台湾東部の花蓮は、太魯閣(タロコ)や七星潭といった著名な観光地だけでなく、市内の夜市や歴史的な集落、花東縦谷の自然景観にも多くの旅行者が訪れている。
台湾交通部観光署が発表した2026年1月から7月までの花蓮県内各観光スポットの訪問者数統計によると、上位3カ所は順に「東大門国際観光夜市」「寿豊豊田地区」「羅山レジャーエリア」となった。中でも東大門国際観光夜市は累計109万人を超え、ほかの観光地を大きく引き離した。
実際にGoogleマップの口コミを見ると、夜市の広さや豊富なグルメを評価し、花蓮を訪れた際には外せないスポットだとする声も多く寄せられている。
2026年1~7月 花蓮県の観光スポット訪問者数ランキングTOP10 順位 観光スポット 訪問者数 1 東大門国際観光夜市 1,092,306 2 寿豊豊田地区 470,069 3 羅山レジャーエリア 465,177 4 花蓮将軍府1936 425,649 5 玉富自転車道 387,558 6 花蓮糖廠および周辺地区 356,792 7 舞鶴台地 343,988 8 鯉魚潭風景区 336,442 9 太魯閣国家公園ビジターセンター 320,860 10 遠雄海洋公園 254,990
花蓮のおすすめ観光地3 羅山レジャーエリア 羅山レジャーエリアは花蓮県富里郷に位置し、羅山滝、泥火山、羅山大魚池、泥火山豆腐で知られている。観光客は到着後、まず羅山ビジターセンターで地図や観光情報を入手し、その後、時間に応じて周辺の観光スポットを巡ることができる。
羅山大魚池は、天然の断層と泥火山の泥が堆積して形成された池で、池畔には遊歩道やあずまや、曲橋が設けられている。羅山滝を遠くから眺められる場所でもある。
現地では、泥火山の鹵水を利用した豆腐作りも体験でき、自然景観を楽しみながら富里の農村生活について知ることができる。ただし、羅山滝の木製遊歩道は現在閉鎖されているため、訪問前に最新の案内を確認したい。
羅山レジャーエリアのGoogleマップの口コミを確認すると、2026年9月時点で星4.2、440件のレビューが寄せられている。
観光客からは、「ビジターセンターのスタッフがとても親切に案内してくれた。泥火山の景観、竹林の遊歩道、大魚池、羅山滝はどれも見応えがある。大魚池は一周すると見る角度によって異なる美しさがあり、訪れる価値がある」との声が寄せられている。
また、「可能性を感じる観光地。滝は想像していたほど大きく壮観ではないが、少しずつ変わってきている。富里農協の観光エリアと合わせて、のんびり散策するのに良い」、「塩味の豆花も涼麺もおいしい。食べ終わりそうになってから写真を撮り忘れていたことに気付いた」といった口コミもある。
さらに、「花東はやはり美しく、とてもきれい。天気さえ良ければ写真もとてもきれいに撮れる。ここは景色が美しいうえ、原住民族の料理も食べることができ、本当に良い場所だ。休憩所のスタッフの対応も良く、私が会ったスタッフは周辺のおいしい店や楽しめる場所を熱心に説明してくれたので、この場所にとても好感を持った」との評価も寄せられた。
「花東縦谷の花蓮県南端に位置する富里郷は景色が美しい。レジャーエリア内には個性的な飲食店『豆奏会』があり、おいしいさまざまな料理や、地元名物の泥漿豆腐を味わうことができる。ぜひ食べてみる価値がある」、「とても大きな池があり、売店や無料のお茶もあって、のんびりするのにぴったり」との口コミも見られる。
さらに、「川の水は冷たく、羅山滝にも気軽に行ける。駐車場はとても広く、アクセス道路も広いうえ、アスファルトの舗装状態も良い」、「ビジターセンターには五つ星レベルのトイレがある」、「遊歩道から羅山滝を見ることができ、とても美しい」、「施設が充実しており、とても清潔」、「周辺の景色が美しい」、「静かで落ち着いた環境」、「よく整備されている」といった評価もある。
「駐車しやすく、トイレも清潔。夏休みには縦谷のイベントが開催され、多くの部落グルメや体験に参加できる」、「ビジターセンター周辺の景色が美しい。羅山歩道からは滝を遠くから見ることしかできないが、泥火山のそばにある竹林も美しい」との声も寄せられている。
羅山レジャーエリアは花蓮県富里郷に位置し、羅山滝、泥火山、羅山大魚池、泥火山豆腐で知られている。(写真/花東縦谷国家風景区公式サイトより)
花蓮のおすすめ観光地2 寿豊豊田地区 寿豊豊田地区は、日本統治時代に設けられた官営移民村を前身とする。現在も集落内には、移民指導所、神社の参道、鳥居、石灯籠、狛犬などの歴史的遺構が残されている。
大型テーマパークとは異なり、豊田はゆっくりと歩きながら、あるいは自転車で集落文化に触れるのに適した場所だ。
