「2026 HCCG x TTI 新竹市観光発展フォーラム」が19日、台湾・新竹市のFLEURLIS(芙洛麗大飯店)で開催された。
フォーラムは「新竹に風が吹き、世界とつながる」をテーマに、新竹市政府と財団法人台湾観光研訓院(TTI)が共同で主催。国内外の観光産業、国際ビジネス、シティプロモーション分野の専門家が参加した。
新竹市の高虹安市長と台湾観光研訓院の楊勝評院長も出席し、それぞれ市政運営と産業発展の観点から、新竹市が持つハイテク産業の強みを生かしながら、地域の観光資源をどう結びつけていくかについて意見を交わした。新竹を「テクノロジーの拠点」から「国際的な観光拠点」へと発展させ、都市観光の新たな可能性を切り開くことを目指す。
宿泊施設の客室稼働率は台湾2位 観光の成長続く
高氏は、新竹市は台湾のハイテク産業を支える重要な拠点である一方、豊かな歴史文化や自然景観、特色あるグルメにも恵まれ、多様な観光を発展させる潜在力を持つと説明した。
市政府は近年、観光振興への投資を拡大しており、関連予算は2023年の2600万台湾元余りから、2027年には2億台湾元余りへと大幅に増える見通しだ。
こうした政策の下、2025年の延べ観光客数は1847万人を超え、前年比約15%増となった。新竹公園には386万人、新竹漁港には225万人が訪れた。
さらに、新竹市の宿泊施設の客室稼働率は67.03%に達し、台北市に次いで台湾全体で2位となるなど、観光分野での成長が続いている。

高氏は今後、市政府として単に「観光客数を増やす」ことから一歩進み、旅行者の「滞在時間、消費額、再訪率」を高める方向へ政策の軸足を移し、観光による経済効果を地域産業の発展につなげたいとの考えを示した。
今回のフォーラムでも、観光の専門的な観点から、都市ブランドの構築、観光サービスの向上、業界人材の育成などについて議論が交わされた。
台湾観光研訓院の楊氏は、世界の観光市場で、地域に深く触れる旅行体験や持続可能な観光、デジタルトランスフォーメーション(DX)への関心が高まる中、観光サービスの連携や異業種との協力を通じて都市の競争力をどう高めるかが重要な課題になっていると指摘した。
高氏はまた、新竹市には充実したハイテク産業の集積があり、AIを活用したスマートツーリズムを推進する上でも強みがあると説明した。
市政府は現在、「食、宿泊、観光、買い物、交通」に関する情報を一体的に提供し、多言語対応やリアルタイム化、旅行者一人ひとりに合わせた観光サービスの実現を進めている。
海外から訪れる個人旅行者がよりスムーズに市内を巡れるようにするとともに、新竹科学園区(竹科)を訪れる多くのビジネス客を、単なる「出張者」から「地域をじっくり楽しむ旅行者」へとつなげたい考えだ。 (関連記事: 「台湾のシリコンバレー」新竹市と宮崎市が友好交流協定 半導体・観光・市民交流を深化へ | 関連記事をもっと読む )
同時に、「新竹風PASS」や観光バス、旅行業者向けの奨励策などを通じ、青草湖、旧市街、南寮漁港、17キロメートルにわたる海岸線を結び、地域での消費やより深い観光体験につなげている。
















































