台湾交通部観光局の統計によると、2024年に台湾で最も訪問者が多かった国立公園が明らかになりました。その栄冠を手にしたのは「陽明公園」で、年間訪問者数は驚異の643万人超。これは太魯閣国家公園や玉山国家公園を大きく上回る数字です。
2024年台湾の人気国立公園トップ10
10.南湾レクリエーションエリア:24万6954人
9.亀山園区:36万1383人
8.梅山観光センター:54万1787人
7.塔塔加レクリエーションエリア:54万6253人
6.擎天崗:63万8403人
5.冷水坑:65万4976人
4.陽明山観光センター:68万2638人
3.台八線沿線景観区:132万8843人
2.寿山園区:185万6755人
1.陽明公園:643万6602人
陽明公園はGoogleレビューで4.4星の高評価を獲得しています。訪問者からは「地形が平坦で歩道が広く整備されており、散歩やリラックスに最適」「お年寄りにも優しく、ベビーカーや車椅子でも支障なく利用できる」「陽明山の花時計は有名で整備も行き届いている」「台北市民の裏庭として、季節によって変化する花や生物が活力に満ちている」などの声が寄せられています。
台北市の北側に位置する陽明公園は市内から約17km離れており、日本統治時代には「草山」と呼ばれていました。台湾光復後の1950年に王陽明先生を記念して「陽明山」と改名され、陽明山管理局が設立されました。
総面積約107ヘクタール、標高445メートルの陽明公園は大屯山群に囲まれ、四季を通じて梅、桜、桃、李、ツツジ、椿などさまざまな花が咲き誇ります。特に花時計は最も代表的なスポットで、訪れた際には記念撮影を忘れないようにしましょう。
陽明山エリアでは冷水坑も人気で、「冷擎歩道は歩きやすく標識も明確」「施設が充実しており駐車も便利」「風景が素晴らしく、森の道は長くないが美しい」「自然環境が清潔で快適」などの評価があります。
また隣接する擎天崗は「広大な草原と青空、緑の景色が美しい」「良い天気の日に子供を連れて牛を見るのに最適」「陽明山で最もアクセスしやすい景勝地」などと評されています。台北市民はもちろん、観光客や新婚カップルにも人気のスポットです。
情報源:《交通部観光局観光統計データベース》
編集:梅木奈実 (関連記事: 【南投旅行】日月潭が287万人を魅了!CNNが認めた絶景サイクリングロード、清境や九族文化村を上回る | 関連記事をもっと読む )
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