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国民党・鄭麗文主席が訪中、習近平氏と会談へ 国民党の両岸政策と同行メンバーを解説 台湾の野党・国民党の鄭麗文主席率いる訪問団が中国を訪問、2026年4月8日に南京の「中山陵」を訪れ、孫文に哀悼の意を捧げた。(写真/楊騰凱撮影)
台湾の最大野党・国民党の鄭麗文(てい・れいぶん)主席は4月7日、6日間の日程で中国を訪問する「2026年平和への旅」に出発した。滞在中の10日には、習近平国家主席との会談が予定されている。鄭氏は出発に際し、「国際情勢が不安定で戦火が広がる中、台湾海峡は世界で最も危険な場所の一つと見なされている。そのため、平和への信念を抱いて台北を出発する」と語った。
しかし、今回の訪中および習氏との会談を通じて、何らかの合意や約束がなされるのか、鄭氏が掲げる「平和のビジョン」や交流促進が実を結ぶかは、依然として不透明な状況だ。支持層が「中台の平和共存に向けた大きな一歩」と評価する一方で、反対派は「国を売る行為」であると激しく批判している。
また、台湾の対中政策を担う大陸委員会の邱垂正(きゅう・すいせい)主任委員は、鄭氏に対し、中華民国の生存空間を否定する「一つの中国」という枠組みの罠(わな)を断固として拒絶するよう要求。北京当局による「中華民国の消滅」を図るナラティブ(政治的主張)に同調せず、中国共産党に協力して台湾に不利益な誤ったメッセージを国際社会に発信しないよう強く呼びかけた。
本稿では、鄭麗文氏とはどのような人物なのか、過去の中台関係に対する立場、そして今回の訪中団に同行している主要メンバーについて解説する。
中国国民党主席の鄭麗文氏(左)は4月7日、訪問団を率いて「2026平和の旅」のため中国大陸を訪問した。中国共産党中央台湾工作弁公室主任の宋濤氏(右)は同日夜、南京東郊国賓館の「和平庁」で歓迎晩餐会を主催した。(写真/楊騰凱撮影)
鄭麗文氏とは何者か? 現在56歳の鄭氏 は、2025年の国民党主席選挙においてダークホースとして郝龍斌(かく・りゅうひん)氏を破り当選。同党で2人目の女性主席となった。また、民進党出身者として初めて国民党主席に就任した「史上初の経歴を持つ党首」でもある(国民党初の女性主席は洪秀柱氏)。
外省人家庭の出身、かつては「台湾独立」を叫び民進党へ 台湾南部の雲林県で生まれ、台南市で育った鄭氏は「外省人(戦後、中国大陸から渡台した人々) 二世」である。父は中国雲南省から台湾へ渡った元兵士で、母は本省人である。台湾大学在学中、台湾の民主化運動が激化する中で学生運動に身を投じ、民主化の重要な転換点となった「野百合学生運動」にも参加した。
理念の相違から民進党を離党、国民党へ転身 2000年以降、鄭氏は李登輝(り・とうき) 氏の「二国論」に対する民進党の見解に異を唱え、陳水扁(ちん・すいへん) 氏率いる民進党の理念との乖離が鮮明になると、メディアを通じて公然と民進党を批判するようになった。2002年、同党の涂醒哲氏(当時・衛生署長)によるセクハラ疑惑(後に誤報と判明)を巡る議論で党員権停止処分を受け、自ら離党した。
2005年、当時の連戦(れん・せん)主席の招きに応じて国民党に入黨。同年の連氏による歴史的な訪中「破氷の旅」にも同行した。その後、国民党の報道官や文伝会主務を歴任し、2008年からは行政院報道官を務めたほか、比例代表(不分区)選出の立法委員(国会議員)を2期務めた。
鄭氏は昨年のインタビュー で、街頭運動から民進党に入ったものの、同党の掲げる「台湾独立」の主張は「まやかし(騙局)」であると気づいたと語っている。ケンブリッジ大学での国際関係学修士号取得後に帰国し、民進党を離れた。連戦氏による中台関係改善への決意に感銘を受け国民党に入った理由について、「国民党こそが中台問題を解決し、平和を切り拓ける唯一の政党だと信じており、平和の推進を一生の使命としている」と述べている。
20250920-国民党主席選挙の候補者である鄭麗文氏。20日の「国民党主席大討論会」に出席。(写真/顏麟宇撮影)
「戦闘型」のイメージと相次ぐ論争、「プーチンは独裁者ではない」との発言も 弁が立ち、高い弁論能力で知られる鄭氏は、2025年末の主席選において「従来の国民党にはなかった戦闘的なイメージ」を武器に伏兵として勝利を収めた。軍人家庭(父は陸軍政戦少佐)で育った背景もあり、党内の軍関係者から強い支持を得たとの分析もある。
しかし、この主席選では「中国共産党による選挙介入」疑惑も浮上した。対立候補の郝龍斌氏や、その支持者で評論家の趙少康(ちょう・しょうこう)氏は中国の介入を非難し、鄭氏が「共産党の協力者」であると暗に示唆。もっとも、選後は党内の団結を優先し、郝氏は鄭氏の当選に祝意を伝えている。
鄭麗文氏の中台関係に関する主張と論争ある発言
「92コンセンサス」の堅持と「台湾独立」への反対 鄭氏は訪中を前に、「『92コンセンサス(九二共識)』と『台湾独立への反対』という政治的基盤は今なお色褪せず、現在の中台関係における『定海神針(安定の要)』である」との見解 を示した。今回の訪中はこの基盤の上に成り立っており、「それ以上でもそれ以下でもない」と強調。中台は必ずしも戦わなければならないわけではなく、知恵と努力によって平和への大道を歩めることを、台湾の人々と全世界に証明したいと述べた。
「台湾人は中国人である」とのアイデンティティ
