国民民主・玉木代表が会見、臨時国会へ「政策本位」強調 2028年参院選で野党第一党目指す

国民民主党の玉木雄一郎代表は臨時国会を前に日本記者クラブで会見し、飲食料品の消費税減税への反対や選挙制度改革の必要性を訴えるとともに、2028年参院選での野党第一党奪取に向けた党勢拡大方針を表明した。(写真/日本記者クラブ提供)
国民民主党の玉木雄一郎代表は臨時国会を前に日本記者クラブで会見し、飲食料品の消費税減税への反対や選挙制度改革の必要性を訴えるとともに、2028年参院選での野党第一党奪取に向けた党勢拡大方針を表明した。(写真/日本記者クラブ提供)

国民民主党の玉木雄一郎代表は30日、日本記者クラブで記者会見を開き、今月6日の臨時党大会で代表3期目を迎えたことを受けて、今後の党運営や10月5日開会の臨時国会に臨む基本方針を表明した。

玉木代表はこの任期を「政権準備期間」と明確に位置づけ、2028年7月の参議院選挙で野党第一党を目指す方針を掲げた。国会において与党が衆議院で多数を占める一方、参議院では過半数を割り込んでいる現状を踏まえ、参議院で25議席を有する国民民主党として「対決より解決」を基本理念に据え、与野党を問わず政策本位で建設的な合意形成を主導していく姿勢を鮮明にした。

「政権準備期間」掲げ組織拡大へ 2028年参院選で野党第一党目指す

会見冒頭、玉木代表は2020年9月に衆参15名で立ち上げた同党が丸6年を迎えたことに言及した。現在では国会議員53名、地方自治体議員390名を擁するまでに拡大した歩みを振り返りつつ、結党時に立憲民主党へ合流しなかった理由を説明した。

原発ゼロや平和安全法制違憲論といった安全保障・エネルギー政策の基本方針において、政権を担う政党として現実的な路線を維持する必要があった点、また世界的に広がる他者攻撃や分断の政治スタイルを排し、対立から止揚(アウフヘーベン)し、合意形成を目指す政治スタイルを確立したかった点を挙げた。

今後は2027年春の統一地方選で地方議員を700人に倍増させる計画「ロード・トゥ・セブンハンドレッド」を推進し、全国で足腰の強い組織を構築して国政での影響力を高めていく意欲を示した。

外交安全保障に関しては、先日訪問したウクライナ情勢について詳細に報告した。超党派の日ウクライナ友好議連の一員としてポーランド経由の夜行列車でキーウに入り、滞在中に8回の空襲警報が鳴り響き、戦死した兵士の葬列を目の当たりにするなど、戦争の過酷さを直接体感したと述べた。

戦況については、時速500キロから600キロで飛行するジェットドローンがロシア軍の主流兵器となり、迎撃率が従来の9割以上から6割近くに低下している窮状を伝えた。その上で、防衛装備移転三原則などの制約がある日本としても、ドローン関連の技術協力や、ロシアと連携する北朝鮮に対抗するための実戦データの共有など、最前線との実効的な防衛協力が不可欠であると強調した。

また、高市政権の対露外交を批判し、択捉島へのプーチン大統領上陸に対する毅然とした措置の欠如や学生派遣の動きを挙げ、「中国に厳しくロシアに甘い外交はあり得ない」と述べ、力による現状変更を許さない日本の揺るぎない支援姿勢を明確に示すべきだと説いた。

食料品の消費税減税に反対 「インフレ調整」で手取り増を訴え

臨時国会の主要論点となる飲食料品の消費税減税については、「筋の悪い政策であり、やめた方がよい」と反対の姿勢を明言した。2年限定の減税のためにレジ改修費1100億円や給付事務費6000億円、農家・外食支援など莫大な関連支出が伴う制度の複雑さを指摘し、物価高対策としての実効性に疑問を呈した。

