市販の日本酒の頂点を決める品評会「SAKE COMPETITION 2026」で、奈良県の今西酒造が「純米酒部門」と「純米吟醸部門」で第1位を獲得し、さらに特別賞の「TAKANAWA GATEWAY CITY グランドオープン記念 最優秀蔵元賞」を受賞した。
これを受け、同蔵の第14代蔵元・当主である今西将之代表取締役が、「日本酒の日」にあたる2026年10月1日に奈良県庁を訪れ、山下真知事に受賞を報告した。
「SAKE COMPETITION 2026」純米酒・純米吟醸の2部門で1位
「SAKE COMPETITION」は、消費者が銘柄に左右されず、本当においしい日本酒に出会えることを目的に、2012年から始まった市販酒限定の品評会。
審査は銘柄を完全に伏せたブラインド形式で行われ、清酒としての品格と飲用酒としての適性の2点を基準に評価される。
今年は総出品数1000点以上の中から、出品数294点、予選通過143点となった純米酒部門で「みむろ杉 ろまんシリーズ Dio Abita」が、出品数328点、予選通過165点となった純米吟醸部門で「みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦」が、それぞれ第1位に輝いた。
さらに、純米3部門の総合得点が高く、伝統を受け継ぎながら革新を重ねてきた蔵元に贈られる「最優秀蔵元賞」も受賞した。
「日本酒の日」に奈良県庁を訪問 受賞酒「みむろ杉」を贈呈
表敬訪問では、今西氏が山下知事に受賞の賞状を披露するとともに、受賞酒「みむろ杉」を贈呈した。
今西氏は支援への感謝を述べたうえで、「1位という結果は、技術力の向上や設備投資、組織づくりなど、地道な積み重ねの成果だと感じている。酒造り発祥の地である奈良・三輪で酒造りをしているからこそ、その風土や歴史を伝えたい。先人たちが築いた技術力を今の時代に再解釈し、国内はもちろん世界へ向けて奈良酒の魅力を発信し続けたい」と抱負を語った。
これに対し、山下知事は3部門受賞の功績をたたえ、「今西酒造の快挙を大変喜ばしく思う。さらなる飛躍を期待するとともに、奈良酒の歴史と体験を直接PRできる場の創出なども共に考え、奈良の酒を盛り上げていきたい」と応じた。
受賞記念でJR東日本とコラボ 「みむろ杉 Dio Abita」を提供
今回の受賞を記念し、JR東日本とのコラボレーションによるグルメイベント「秋の美酒美食ホッピング in 京浜東北線 東京湾岸エリア」も開催される。
純米酒部門で最優秀酒となった「みむろ杉 Dio Abita」を取り扱う同イベントは、2026年10月30日から11月18日まで、JR京浜東北線の大井町駅から高輪ゲートウェイ駅、竹芝駅にかけての広域品川圏エリアの飲食店舗で展開される。
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編集:梅木奈実













































