エイベックスが主催する国内最大級の野外音楽フェスティバル「a-nation 2026」が3日、東京・江東区青海のお台場a-nation特設会場で開幕した。
2002年のスタート以来、累計600万人以上を動員してきた同フェスは、今年で22回目。23年ぶりにお台場へ会場を移し、史上初となる秋開催という新たな試みに踏み出した。
僕が見たかった青空。(エイベックス提供) 後援をエイベックス、企画・制作をエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社が務め、初日はオープニングアクト、メインステージ、コミュニティエリア「a PARK」のPARKステージを合わせ、全22組のアーティストが出演。初秋の心地よい海風が吹き抜ける会場で、多彩なパフォーマンスを繰り広げた。
GPP。(エイベックス提供)
GPP、Pasmal、僕が見たかった青空らがオープニングを彩る 開演前のオープニングアクトでは、新進気鋭のグループが次々と登場し、会場の熱気を高めた。
平均年齢21歳で、徹底したトレーニングを経てデビューした8人組日本人ガールズグループ・GPPは、「ATE!」やメジャーデビュー曲「Bring it Back」などをスピード感あふれるダンスとともに披露した。
大塚愛がトータルプロデュースを手がける現役女子高生2人組ユニット・Pasmalは、センターステージへ移動しながら「スマイルん」や最新曲「骨骨」「BULL」をパフォーマンスし、立体的なステージで観客の視線を集めた。
乃木坂46公式ライバルとして知られる僕が見たかった青空は、9thシングル選抜の青空組7人編成で登場。「恋は倍速」や「空色の水しぶき」で会場に爽やかな風を吹き込んだ。
さらに、YG ENTERTAINMENT公式キャラクターのDJ KRUNKによるYG名曲メドレーが、本編への期待感を最高潮へと押し上げた。
Pasmal。(エイベックス提供)
WINNERが12年ぶり出演 KickFlip、騎士X、Girls²らも熱演 メインステージでは、国内外から集結した実力派アーティストが、それぞれの個性を生かしたステージを展開した。
12年ぶりのa-nation出演となった韓国のボーイズグループ・WINNERは、「LOVE ME LOVE ME」や代表曲「REALLY REALLY」「ISLAND」「EVERYDAY」など、歴代のヒット曲を惜しみなく披露し、客席を沸かせた。
JYP所属の7人組ボーイズグループ・KickFlipは、初出演ながら「응 그래 (Umm Great)」や「Like A Monster」などを届け、20代の情熱をまっすぐに表現した。
Girls²。(エイベックス提供) 続くLDH所属の7人組ガールズ・パフォーマンスグループ・Girls²は、前日に配信リリースされたばかりの新曲「EASY」を世界最速で初披露したほか、「BLOOM! BLOOM! BLOOM!」や、タオルを振る「ヒマワリ」で会場を大きく盛り上げた。
JYP発のグローバルボーイズグループ・NEXZは、「Hellmate」から、南米アレンジを取り入れた「Beat-Boxer」「Next Zeneration」まで、ダイナミックな構成で観客を圧倒。ソロアーティストのBe-rayも堂々たるステージを見せた。
EXOのメンバー、CHANYEOLはソロとして初出演を果たし、豊かな歌唱力と存在感で観客を魅了した。
CHANYEOL。(エイベックス提供)
ONE OR EIGHT、NCT WISH、すとぷり、超特急がお台場を熱狂の渦に 世界水準のダンススキルを誇るONE OR EIGHTは、研ぎ澄まされたコレオグラフィーで観客を引きつけた。
NCTの最新ユニット・NCT WISHは、フレッシュで完成度の高いパフォーマンスで大歓声を浴び、絶大な人気を誇る2.5次元アイドルグループ・すとぷりは、親しみやすい魅力と洗練されたエンターテインメント性で会場を包み込んだ。
さらに、新鋭グループのVIBY、息の合ったコンビネーションを見せるNCT JNJMが熱演を重ね、変幻自在のメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急は、持ち前の爆発的なエネルギーと高いエンターテインメント性で会場全体の一体感を極限まで高めた。
Be-ray。(エイベックス提供)
EXILEが13年ぶりa-nation出演 25周年最初のステージで12曲披露 初日の大トリとして登場したのは、先月27日にグループ結成25周年を迎えたばかりのEXILE。
a-nationへの出演は13年ぶりで、25周年の節目を迎えてから初のステージとなった。
冷たい秋風を切り裂くようにメンバーがステージに姿を現すと、オープニングナンバー「24karats GOLD LEGACY」から会場の熱気は一気に最高潮へ。
TAKAHIROが「a-nation、楽しんでいきましょう!」と客席に呼びかけ、ATSUSHIは「久々にお台場でのa-nationに出演させていただくことができて、とてもうれしい」と喜びを語った。
25周年を迎えた心境について、ATSUSHIは「いろいろなことがあったけど、気合いを1つに活動している」と、グループの結束の強さを明かした。
超特急。(エイベックス提供) ライブ後半では、「Choo Choo TRAIN」や「I Wish For You」といった広く知られる名曲を立て続けに披露し、会場全体を巻き込む一体感を作り上げた。
さらに、Zooの名曲をカバーした新曲「Gorgeous」も初披露。ATSUSHIは「これからのEXILEにとって大切な曲になると思います」と客席に語りかけた。
終盤には「Rising Sun」を熱唱するなど、この日の全出演者の中で最多となる計12曲を堂々と披露し、圧巻のステージで初日のフィナーレを締めくくった。
NCT JNJM。(エイベックス提供)
「光るウチワ」が初秋のお台場を光の海に a PARKでは穏やかな時間も 詰めかけた多くのファンは総立ちとなって声援を送り、来場者全員に配布された公式特典の「光るウチワ」をリズムに合わせて掲げ、初秋の夜空を幻想的な光の海へと変えた。
一方、隣接するコミュニティエリア「a PARK」では、芝生やベンチに腰を下ろし、ゆったりと飲食を楽しむ来場者の姿も見られた。
エリア内には翌4日の大トリを控える浜崎あゆみらの名曲が心地よく流れ、熱気あふれるライブの合間に穏やかなひとときを提供していた。
EXILE。(エイベックス提供)
Jメール、TOWERZ、AK建築設計も協賛 フェス空間を支える 会場内では、多様な企業による協賛展開も行われ、フェス空間をより豊かなものにしていた。
累計会員数1200万人を誇るマッチングサービス「Jメール」を運営する有限会社エムアイシー総合企画は、昨年に続いて協賛。a PARK内の特設ブースでは、来場者がアーティストや大切な人への思いを自由に書き込める大型パネルを設置した。
大阪のタワーマンション事業で実績を持つ「TOWERZ」(株式会社ES&Company)は、カルチャープロジェクトの理念を反映し、来場者が心地よく過ごせる環境づくりを支援した。
分譲マンションの大規模修繕コンサルティングを手がける「株式会社AK建築設計」も、「音楽が人の心を支えるように、建築は人の暮らしを支える」という思いのもと協賛。
音楽と街、暮らしの接点を生み出す空間として、初日公演を力強く支えた。