最新ニュース
JO1が全米デビュー出発式を開催 風傳媒の質問にグラミー制作者との秘話や北米・アジアツアーの違い明かす
台風27号(チョーイワン)日本の南東海上へ 台湾は36度の暑さから一転、5日から北東季節風で北部18度も
【舞台裏】台湾政府、米シンクタンクに少なくとも676万ドル ワシントン人脈を支える資金の行方
第39回東京国際映画祭の「黒澤明賞」に呉美保監督とモハマド・ラスロフ監督が決定
【図解】米中首脳会談、米側発表に台湾言及なし 台湾学者「短中期の武力侵攻可能性は低い」
在留手数料、10月から大幅値上げ 入管に駆け込み申請殺到、永住許可は1万円から20万円
台湾発寝具ブランド「SLEEPY TOFU」がPR事務局を開設、日本市場での情報発信と広報体制を強化
高市首相、外国人政策の厳格化を説明 永住許可手数料20万円へ、日本語能力も審査
ロイヤルHD・銚子丸・双日の米合弁会社、新ブランド「SUSHI BLISSBA」を10月1日カリフォルニアにオープン
中国の対応「少し変わった」 首相周辺は前向き、外務省は慎重 政府間対話は「没交渉」に近く
中国、岩屋前外相と連日高官会談 APECで習氏、高市首相との会談見送りの可能性も
キルフェボン、丹波栗や柿など秋の味覚を贅沢に使った秋メニュー第2弾を10月1日より全国発売
明治が北海道十勝ブランドのヨーグルト刷新 新乳酸菌採用でミルク感向上、キャラメル風味も登場
「BASEGATE横浜関内」で全50店舗が競う「飲みメシドラフト会議」が開幕 秋スイーツ企画やDJ祭も同時展開
中国は対日姿勢を軟化? 高市首相答弁「撤回」から「是正」へ、関係改善の条件は変わらず
米中首脳会談、貿易成果は「限定的」 元USTR高官、重要鉱物で中国の譲歩引き出せず
中国軍、ラオスに新たな支援・訓練拠点 ジブチ、カンボジアに続き海外展開を拡大
台湾旅行のリピーターに新特典 最大8000台湾元、新幹線「2人で1人無料」も 台湾観光署が日本でPR
よつ葉乳業がチーズやアイスなど主力商品を一新 秋季限定オレやのむヨーグルト投入でブランド強化へ
東京都立大など国際チーム、古細菌RNAの連結部に硫黄修飾を発見 天然存在を世界初証明、RNA医薬応用へ
台湾海峡の「転換点」は2028年か 元米NSC中国担当、対台武器売却の遅れに警鐘
米中首脳会談、「第2次大戦の同盟国」強調 台湾専門家「脱中華民国化が鮮明になる」と警戒
ロイヤルが「和洋折衷おせち2027」の予約販売を9月30日より開始 洋食を二段に拡充し限定2100個で展開
キル フェ ボン、2026年クリスマスケーキ全5種を公開 5年ぶりのラインナップ、新作2種も登場
MATCHA、2026年9月版サービスラインナップを発表 多言語メディア基盤と地域発信で地方誘客を後押し
キル フェ ボン、2026年クリスマス新作を実演公開 ショートケーキタルトに隠された「層構造」と職人技
三極委員会が軍事AIと戦略的安定性に関するスタディグループを発足
ネイマール、米Toppsと複数年の独占契約 直筆サインや試合着用ユニフォーム入りカードも展開へ
愛知・名古屋アジア大会「TEAM TPE HOUSE」がメディア公開 台湾グルメと文化でもてなし
スマホを置いて緑と休息を 東京都が「東京グリーンビズ・ラウンジ」を都内3か所で期間限定開設へ
花王「ハミングフレア アロマビーズ」新CM放映開始 石原さとみが提案する香りのレイヤリング
YOSHIKI初出演予定のNY大型音楽フェスが荒天で初の中止 非常事態宣言受け「本当に悔しい」と胸中吐露
EveがEchoesへの参画を発表、アニメ『薬屋のひとりごと』第3期ED曲「AIYOU」を10月2日よりリリース
米中、互いに「決定打」なし 貿易戦争の限界、専門家が説く「持続的な緊張緩和」
新横浜駅高架下に醸造所併設のシェア型フードホール「BREWERY BASE 新横浜」が開業
米中首脳会談「トランプ氏は実利、習近平氏は面子」 台湾専門家、対立緩和は「時間稼ぎ」と分析
【台湾最新世論調査】頼清徳総統の信頼度51.2%、2025年4月以来初の5割超 施政満足度も51.4%
台湾向けF-16V、66機の年内納入は困難 米側が補償措置に前向き、予備部品増など協議
愛知・名古屋アジア大会で「Taiwan」タオルなぜ制止?翌日は中華民国国旗「持ち込み禁止」掲示、運営対応に疑問
「渋谷阿波おどり2026」10月3日開催へ 本場徳島や関東三大連が集結、会場規模を拡大
妖怪ウォッチぷにぷにとホロライブのコラボイベントが10月1日より開催 白上フブキら秋衣装で登場
【舞台裏】台湾・基隆市長選が接戦に 頼清徳氏、蔡英文氏が童子瑋氏を支援、「藍白合」のモデル地区に揺らぎ
ツーリズムEXPOジャパン2026が閉幕 4日間の来場者数は18万3270人を記録
「えもじの子(仮)」初のポップアップが渋谷で開催中 完売続出、大阪・全国巡回も決定
ハーモニーランドで「#こすぷれハーモニー2026」12月開催 定員450名に拡大、営業終了後は貸切撮影も
再生医療EXPO大阪が9月30日開幕 細胞を壊さず見る技術など最新鋭の研究開発製品が集結
対台武器売却140億ドルを棚上げ 駐中大使「トランプ氏が習近平氏に武器購入を打診」、本人は否定 台湾で対米不信懸念
愛知・名古屋アジア大会で「Taiwan」タオル制止 台北市長「Taiwanをタブーにしてはならない」