第39回東京国際映画祭(TIFF)併設のコンテンツマーケット「TIFFCOM 2026」を主催する公益財団法人ユニジャパンは3日、同マーケット内で実施されるカンファレンスの第1弾情報を発表した。
日本のコンテンツ制作をけん引するテレビ業界から、日本テレビ放送網、TBSホールディングス、一般社団法人放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)が登壇し、最新のグローバルIP戦略や海外展開の具体的事例を一挙に紹介する。
23回目を迎える「TIFFCOM 2026」は、10月28日から30日までの3日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される。映画やテレビ、アニメなどの多彩なコンテンツホルダーと、各国の有力バイヤーやプロデューサーが一堂に会し、企画・IPマーケットやピッチ、ネットワーキングを通じて国際共同製作や新規ビジネスの機会を創出する。
先月受付を開始したバイヤーなどの「ビジター登録」は、昨年同時期比で約120%と極めて速いペースで推移している。今年から従来のセミナーを「カンファレンス」へと呼称を改め、AIの活用やIP戦略、国際共同製作、マーケットトレンドなどをテーマに有識者が登壇する。
日テレ・TBSがグローバルIP戦略の最前線を紹介
日本テレビ主催のセッションでは、「日本テレビが挑むグローバル・コンテンツ企業への歩み」と題し、ドラマやバラエティの国際共同開発や配信、ファンダム形成の取り組みを解説する。CJ ENM Japanとの日韓共同制作ドラマ『メリーベリーラブ』や、AI映像技術「AiDi」の活用事例などを通じて、「グローバルIPスタジオ」戦略の現在地と展望を示す。
登壇者はコンテンツ戦略本部海外戦略局長の高谷和男氏、Gyokuro Studio代表の秋山健一郎氏、コンテンツ戦略本部コンテンツビジネス局スタジオセンター長の江成真二氏、CJ ENM Japan代表取締役の崔起容氏が務める。
TBSホールディングス主催のセッションでは、「TBSグローバル戦略の最前線」をテーマに掲げる。ハリウッド大手映画スタジオLegendary Entertainmentへの出資・協業をはじめ、韓国CJ ENMおよびU-NEXT HOLDINGSとの合弁会社StudioMonowaの設立、スケボー版SASUKE『KASSO』のマルチ展開を取り上げる。
さらに、『SASUKE/Ninja Warrior』の豪州やベトナムでの復活や、2028年ロサンゼルス五輪の新種目「オブスタクル」における国際近代五種連合(UIPM)との連携など、世界展開の現況を報告する。登壇者はTBSホールディングス執行役員グローバルビジネス統括でTHE SEVEN代表取締役社長の瀬戸口克陽氏、同社グローバルビジネス局長の渡辺信也氏で、TBSアナウンサーの日比麻音子氏が進行を担当する。
『逃走中』のVR展開など放送の枠を超えた新ビジネスを紹介
BEAJ主催の特別セッション「日本発IPフロンティア2026! ~放送の先へ~」では、メディアと国境を越えた新ビジネスモデルに迫る。
フジテレビによる人気バラエティIP『逃走中』のVR LBEビジネス展開、山陰中央テレビジョン放送による自局出資のIP展開『ドーパミンプロジェクト』、北海道テレビ放送の発足1年を迎えた「ローカルコンテンツバンク」の取り組みなどが紹介される。
登壇者にはフジテレビの青木僚平氏、山陰中央テレビの川中優氏、北海道テレビの阿久津友紀氏が名を連ね、BEAJ事務局長の一木郁夫氏が進行、BEAJエグゼクティブディレクターの原園明彦氏がモデレーターを務める。
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編集:小田菜々香


















































