キルフェボン株式会社は2026年9月29日、東京・銀座の「キル フェ ボン グランメゾン銀座」で開催した「Christmas Cake 2026」メディア向け試食会で、今年の新作として注目を集める「〜タルトエクラ〜 クリスマスのショートケーキタルト」の仕上げ工程を実演した。
実演は同社の商品開発グループマネージャーが担当。広報担当者の進行のもと、素材の並べ方からクリームの泡立て加減に至るまで、緻密に計算されたタルトの構造と職人のこだわりが披露された。
同商品は2026年10月1日午前10時から、全国12店舗および公式Webサイトで予約受付を開始する。

シャインマスカットを均一に配置 断面でクリスマスカラーを表現
実演では、あらかじめ仕込まれた特製タルトの土台に、素材が一つずつ手作業で重ねられていった。
土台は、外側のブリゼ生地(タルト生地)の中にアーモンドクリームを焼き込み、その上にバニラムースと薄いスポンジを重ねた構成となっている。
最初の仕上げ工程では、手作業で一粒ずつ丁寧にカットした大粒のシャインマスカットを、隙間なく敷き詰めていく。
加藤氏によると、カットした際に美しい層が現れるよう、一台の中で高さを均一にそろえ、まっすぐ並べることが重要だという。
クリスマスシーズンにシャインマスカットを贅沢に使用することは同社の強みの一つで、イチゴとのダブル主役とすることで華やかさを高め、断面に現れる赤と緑でクリスマスカラーを表現する狙いがある。

ホワイトチョコ風味のカスタードが「つなぎ役」に
続いて、シャインマスカットの上にホワイトチョコレート風味のカスタードクリームを隙間なく平らに塗り広げた。
加藤氏は、このカスタードクリームがタルト全体の味の調和を担う重要な「つなぎ役」になっていると説明する。
みずみずしいフルーツ、空気を含んだ軽やかなホイップクリーム、バニラムースは、それぞれ口の中で溶ける速度や食感が異なり、そのままでは一体感が生まれにくい。

そこで、適度な重みを持つカスタードクリームを間に挟むことで、すべての層が口の中で自然に溶け合い、心地よいまとまりを生み出しているという。
さらに、どこを切り分けても同じ味わいを楽しめるよう表面を平らに整えた後、薄いスポンジを重ね、外周2周分と中央部分にイチゴをたっぷりと敷き詰めた。表面には艶出しのジャムを丁寧に塗った。

ホイップクリームは「軽さ」と「高さ」のバランスを重視
クライマックスとなるホイップクリームの絞り工程では、艶やかさと適度な硬さを両立させる見極めが披露された。
イチゴの隙間を埋めるように、奥側から雪のような純白のクリームを絞っていくが、食べたときに重くなりすぎないよう、ふんわりとした軽さを保ちながらも高さを出しすぎない絶妙な力加減で仕上げられた。

さらに、タルトの周囲には白銀の雪景色を思わせる演出として、シルバーパウダーを配合した特製の銀粉糖を均一に振りかけた。
仕上げに大粒のイチゴと、あらかじめ金粉をまとわせたキル フェ ボン特製の雪の結晶型オーナメント(砂糖菓子)を飾り、華やかなタルトが完成した。 (関連記事: キル フェ ボン、2026年クリスマスケーキ全5種を公開 5年ぶりのラインナップ、新作2種も登場 | 関連記事をもっと読む )
なお、今回の試食会では夏秋の国産イチゴが使用されたが、クリスマス本番には旬を迎え、甘みと赤みの強いイチゴが使用される。

















































