株式会社ロッテホールディングスと野村不動産株式会社は、大阪市東淀川区の新大阪駅から徒歩3分の立地に、2028年3月の開業を予定するライブハウス「BEAT PARK OSAKA」を運営するための合弁会社「株式会社BEAT PARK OSAKA」を設立したと発表した。
拡大するライブ需要に応える中規模会場を創出するとともに、多目的に利用可能なマルチユース運用によって新大阪エリアの活性化を図る。
新たに設立された合弁会社「株式会社BEAT PARK OSAKA」は、2026年8月3日付で設立され、資本金は5,000万円で本社を東京都新宿区に置く。
株主にはロッテホールディングスと野村不動産が名を連ね、代表取締役社長にはエイベックス執行役員や関連合弁会社トップを歴任し、2023年からロッテホールディングスのエンターテインメント事業統括を務める宅間弘治氏が就任した。両社は施設の開発や保有にとどまらず、自ら資本と人材を投じて施設運営に直接携わる体制を構築する。
ロッテと野村不動産が培った知見を融合
本事業において、ロッテホールディングスは中核事業である菓子・アイス領域をはじめ、ホテル、ヘルスケア、日韓両国でのプロ野球球団運営や韓国の「ロッテコンサートホール」「シャルロッテシアター」運営を通じて培ったファンマーケティングおよびコンテンツ誘致の知見を提供する。
同社は「ライフスタイル・エンターテインメント」を成長戦略の柱に据え、各地に所有する不動産アセットの有効活用を進めている。
一方の野村不動産は不動産開発におけるハード・ソフト両面のノウハウを提供し、宅間社長の音楽業界での現場経験を融合させることで、アーティストの表現を引き出し、来場者の満足度を高める運営体制を確立する。同施設で蓄積した運営ノウハウを基に、将来的な複数拠点への展開も視野に入れている。

新大阪駅徒歩3分に年間30万人規模のライブ拠点
2026年2月に着工した本施設は、敷地面積1,727.24平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の地上4階建てで、竣工は2027年11月、予約開始は2027年初頭を予定している。収容人数はスタンディング時で約1,590人、着席時で約660人の中規模会場となる。
大阪府内で唯一の新幹線停車駅である新大阪駅から徒歩3分という交通利便性を備え、遠方からの日帰り来場や主催者の移動負担軽減を可能にする。
新大阪駅周辺地域は国の「都市再生緊急整備地域」に指定されており、リニア中央新幹線や北陸新幹線、阪急電鉄の乗り入れも見据えるなか、本施設は「乗り換えて通過する街」から「滞在する街」への転換を促す新たな文化・エンターテインメント拠点として機能する。
音楽以外にも対応するマルチユース型施設へ
施設コンセプトには「鼓動を分かち合い、想いを紡ぐ場所。」を掲げ、名称には鼓動(BEAT)のなかに食(EAT)、PARKのなかに方舟(ARK)の意味を込め、「聴く・食べる・語る・出会う・創る」が一体となった複合体験を提供する。













































