9月18日から26日まで国立映画アーカイブで開催された「第48回ぴあフィルムフェスティバル2026」において、自主映画コンペティション「PFFアワード2026」の表彰式がコートヤード・マリオット銀座東武ホテル「桜の間」で行われ、各賞の受賞結果が発表された。
「PFFアワード2026」は、史上2番目に多い834本の応募作品の中から約4か月にわたる審査を経て23作品が入選し、映画祭期間中に国立映画アーカイブで各2回ずつスクリーン上映が行われた。
グランプリは清家天監督『隣に』 映画ファン賞との2冠達成
映画監督として最も期待したい作り手に贈られるグランプリ(副賞100万円)には、清家天監督(26歳/東京都出身)の『隣に』(上映時間33分)が選ばれた。『隣に』は一般審査員による「映画ファン賞(ぴあニスト賞)」も獲得し、2冠を達成した。
グランプリに迫る才能を感じさせる作り手に贈られる準グランプリ(副賞20万円)は、中島きり監督(17歳/石川県出身)の『The Perfect Body』(上映時間30分)が受賞した。
審査員特別賞(副賞10万円/五十音順)には、クワ監督(29歳/中国出身)の『そしてナイフを手にした』(上映時間12分)、初見弘貴監督(34歳/東京都出身)の『輪郭』(上映時間29分)、芝田日菜監督(25歳/千葉県出身)の『わからなくていいよ!』(上映時間57分)の3作品が選出された。
各部門賞も決定 17歳の若手監督も受賞
作品の優れたエンタテインメント性に対して贈られる「エンタテインメント賞(ホリプロ賞)」は溝手連監督(22歳/東京都出身)の『薄情なゲーム』(上映時間63分)、「Soaring Together賞(JAL賞)」は藤井智也監督(17歳/東京都出身)の『ペルソナと俺』(上映時間23分)が受賞した。
観客の人気投票による「観客賞」には、市川雄大監督(24歳/東京都出身)の『ジョージのハッピーロマンス』(上映時間53分)が選ばれた。
今回の審査員は、天野千尋(映画監督)、奥山大史(映画監督)、河津太郎(撮影監督)、福間美由紀(映画プロデューサー)、若葉竜也(俳優)の5名が務めた。
清家天監督「まだ信じられない」 受賞作は今後各地で上映へ
グランプリを受賞した清家天監督は、「映画学校に入って、そこからつながる友だちもできて。この映画をつくってみて、脚本も大変だったけど楽しかったし、カット割りも時間がないけど楽しかった。」と振り返った。
その上で、「意外だったのが、お客さんがこんなにも笑ってくれるんだということ。こんなにもたくさんの人に観てもらえるんだということの喜びがありました。まだ信じられないです」とコメントを寄せた。
受賞作品や入選作品は今後、池袋BOX in BOX THEATERでの受賞作上映(10月14日・15日)、第39回東京国際映画祭でのグランプリ作品特別上映(10月26日開幕)、特設サイトおよびU-NEXTでのオンライン配信(10月31日まで)、京都文化博物館での「京都ぴあフィルムフェスティバル2026」(11月5日~8日)などで順次展開される予定となっている。
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編集:小田菜々香

















































