グルメバトル番組『夜市王』の決勝戦が18日、高雄夢時代前広場で開催され、3万人超の観客が詰めかける中、花蓮・東大門国際観光夜市が見事優勝し、100万元を獲得!売上高172万7,780元という驚異的な数字を叩き出し、台北・南機場夜市(108万4,004元)を大きく引き離しての圧勝となった。
MCのLulu(黄路梓茵)は「これぞ最高の春節プレゼント!夜市は私たち台湾の真のソフトパワーです」と興奮気味に語った。東大門夜市代表の黄家明氏は、感極まりながら「高雄市民の皆様の温かいご支援に心から感謝申し上げます」とコメント。準優勝の南機場夜市の林督欽管理委員長も、「これからも頑張ります。ぜひ台北の南機場夜市にもお越しください」と前を向いた発言で会場を沸かせた。
個人店舗の部では「蛤蜊波特熱炒燒烤啤酒BAR」が29万6,700元の売上を記録し、堂々の一位に輝いた。
勝利の方程式:東大門夜市の3つの成功戦略
SNS「Threads」では早速、「なぜ70万元もの差がついたのか?」という議論が白熱。現地グルメ通が分析した勝因は以下の3点だ:
1. 【商才溢れるセット販売戦略】強蛋餅(3種味わいセット)、白帯魚(マカジキ&干貝串セット)など、お得な組み合わせで客単価アップに成功。
2. 【圧倒的なスピード戦略】宜蘭香雞排、強蛋餅、竹筒飯、魚湯など人気店舗が驚異の回転率を実現。
3. 【レア感による心理戦略】「花蓮まで行くのは大変」という心理が功を奏し、この機会に食べたいという購買意欲を刺激。
「福町本舖レモンジュース」の4時間待ち
最も話題を集めたのは、東大門夜市理事長直営の「福町本舖レモンジュース」。4時間待ちの大行列にもかかわらず、終了時間後も100人以上が粘り強く並び続けるという異常事態に!6時間で13万2,200元という驚異的な売上を記録し、「台湾中のレモンを絞り尽くしたのでは」と冗談が飛び交うほどの人気ぶりだった。
「台湾一」の呼び声高い至極の一杯とは
SNSには絶賛の声が相次いだ:「レモンの皮の苦味ゼロ、絶妙な甘酸っぱさ。もっと買えば良かった…」「数え切れないほどレモンジュースを飲んできたけど、これが間違いなく第一位。飲みやすさと香りが別格」「マジで無敵」「飲んだ人が皆絶賛するのも納得」「口がくたびれた後に飲むと最高。これぞ究極の一杯」
編集:佐野華美
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