一般社団法人日本食品機械工業会は、2026年6月2日(火)から5日(金)までの4日間、東京ビッグサイトにて世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」を開催する。本展は「The Shift is On.」をテーマに掲げ、深刻化する人手不足や食品ロス削減といった課題に対し、生産体制の効率化を支える自動化、AI、ロボット技術、フードテックなどの次世代技術を結集させる。出展社数は過去最多の1,025社に上り、新規出展も131社を数え、展示されるソリューションは7,000を超える大規模な開催となる。

展示構成と注目エリア「Innovation Hub」
展示会場は東京ビッグサイトの西展示棟1〜4ホール、および東展示棟1〜3、7・8ホールを使用。食品製造・加工を中心に、包装、設備機器、物流、衛生対策など多岐にわたる分野を網羅する。
特に注目されるのは、西展示棟に開設される「Innovation Hub」だ。ここには、国内外43の大学・研究機関が食の未来研究を発表する「アカデミックプラザ」や、革新的なアイデアを持つ36社が集う「スタートアップゾーン」が配置され、産学官の連携による新価値創造を目指す。スタートアップゾーンでは、植物工場や陸上養殖、AIによる外観検査、宇宙技術を応用した鮮度測定器などの先端技術が紹介されるほか、来場者の関心に基づいて選出される「スタートアップグランプリ2026」も実施される。
「第5回FOOMAアワード2026」最優秀賞候補が決定
優れた食品機械・装置を顕彰する「第5回FOOMAアワード2026」の最優秀賞が、会期初日に発表される。今回は27件の応募の中から、以下の6製品が最優秀賞候補(ノミネート)として選出された。受賞製品は会場内の特設コーナーにて紹介される。
- におい検査機(アンリツ)
- ハイジェニック高精細デュアルエナジーX線検査機(システムスクエア)
- 蒸気加熱式ロールたまご焼成機(品川工業所)
- 連続式真空冷却装置(ソディック)
- 小型通気式固体培養装置(フジワラテクノアート)
- ノーヴァ Sライン(ワタナベフーマック)
充実のセミナープログラムとSDGsへの取り組み
セミナープログラムも充実しており、国家戦略としてのフードテックの可能性を論じるセッションや、農林水産省による自動化セミナー、龍角散の藤井隆太社長による経営革新ビジネスフォーラムなど、業界のトレンドと課題解決を網羅する内容となっている。
また、食体験イベント「FOOMA東京バル」では、江東区の人気店や次世代フードを楽しめるだけでなく、リサイクルステーションの設置や生分解性カトラリーの使用など、SDGsへの取り組みが徹底される。
DX化によるスムーズな来場体験
展示会のDX化も進められており、公式アプリ「FOOMAアプリ」や個人用アカウント「FOOMA ID」を通じて、ブース訪問履歴の一括管理や会場内でのクーポン利用が可能だ。
入場は完全来場事前登録制となっており、公式サイトからの登録で発行される「クイックパス」を持参することでスムーズな入場ができる。なお、未登録の場合の入場料は1,000円(税抜)となる。
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編集:小田菜々香


















