習近平氏との和解を模索、最終目標が「平和統一」かについては明言を避ける 『エコノミスト 』のインタビューで鄭氏は、習氏との和解を通じて国民党を政権奪還へと導きたいとの意向を示した。習氏との会談の主要な目標は、双方が平和維持へのコミットメントを公に明確に示すことにあると強調。一方で、最終的な目標が「平和統一」であるかとの問いには回答を拒み、「将来的に現状が変化するかどうかについては、双方の人民が受け入れられる状況下で起こることを望むのみだ」と述べるにとどめた。また、習氏が信頼に値するかと問われると、「中国は言行一致であるべきだ」と指摘した。
民進党による対米軍事調達の不透明さを批判 鄭氏は今年2月、台湾の武器購入が停滞している最大の責任は民進党にあると批判。対米関税交渉や軍事調達条例の内容を公表せず、議会の関与も認めていないと指摘した。国民党が主導権を握り、台湾にとって合理的かつ必要な軍事調達を勝ち取るべきだとした上で、党独自の案を作成し、米側と主体的にコミュニケーションを図る意向を示した。
また、昨年(2025年)12月には「台湾の国防安全保障は価格だけで決まるものではない。提示された金額を支払うかどうかが、国防への支持・不支持を意味するわけではない」とも述べている。
米連邦議員らが野党による国防特別条例の阻止に懸念を示していることに関連し、訪米時に米政府から冷遇される不安はないかと問われると、「過度な解釈をすべきではない。米国政府 は台湾の戦略的価値を重視しており、武器購入予算が米 台関係のすべてを代表するわけではない」と回答した。
「プーチン氏は独裁者ではない」との発言 鄭氏はドイツの公共放送『ドイチェ・ヴェレ 』のインタビューで、ロシアのプーチン大統領について「独裁者ではない」と述べ、民主的な投票によって選ばれたリーダーであるとの認識を示した。この発言は権威主義体制を擁護するものだとして外部から強い批判を浴びた。特にロシアによるウクライナ侵攻が続く国際情勢下において、国民党が強調する「自由と民主主義」のイメージと矛盾するとの指摘が相次いだ。
鄭麗文氏の訪中団、同行メンバーは誰か? 今回の鄭氏の訪中には、国民党から計13名の精鋭メンバーが同行している。主な顔ぶれは、副主席兼秘書長の李乾龍(り・けんりゅう)氏、副主席の張栄恭(ちょう・えいきょう)氏、蕭旭岑(しょう・きょくしん)氏のほか、国家政策研究基金会(党シンクタンク)副董事長の李鴻源(り・こうげん)氏、中央評議委員会主席団メンバーの蘇起(そ・き)氏、袁健生(えん・けんせい)氏らである。さらに、尹乃菁(いん・だいせい)文化伝播委員会主務や、若手枠として連勝武(れん・しょうぶ)KMT Studio青年部主務、江怡臻(こう・いしん)報道官らも名を連ねている。
「92コンセンサス」の提唱者、蘇起氏 20260407-国民党主席の鄭麗文氏は7日、国民党本部で「2026平和の旅」出発に関する国内外メディア向け記者会見を開いた。写真は中国国民党中央評議会主席団主席の蘇起氏。(写真/劉偉宏撮影) 2005年の連戦主席の訪中では、当時の胡錦濤総書記との間で「92コンセンサス」の推進が合意され、中国側の公文書にも初めてこの言葉が登場した。2008年の馬英九政権発足後は、中台経済協力枠組み協定(ECFA)の締結や中台首脳会談(馬・習会談)の実現など、同コンセンサスに基づき多くの成果が上げられた。
しかし、2016年に民進党の蔡英文政権が発足すると、歴史的事実としての会談は認めるものの、「92コンセンサス」そのものは認めないとの立場をとった。また大陸委員会 は2021年、北京当局が定義する「92コンセンサス」には「一つの中国原則」の内涵しか残っておらず、さらに「一国二制度」を台湾に押し付けるものに変質したと批判している。
蘇氏の参加は、国民党が「92コンセンサス」を復活させ、かつてのような共産党との積極的な交流を再開させたいという強い象徴的なメッセージとなっている。
バランス戦略を担う「知米派」、袁健生氏 袁健生氏。(写真/Wikipedia提供)
袁健生氏は対米外交に深く精通しており、駐米代表時代にはワシントンの「双橡園(ツインオークス)」で、断交後初めてとなる建国記念祝賀活動を実現させるなど、台米関係の進展に大きく貢献した人物である。
鄭氏は蘇氏に加え、党内屈指の「知米派」である袁氏を同行させることで、米中二大国間でのバランスを重視する姿勢を示した。また袁氏は6月に予定されている鄭氏の訪米にも同行する見通しで、米側が信頼を置く人物を訪中団に加えることで、訪中の内容を米側に正確に伝え、疑念を払拭する狙いがある。
中台交渉のベテラン、張榮恭氏 20251210-国民党副主席の張栄恭氏。10日、国民党中央常務委員会に出席。(写真/劉偉宏撮影)
張氏は2005年の「破氷の旅」を企画した当時の国民党大陸事務部主任であり、長年にわたり国民党と共産党の重要な窓口を務めてきた。今回の訪中における実務的な調整も、主に張氏が担っている。
訪中のスペシャリスト、蕭旭岑氏 20260401-元馬英九財団執行長であり、国民党副主席の蕭旭岑氏。(写真/陳品佑撮影) 馬英九政権で総統府副秘書長などを務めた蕭氏は、2023年と2024年の馬氏による訪中にも同行。中国側との太いパイプと豊富な実務経験を持ち、今回の鄭氏の訪問を支える強力な助っ人となっている。
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