28日16時27分ごろ、熊本県熊本地方でマグニチュード(M)7.1の地震が起きた。熊本県宇城市と氷川町では震度7を記録した。気象庁は有明・八代海に津波注意報を発表しており、予想される津波の高さは最大1メートルとしている。
熊本県内では、熊本市南区、八代市、宇土市、美里町、益城町などで震度6強を観測。上天草市、合志市、大津町、西原村、御船町、芦北町などでは震度6弱となった。
震度5強を記録したのは、熊本市の中央、東、西、北の各区をはじめ、水俣市、山鹿市、菊池市、天草市など。県外では長崎県南島原市、鹿児島県薩摩川内市、さつま町、長島町でも震度5強となった。
福岡県筑後地方、佐賀県南部、長崎県南西部、熊本県阿蘇・球磨地方、宮崎県北部、鹿児島県の一部では震度5弱を観測した。山口県西部、大分県、宮崎県南部、鹿児島市などは震度4となり、中国、四国、九州の広い地域でも震度3の揺れが確認された。
熊本県内3地点、津波がすでに到達した可能性
気象庁の発表では、熊本県の三角、八代港、熊本港では、すでに津波が押し寄せている可能性がある。
津波の到達予想時刻は、福岡県大牟田市三池、佐賀県太良町大浦野崎、熊本県天草市本渡港が午後5時、長崎県島原港が午後5時10分とされている。
満潮を迎える時刻は、本渡港が午後8時49分、三角と八代港が午後8時53分、熊本港が午後9時1分、大牟田市三池が午後9時4分、大浦野崎と島原港が午後9時9分。
長崎県西方と熊本県天草灘沿岸については、わずかな海面変動が起きる可能性があるとの予報が出されている。
建物の倒壊や斜面災害に注意
気象庁によると、震度7の地域では自力で立ち続けることが難しく、体を支えられずに飛ばされる場合もある。固定されていない家具の多くが移動または転倒し、窓ガラスや壁面の部材が壊れたり落下したりするおそれもある。
耐震性の低い木造住宅では、建物が傾いたり倒れたりする可能性が高まる。鉄筋コンクリート造の建物についても、耐震性能によっては柱や壁に大きな損傷が生じる場合がある。
地盤や斜面では、地割れやがけ崩れ、大規模な地滑り、山の一部の崩落が起きるおそれがあるため、崖など災害の危険がある場所から離れる必要がある。
日本国内で震度7が記録されたのは、2024年1月の能登半島地震以来。熊本県内では、2016年4月の熊本地震で2度観測されて以来となる。
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編集:梅木奈実


















































