日本の秋から年末年始に向けた海外旅行需要や、来年以降の旅行市場獲得を見据え、台湾観光庁と台湾観光協会は、旅行会社、宿泊施設、航空会社、地方自治体など約100人規模の観光代表団を編成し、9月24日から27日まで東京国際展示場で開催された日本最大級の旅行見本市「ツーリズムEXPOジャパン2026」に出展した。
今年の台湾館は、台湾観光の国際ブランド「Waves of Wonder」の波をイメージした曲線と、早朝から夜へと移り変わる色彩を組み合わせたデザインを採用し、朝から夜まで24時間楽しめる台湾の多彩な旅の魅力を発信した。
李逸洋駐日代表「観光は相互理解と信頼を深める重要な契機」
初日となる24日、台湾館メインエリアで開幕式が行われ、台北駐日経済文化代表処の李逸洋駐日代表が来賓を代表して出席した。
李代表は、台日間の活発な観光交流に触れ、2025年の両国間の観光交流人口が824万人を超えた実績を紹介した上で、「観光は単なる人の往来にとどまらず、文化や食、人との触れ合いを通じて相互理解と信頼を深める極めて重要な契機である」と強調した。
李代表はさらに、日本人にとって一生に一度は訪れるべき名所とされる九份や、若い世代に人気の十分での天燈上げ体験をはじめ、中南部や東部の豊かな自然、原住民族の文化、台湾茶、台湾グルメ、そして人々の温かさなど、台湾各地に点在する多様な魅力に言及した。
来場者に向けて「これまでにない新たな台湾の魅力を発見し、体感してほしい」と呼びかけ、今後の台日観光交流のさらなる発展に強い期待を表明した。
台湾観光庁、10月から「台湾再訪、福が倍増」キャンペーン
開幕式では主催者を代表し、台湾観光庁・台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長が登壇した。
王所長は、旅行者の需要変化を受け、台湾では「ディープな観光体験」と「テーマ型観光」を柱に、五感で楽しむ新たな過ごし方を提案していると説明した。
リピーター獲得に向けた施策として、10月より「台湾再訪、福が倍増」キャンペーンを始動し、訪台需要の創出を図ると発表した。
また、日本の旅行業界に対し、台湾館を契機とした旅行商品の企画・開発や連携強化を呼びかけた。

JATA、来年「世界遺産級台湾30選」のツアーコンテストを予定
あわせて、主催者側を代表して登壇した日本旅行業協会(JATA)の酒井淳副会長は、台湾を最も身近で大切なパートナーと位置付け、台中路線の新設など、日本各地からの地方路線の充実に触れた。
JATAとして野柳でのライトアッププレミアイベントや「最愛台湾紀行」キャンペーンを実施してきた実績を挙げ、来年は「世界遺産級台湾30選」のツアーコンテストを予定していると明かし、日本人の訪台需要喚起への期待を寄せた。
台湾館で観光クイズや文化DIY体験 日本市場で台湾旅行をPR
会期中、台湾館では「次の旅行先は台湾へ!」を合言葉に、台湾先住民族のパフォーマンス、航空券や宿泊券が当たる観光クイズ大会、スタンプラリー抽選会、トークショー、文化DIY体験など、多彩なプログラムを展開した。
多角的なPR活動を通じ、日本市場における台湾旅行の需要喚起を推進した。
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編集:梅木奈実


















































