台湾メディア『風傳媒(ストームメディア)』は、商船三井クルーズが運航する「MITSUI OCEAN FUJI(以下、三井オーシャンフジ)」の船内メインダイニング「ザ・レストラン富士」にて、中山勝利総料理長に対する単独インタビューを行った。
インタビューでは、船内レストランの運営体制から、季節や寄港地に合わせたメニュー展開、台湾人乗客をはじめとする多様な食のニーズへの対応、そして総料理長が提案する「理想的な1日の食のルート」まで、話を聞いた。

気分に合わせて選べる船内レストラン コース料理とビュッフェの魅力
メインダイニング「ザ・レストラン富士」とビュッフェダイニングの「テラスレストラン八葉」で導入されているフリーシーティング(自由席)については、朝食と昼食の利用率はほぼ半々の傾向にあるとのこと。
夕食に関してはビュッフェの利用者が少なくなる傾向にあるが、ザ・レストラン富士でコース料理を楽しんだ後に、デザートやフルーツを追加で食べたいとビュッフェに足を運ぶ乗客もいるという。
ビュッフェにも毎日さまざまなテーマを設けており、少しずつ色々な種類を食べたい時はビュッフェ、落ち着いて食事をしたい時はザ・レストラン富士というように、乗客がその日の好みで自由に選択し、両方を楽しめる環境を提供している。

季節や寄港地に合わせたメニューづくり 韓国料理や沖縄料理も提供
メニューの考案においては、年間約3回の季節に合わせた変更を行っている。
寄港地に合わせた取り組みとして、韓国に入港する日のランチタイムにはビュッフェに韓国料理のコーナーを設けたり、沖縄発着のクルーズでは沖縄料理を提供したりするなど、工夫を凝らしている。
メインダイニングのザ・レストラン富士は和食、洋食を日替わりで提供し、テラスレストラン八葉のビュッフェは日替わりのテーマ性を持たせて変化をつけているのが特徴だ。
台湾人乗客の多様な食習慣にも対応 ベジタリアン向け料理も充実
日本の船である強みを生かした和食はもちろん、フレンチやイタリアンなどを交えた洋食も提供している。
特に台湾人乗客は日本人に比べてベジタリアンが多く、中には卵や乳製品のみを摂る方や肉類では鶏肉のみお召し上がりの方など様々であるため、船内ではベジタリアン向け料理の提供もしている。
また、短いクルーズでは多様な食事が楽しまれるが、長いクルーズになると和食を楽しまれる方が増えてくるなど、日本人のお客様の利用が多いクルーズならではの傾向もあるという。
総料理長が提案する「理想の船上グルメ」 朝食から夜食まで楽しむ一日
初めて乗船する人への「理想的で贅沢な1日の食のルート」として、中山総料理長は終日航海日を想定したプランを提案してくれた。朝はルームサービスを利用し、ゆっくりと朝食をとる。 (関連記事: 【船内レポート】全室スイートの豪華客船「三井オーシャンフジ」 美食・スパ・充実のサービスを紹介 | 関連記事をもっと読む )
その後、MITSUI OCEANスクエアでコーヒーや軽食を楽しみ、昼食は航海中のみランチの営業をするザ・レストラン富士で品数を調整できるセットメニューを味わい、気になるものがあればビュッフェを覗く。













































