株式会社Preferred Networksは、同社が提供するAI面接サービス「タレスカAI面接」を、沖縄セルラー電話株式会社の2028年卒夏インターンシップ選考に導入し、選考結果に基づく効果検証を完了したと発表した。
選考データを分析した結果、AI面接が書類だけでは見えにくい対話力を捉え、書類評価で上位に届かなかった学生が、後段の人による対話評価でも認められ、合格に至る実態が確認された。
ES評価下位3分の1から18人が合格 12人はGDでも中央値以上
今回の検証は、沖縄セルラーのインターン選考において、エントリーシート(ES)、AI面接、グループディスカッション(GD)の各段階で独立した評価が実施されたことを活かして行われた。
分析によると、ES評価が下位3分の1だった学生の中から18人が選考に合格し、そのうち12人はGD評価でも中央値以上を獲得した。
さらに、ES評価が下位3分の1でありながら、AI面接では上位3分の1の評価を得た11人のうち、9人がGD選考に進み、最終的に5人がインターンに合格した。
これにより、AI面接の評価が面接官による対話評価でも追認される形となり、書類選考では見落とされがちな対話力をAIが捉えていることが示唆された。
約3割が夜間・早朝に受検 時間や場所に縛られない選考環境
また、24時間、場所を問わず受検できる仕組みにより、選考機会の多様性創出にも寄与した。
受検した学生を対象にしたアンケートでは、約3割が午後6時から翌朝6時までの夜間から早朝にかけて受検していたことが判明した。
沖縄県外だけでなく県内の学生からも、移動コストや日程調整の負担が軽減され、公平性を感じるとの声が寄せられ、時間や地理的な制約を受けない受検環境が高く評価された。
沖縄セルラー「書類では上位に届かなかった学生を拾い上げた」
沖縄セルラー総合企画本部人事戦略部人材開発グループ新卒採用担当の金城樹人氏は、実際の受け答えを評価するAI面接が、書類評価よりもGDでの評価と一致し、書類では上位に届かなかった学生を拾い上げて選考合格まで進む例が生まれたと説明した。
また、離島や県外の学生にも公平な機会を届けられたことで、採用の幅が広がったと述べた。
Preferred Networks「人が見きれない部分を補う設計思想が機能」
Preferred Networksのビジネス開発マネージャーである井上拓哉氏は、書類では見えない力をAI面接が捉え、人による面接でも認められて合格に至ったことについて、人が見きれずにいた部分を補う設計思想が現場で機能し始めている証拠だとした。
その上で、今後も検証と改善を重ね、納得感のある選考を広げていきたいとコメントした。
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編集:梅木奈実












































