東京建物株式会社は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞において、同社が展開する賃貸マンション「Brillia ist(ブリリア イスト)」シリーズの2物件、「Brillia ist 洗足池の杜」および「Brillia ist 墨田曳舟」が「中~大規模集合住宅」カテゴリーで受賞したと発表した。
東京建物初の木造賃貸マンション、環境性能が評価
受賞物件の一つである「Brillia ist 洗足池の杜」(東京都大田区)は、脱炭素社会および循環型社会への貢献を目的として三井ホーム株式会社と共同開発された、東京建物として初となる木造賃貸マンションである。
地上5階建て、総戸数42戸の規模を有し、構造・規模は木造枠組壁工法および一部鉄筋コンクリート造を採用した。敷地面積は1,117.94平方メートル、延床面積は2,073.74平方メートルで、2026年3月に竣工した。
同物件は主要構造部や共用部、一部住戸の内装仕上げ材に木材を積極的に導入しており、使用木材量は全体で503.02立方メートルにのぼる。同規模の鉄筋コンクリート造と比較してアップフロントカーボンを309トン削減したほか、スギ約1,769本分に相当する538トンの炭素を固定した。
令和6年度優良木造建築物等整備推進事業に採択されているほか、住棟でZEH-M Oriented基準を満たすBELS認証を取得し、屋根上には共用部電力を賄う太陽光パネルを設置している。
審査では、適切な規模設定とオーソドックスな平面計画による無理のない木造化の実現や、心地よい住空間の創出、他プロジェクトへ展開可能な汎用性の高さが高く評価された。
2人世帯の暮らしに着目した「Brillia ist 墨田曳舟」
もう一方の受賞物件「Brillia ist 墨田曳舟」(東京都墨田区)は、東武スカイツリーライン曳舟駅徒歩4分、京成押上線京成曳舟駅徒歩7分に位置する、地上12階建て、総戸数43戸の鉄筋コンクリート造マンションである。敷地面積は448.46平方メートル、延床面積は2,518.25平方メートルで、2025年7月に竣工した。
同物件は、都市部で増加傾向にありながら供給が限られていた2人世帯の居住ニーズに焦点を当て、貸主と住まい手の共創によって開発された。
逆梁とアウトフレームによる凹凸を格子状のダブルスキンで整えた外観デザインや、東京チェンソーズとの協業により多摩産材を活用した共用空間の設置、限られた面積の中で水回りの利便性を追求した設計などが審査において評価を集めた。
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(関連記事: 東京建物、東京駅直結に「Brillia Gallery TOKYO」開設 実寸大の間取りをLEDで体感 | 関連記事をもっと読む )編集:小田菜々香













































