トップ ニュース 国民党の鄭麗文主席、台米軍事協力への支持を表明「中台改善は二者択一ではない」 防衛予算めぐり民進党の説明不足を批判
国民党の鄭麗文主席、台米軍事協力への支持を表明「中台改善は二者択一ではない」 防衛予算めぐり民進党の説明不足を批判 鄭麗文・国民党主席はNBCのインタビューに応じ、台米軍事協力を支持すると明言。武器調達を巡る論争の原因は民進党政権にあると指摘した。(資料写真/陳品佑撮影)
台湾の最大野党、国民党の鄭麗文主席(党首)は4月7日に代表団を率いて中国を訪問する予定で、中国共産党の習近平総書記とのトップ会談(鄭・習会談)実現に注目が集まっている。鄭氏はこのほど、米メディア、NBCの単独インタビューに応じ、中台関係改善のために対米関係を犠牲にする必要はなく、二者択一の問題ではないと述べた。また、中華民国にとって台米関係は常に最重要事項であり、国民党は米国との軍事協力を支持すると強調した上で、台湾の防衛予算を巡る争議は、与党の民進党政権が具体的な情報を十分に開示せず、議会による完全な監督と審査が困難になっていることが原因だと指摘した。
鄭氏は、国民党と米国は歴史上、 共に戦い、肩を並べて歩んできた経緯があり、長年にわたり深いつながりを維持していると説明。米国が過去の多くの重要な局面で台湾を支援してきたことに対し、台湾は常に感謝の念を抱いていると述べ、将来的にも引き続き、台米関係の深化、拡大、そして強化に取り組む姿勢を示した。
さらに鄭氏は、台湾の未来は自らの手で握るべきであり、それは台米関係を一方的な依存関係の上に築くことを意味するのではなく、対等、互恵、および共存共栄の協力を基礎とすべきだと語った。安全保障や国防に関する問題については、国民党は常に国防を重視しており、台湾が必要な防衛力を保持し、米国との軍事協力を深めることを支持していると語った。
立法院(国会)での予算審議の過程で生じている米国からの武器調達に関する論争については、与党側が具体的な情報を十分に開示していないため、議会による完全な監督と審査が阻害されていると改めて強調した。国民党の立場は一貫して、情報の透明化と適切な手続きを前提として責任を持って審議を進め、国家の安全と民主的な監督機能の確保を求めることにあると述べた。
中台問題について鄭氏は、中台関係の改善を台米関係の犠牲の上に行う必要は一切なく、両者は二者択一の問題ではないと繰り返した。中台の平和推進と衝突リスクの引き下げは、台湾の利益になるだけでなく、地域の安定を望む米国や国際社会の期待にも沿うものだと強調。国民党は引き続き対話と交流を通じて意見の相違を解消し、相互の信頼関係を構築することで、安定的かつ持続可能な中台平和を追求していくと結んだ。
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