2026年愛知・名古屋アジア競技大会が閉幕を迎えた。台湾代表団は今大会で、金メダル5個、銀メダル17個、銅メダル33個を獲得し、メダル総数ランキングで7位の好成績を収めた。
競技場で熱戦を繰り広げた台湾選手たちの活躍に加え、台湾オリンピック委員会(台湾五輪委)も、競技場の外で国際スポーツ交流におけるソフトパワーを発揮した。
代表団の団長を務める蔡家福・台湾五輪委主席は、積極的な国際交流の推進と、代表団の編成・ロジスティクス支援を全力で遂行することが、台湾五輪委にとって最も重要な使命だと強調した。
「TEAM TPE HOUSE」に約5000人 国際スポーツ交流の拠点に
今大会で大きな注目を集めた取り組みの一つが、名古屋市中心部に設置された拠点「TEAM TPE HOUSE」だ。
台湾五輪委とアジア・オリンピック評議会(OCA)、各国の国内オリンピック委員会(NOC)、国際競技連盟(IF)との交流拠点として機能し、大きな反響を呼んだ。
屋外にはスポーツやゲームを体験できるエリアや展示装飾が設けられ、屋内では米ワシントンのツイン・オークス(雙橡園)で初の女性料理長を務めた高于婷氏が腕を振るい、台湾の伝統や特色を生かした料理で各国の来賓をもてなした。
「TEAM TPE HOUSE」には大会期間中、延べ5000人近くが来訪した。
蔡主席は、台湾五輪委の最重要任務の一つは国際スポーツ交流であり、各国の五輪委と知見を共有し、互いに切磋琢磨することだと指摘。スポーツ部の手厚い支援を受けて展開された「TEAM TPE HOUSE」は、そのための最良のプラットフォームになったと述べた。
同施設には、国際オリンピック委員会(IOC)、OCA、愛知・名古屋アジア大会組織委員会、各国NOC、国際競技団体などから海外来賓約330人が訪れ、開幕レセプションにも150人以上の重要来賓が出席した。
また、競技を終えた各競技の台湾代表チームも同施設を訪れ、代表団にとって心温まる交流の場となった。
台湾五輪委、宿泊・交通など選手の後方支援を担当
台湾五輪委は国際交流にとどまらず、今大会ではスポーツ部、国家スポーツトレーニングセンター(国訓センター)、国家スポーツ科学センター(運科センター)と密接に連携し、役割分担のもとで選手団の行政業務や後方支援を担った。
質の高い宿泊や交通面でのサポートを提供することで、選手が煩雑な大会運営業務に煩わされることなく、練習や試合に必要な環境をいつでも確保できるよう体制を整えた。
蔡主席は「最高の後方支援とは、選手が何一つ後顧の憂いなく、競技に全力を尽くせる環境を整えることだ」と語った。
蔡家福主席が各会場を巡回 メダリストにその場で報奨金
今大会の競技会場は愛知県内各地に分散していたが、蔡主席は自ら各地の試合会場に足を運び、選手への激励を重ねた。
現地での競技最終日には、ゴルフ、女子ソフトボール、テコンドーなど複数の会場を巡回。各会場間の移動は片道90分を超える長距離だったが、選手に声援を送るとともに、メダルを獲得した選手には、その場で報奨金を入れた紅包(祝儀袋)を手渡した。
蔡主席は「最高の結果を目指すだけでなく、選手に安心感を与え、台湾五輪委が常にそばで応援し、支えていることを伝えたかった」と振り返った。
蔡主席と代表団の総領隊を務める廖裕輝氏は、メダル獲得選手に対する即時報奨金を特別に用意した。
蔡主席は「アジア大会では、いずれの国も非常に高い競争力を示している。台湾五輪委は今後も関係各所と力を合わせ、選手たちがハイレベルな舞台で全力を尽くし、最高のパフォーマンスに挑めるよう強固に支えていく」と力を込めた。
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編集:梅木奈実


















































