冷却の影響で気温が低くなり、昼夜の寒暖差が大きくなる。
5日から北東季節風強まる 北部の一部で最低18度も
台湾統合防災工学技術コンサルタント会社の賈新興(か・しんこう)ディレクターは、2日から弱い北東風が南下し始め、桃園以北や宜蘭では気温がわずかに下がるとともに、風上側で降水確率が高まると指摘した。
さらに、5日にはより強い北東季節風が南下する見込みで、台湾北部では気温の低下が一段と顕著になるという。
台北の日中の最高気温は、最近の33度前後から25~27度まで下がる見込み。夜間から早朝にかけては20度前後となり、北部の開けた地域では18度まで下がる可能性がある。
桃園以北、基隆北海岸、宜蘭、花蓮などでは雨が増える見通しで、特に宜蘭では局地的に雨脚が強まる可能性がある。
賈氏は、早朝や夜間の外出には薄手の上着を用意するよう呼びかけている。

台風27号、勢力強める予想 日本の南東海上へ北上か
台風の最新動向について、台湾中央気象署は、グアム北東の海上にあった熱帯低気圧が1日午前2時、台風27号(チョーイワン)に発達したと発表した。













































