スカパーJSAT株式会社と株式会社T-PROの共催により、秋元康氏プロデュースのアイドルグループ「WHITE SCORPION」の「5th ONEMAN LIVE」が2026年9月11日、KT Zepp Yokohamaで開催された。
グループ史上最大規模のワンマンライブとなった本公演は、約1カ月前にチケットが全席完売を達成するなど、高い注目を集めた。
WHITE SCORPION、最新曲「7秒のレジスタンス」でZepp横浜公演開幕
公演はAOIによる「WHITE SCORPION 5th ONEMAN LIVE、盛り上がっていくぞー!」の煽りから「Overture」で幕を開け、真紅のLEDビジョンに浮かび上がる11人のシルエットとともに、最新曲「7秒のレジスタンス」で口火を切った。
続いて「Satisfaction graffiti」「非常手段」「眼差しSniper」「タラレバ」「Corner of my heart」「コヨーテが鳴いている」と力強いナンバーを畳み掛けた。
「愁情」の曲間インターバルでは、AOI、ACE、HANNAから家族や「スコピスト(ファンの総称)」、メンバーに対する感謝の手紙が、切ないバックミュージックに乗せて読み上げられた。
「NATSU FES 2026」で6組の特別ユニット曲が復活
中盤では、プロデューサーNATSU(P-NATSU)による「NATSU FES 2026」と題した一日限りの特別企画が展開され、「恋愛炊飯器」「蠍座のナビ子」「桃色Summer」「はんなり神輿ガール」「嘘のままでも」「A4がいちばん」といった架空アーティストによる6組のユニット曲が復活披露された。
後半戦は「なんて僕は無力なんだろう」「動く唇」「希望には羽がついてる」「Beach opening」「純愛トースター」「ポラリス(北極星)」「その世界線を生きている」と続き、本編ラストの「心が目を閉じる」まで駆け抜けた。
活動休止中のCOCOがサプライズでメッセージ メンバー涙
終盤のMCでALLYが活動休止中のCOCOについて「必ずまたCOCOを含めて、11人で皆さんと一緒に最高のライブを作ることができたらなと思っています。本日は本当にありがとうございました」と語った直後、サプライズとしてスピーカーから電話越しのCOCOの声が流れた。
COCOは「メンバーのみんな、そしてスコピストの皆さん。お久しぶりです。必ず“待っていてよかった”って思ってもらえるように、またみんなの前に帰れるように頑張ります。その時は、今日まで待ってくれた分まで、みんなにちゃんと“ありがとう”を伝えたいです。
その後、スコピストの「ホワスピ!」コールに応えて再登場したアンコールでは、10月16日に配信予定の9thデジタルシングルのカップリング曲「Commitment」を初披露し、センターを務めるHANNAの発表と新衣装がお披露目された。
さらにダブルアンコールとして「I do love you!」、ラストに再び「Beach opening」が披露され、全25曲、3時間弱に及ぶステージを完走した。
2027年1月の豊洲PIT公演へ 3000人動員目指し「ホワスピだるま開眼」
ライブ終了後には、2027年1月に豊洲PITで開催予定の「3rd Anniversary Live」でのチケット完売(3000人動員)を祈願する「ホワスピだるま開眼」が実施され、キャプテンのAOIがだるまの正面に、副キャプテンのALLYが裏面に隠れたキャラクター「ホワッピー」に目入れを行った。
その後の囲み取材において、メンバーは公演の手応えや今後の目標について詳細に語った。
AOIはチケット完売について「通過点であり、次は1月11日の豊洲PITの公演では3000人動員に向けて全員で頑張っていきたい。9枚目デジタルシングルも10月16日にリリースされるので、ここから更に加速してたくさんの方に知っていただけるように精一杯頑張る」と表明。
ALLYも「目入れをする貴重な機会をいただき感謝している。もっとパワーアップして地方や海外公演などたくさんのイベントで着実にファンを増やし、豊洲PITで満員の景色を見たい」と意気込みを述べた。
メンバーが語るZepp横浜公演の手応えと成長
公演の手応えについてNAVIは「前回のワンマンライブと違った個人の見せ方やパフォーマンスのクオリティ、アレンジの仕方などがあり、今回は全曲ほぼアレンジを加えているので成長した姿をお見せできた」と振り返った。
MOMOは「リハーサルの時から会場の大きさを実感し、2階の一番後ろから客席を見てスコピストが増えていることを本当に嬉しく思った。リリース期間や企画を共に乗り越えてファン層の広がりを感じた。
次は1月11日の豊洲PIT公演を控え、9thデジタルシングルも含めて全力で頑張りたい」と語った。
CHOCOは夏の一番の思い出として熱海での夏合宿2026を挙げ、「客席のファンが踊っている映像演出など、夏に取り組んできたイベントが全部つながって一つの形になり、成果が出ていると感じた」と手応えを明かした。
海外公演や豊洲PITへ意欲 NATSUは「滝行」に挑戦希望
今後の挑戦として、NATSUは「グループとしてヒット祈願に『滝行』に行きたい」と語った。
ACEは「池袋3000人規模への挑戦やZepp Yokohama完売を経て、来年1月11日の豊洲PIT公演に向けて頑張りたい。海外公演など様々な機会がある今年を勝負の年と位置づけ、1つ1つの出会いを大切にしたい」と語った。
HANNAとALLYの特別ユニット「HANNNALLY」も登場
特別ユニットについて、最年長と最年少の関西出身コンビ「HANNNALLY」を組んだHANNAは「オーディションの頃から東京との行き来でずっと一緒にいた二人で組めて嬉しかった。名前をかけたユニットで個性を出せて良い機会だった」と振り返った。
ALLYも「珍しい楽曲を含め、ファンから期待のリアクションをもらえて良かった」と応じた。
また、曲中にラーメンを食べる公約についてALLYは「1杯食べ切る予定が難しくメンバーの手も借りたが達成できず、いつかリベンジしたい。温かく笑ってくれたファンに感謝したい」と明かした。
COCO復帰を待つメンバーとファン 黄色いブレスレットに思い込める
休養中のCOCOに関して、AOIは「不在の間も手作りのブレスレットをつけ、11人の気持ちで活動してきた。今は10人での限界値まで頑張っているが、COCOちゃんが戻ることでさらに限界突破できると信じている。安心して帰れる居場所を作り続けたい」と語った。
NATSUは「活動休止が決まってから全員で作った黄色いブレスレットを常に身につけ、COCOの想いも背負って円陣を組んでいる」と明かし、MOMOは「ファンの方々も自作してライブ中に同じ黄色いブレスレットをつけて復帰を待ってくれている」と感謝の言葉を寄せた。