かつて豊田神社があった場所には現在、碧蓮寺が建っている。もともとの神社建築は残っていないものの、参道や鳥居、石灯籠、狛犬などの遺構は保存され、異なる時代の宗教信仰や地域の歴史を伝えている。
観光客は花蓮県考古博物館二館、豊田文史館、周辺の集落などをつなぎ、人文・歴史をテーマに散策することもできる。
豊田移民村に関するGoogleマップの口コミを見ると、豊田神社は星4.2、269件のレビューが寄せられている。
旅行者からは、「とても日本らしい雰囲気がある」、「石灯籠が多い」、「人けの少ない場所で、日本の神社の遺構が一部残っている。石灯籠や鳥居がある」、「静かでのんびりとした雰囲気の良い場所」、「地元住民や高齢者が休憩したり話をしたりする場所で、イベントもよく開催されている」、「花蓮での災害救援を終え、日本統治時代の廟宇が残されている」といった声が寄せられている。
神社以外では、花蓮県考古博物館二館も旅行者が訪れるスポットの一つとなっている。
口コミでは、「とても良い展示で、地域の観光がより充実している」と評価されている。
また、「早朝、旧花蓮港庁豊田小学校の講堂と、花蓮県考古博物館二館(豊田村移民指導所事務室)を訪れた。長年修繕されておらず、外観だけが残っている日本風の建築群を目にした」との声もある。
さらに、「豊田村移民指導所事務室は現在、花蓮県考古博物館の二館となっており、展示されている考古資料はとても興味深く、展示室も明るく快適。今後、一館と二館が地域とともに豊田地区の観光と人文的な深みを高めていくことを期待したい。豊田には味わいのある古い家屋がとても多い。今後さらに三館、四館、五館と増え、博物館群となり、大渓木芸生態博物館群のようになれば素晴らしい」との意見もある。
このほか、「展示館は小ぢんまりとしており、かわいらしい映像や精巧な手作りの学習シートも用意されているので、ほかの観光地と合わせて立ち寄るのに適している」との口コミも見られる。
かつて豊田神社があった場所には現在、碧蓮寺が建っており、参道や鳥居、石灯籠、狛犬などの遺構が今も保存され、異なる時代の宗教信仰や地域の歴史を伝えている。(写真/花蓮県文化局より)
花蓮のおすすめ観光地1 東大門国際観光夜市 東大門国際観光夜市は花蓮市中心部に位置し、福町夜市、原住民一條街、各省一條街、自強夜市などのエリアで構成されている。
台湾の小吃、焼き物、原住民族料理、フルーツジュースなどの飲み物、夜市のゲームなどが集まり、花蓮を代表する夜の観光スポットとなっている。
エリアごとにそれぞれ特色があり、「原住民一條街」では石板焼き肉、イノシシ肉、アワ酒、山菜料理などを味わうことができる。「自強夜市」には地元で人気の行列店も多く集まっている。
夜市の敷地は広く、一部のエリアではストリートパフォーマンスや親子向けの遊び場もあり、花蓮市内観光の最後に立ち寄るスポットとしても適している。
東大門夜市のGoogleマップの口コミを見ると、星4.1、レビュー数は7万4,000件を超えている。
観光客からは、「通路が広くて歩きやすい」、「おいしいもの、飲み物、遊びが全部ここにある」、「花蓮に来たら東大門夜市には必ず行きたい。グルメの選択肢が多く、一度に花蓮の特色ある小吃を味わえる」、「特色があり、気持ちよく歩ける夜市」といった声が寄せられている。
また、「みんなにもっと花蓮を応援してほしい」、「食べ物が多く、スペースも広い。音楽もあり、手工芸品も販売されている」、「最高。おいしい食べ物や飲み物がたくさんあり、子どもが遊べる場所もある」との口コミもある。
「規模の大きな良い夜市。グルメが多彩で、原住民一條街も素晴らしい。人情味があり、場所も清潔」、「屋台が多く、いろいろ選べる。夜市も広く、駐車しやすい」、「おいしい食べ物や飲み物が多く、食べるものに困らない」といった評価も寄せられた。
さらに、「場所が広く、清潔で歩きやすい。いくつかの決まった場所ではパフォーマンスも行われている」、「屋台が多く、通路も広く、よく計画されている」、「かなり広いが、似たような店も少し多い。広場の中央で歌っている人がいて、とても良かった」といった声もある。
「屋台がとても多く、ジャンル分けもされている。中央の通路は広々として清潔で、人が多くてもベビーカーを押しながら人にぶつからないか常に気を配る必要がなく、ゆったりと歩くことができる。ただし、おいしい人気店の多くは並ぶ必要があり、トイレは比較的清潔」との口コミも寄せられている。
東大門国際観光夜市は花蓮市中心部に位置し、花蓮を代表する夜の観光スポットの一つとなっている。(写真/盧逸峰撮影)