女優の大Sこと徐熙媛さんの訃報が伝えられ、妹の小Sこと徐熙娣さんが3日、マネージャーを通じて徐熙媛さんが日本旅行中にインフルエンザに感染して死去したことを確認した。妹の小S・徐熙娣さんはマネージャーを通じて「皆様のご心配に感謝申し上げます。春節期間中、家族全員で日本旅行に行った際、私の最愛の優しい姉の熙媛がインフルエンザから肺炎を併発し、不幸にも私たちの元を去りました」と述べた。
医師が重症化リスクを指摘
これについて蘇一峰医師は、一般的なインフルエンザは発熱・筋肉痛・呼吸器症状が主症状だが、肺炎を併発すると重症化する可能性があると説明。最近もインフルエンザ重症例を治療し、人工呼吸器を装着した後に無事に離脱できたケースがあったが、それらは高齢者だったと述べた。免疫力が正常で慢性疾患のない中年者がインフルエンザで重症化する確率は1パーセント程度だという。
匯流新聞の報道によると、蘇一峰医師は、若者だからといって重症化しないわけではないと強調。インフルエンザ罹患後に呼吸困難・傾眠・意識障害・心拍や血圧の不安定さなどの症状が出現した場合は重症化の前兆である可能性があり、早急な治療が必要だと警告した。若者だからという理由や、単なるインフルエンザだからという理由で軽視してはならず、過去には多くの若者が2・3日で両肺が白濁し、人工呼吸器やECMOによる生命維持が必要となり集中治療室で2・3週間の治療を要して生還したケースがあると述べた。
編集:佐野華美 (関連記事: 台湾全土の罷免団体が署名提出 曹興誠氏:与野党を超えた活動は台湾市民の意志の表れ | 関連記事をもっと読む )
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