トップ ニュース 【杜宗熹コラム】鄭習会談が示すもの 中台「平和統一」への布石か、中国の対台湾メッセージを読む
【杜宗熹コラム】鄭習会談が示すもの 中台「平和統一」への布石か、中国の対台湾メッセージを読む 中国共産党の習近平総書記は2026年4月10日、北京の人民大会堂で台湾・国民党の鄭麗文主席と会談した。(写真/新華社提供)
台湾の最大野党である国民党の鄭麗文(てい・れいぶん)主席(党首)と中国共産党の習近平総書記による「党対党」の会談、いわゆる「鄭習会談」が金曜日実現した。中台関係の取材に10年以上携わってきた「ベテラン記者」であり、前回、南京で行われた国民党・洪秀柱主席(当時)の訪中も現地で取材した筆者の目から見ると、今回の「鄭習会談 」は、かつての元国民党主席・ 連戦氏、朱立倫氏、洪秀柱氏、あるいは馬英九前総統の訪中時とは明らかに異なるメッセージが発信されており、外部から慎重に読み解く価値があると言える。
10年前の「洪習会談」を振り返る 2016年10月31日、洪秀柱氏が南京の中山陵(孫文の陵墓) を訪問した際、現場ではいくつかのハプニングが起き、筆者を含む台湾メディアの注目を集めた。中でも興味深かったのは、現地の中国市民が「青天白日満地紅旗(中華民国国旗)」を掲げていたことだ。いわゆる「国粉(国民党の支持者 )」の存在は、洪氏の行程に少なからぬ彩りを添えた。
同時に、当時現場にいた筆者や多くの台湾市民にとって、洪氏の訪問を通じて初めて目にしたのが、習近平氏が新たに首相候補として抜擢した人物、当時の江蘇省党委員会書記を務めていた李強氏であった。浙江省出身の李氏にとって、それは初めての省外での勤務であったが、台湾系企業が集中する経済大省・江蘇省のトップという重責を担わされていた。当時の共産党幹部らは、李氏が将来「間違いなく大成する」ことを示唆していた。
案の定、それから間もなく、李氏はまるで「ヘリコプター」に乗ったかのような異例のスピードで上海市党委員会書記へと昇進し、中国最高指導部である中央政治局の一員となった。こうした大胆な抜擢とキャリア形成は、習近平氏が自身の施政上の必要に基づき、既存の慣例を打ち破る「大胆に壊し、大胆に築く」の指導者であることを証明している。その姿勢は、今回の「鄭習会談 」にも色濃く反映されている。
緊迫する国際情勢と「鄭習会談 」の前倒し まず、国際情勢において重大な不測の事態が発生した。米国のトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が連合してイランを爆撃したのに対し、イランは世界のエネルギーと物資輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖・制御するという強硬手段に出たのである。
国民党主席・鄭麗文氏(中央)が代表団を率いて南京の中山陵を訪問。(写真/AP通信提供)
なぜ「鄭習会談」で直接「統一」に触れなかったのか? 今回の「鄭習会談 」において、多くのメディアが注目したのは、それが10年ぶりの開催であるという点だけではない。より重要なのは、中台双方の言辞が過去のものとは大きく異なっていたことだ。例えば、習近平氏自身は「中台統一」という言葉を直接口にせず、代わりに「アイデンティティ(認同)」と「中台の制度の違い」に重点を置いた。習氏が述べた「社会制度の違いは、分裂(独立)の口実にはならない」という言い回しは、極めて「巧妙」なものであった。
筆者の理解では、これは習近平氏による過去の中台関係の「二次創作的解釈」と言えるが、彼自身の過去の立場と矛盾するものではない。なぜなら、習氏はかねてより、中台が追求すべきは形式上の統一だけではなく、双方の「心の通い合い」であると述べてきたからだ。彼の用いた語彙や言い回しから判断すれば、核心は中台が「一つの家族」であるかどうか、より端的に言えば「台湾人は果たして中国人なのか」という点にある。
明らかに鄭麗文氏は、習近平氏のこの問いかけを受け入れた。過去の多くの国民党系政治家と同様に、自身が「中国人」と呼ばれることに反対していない。これこそが、かつての「第2回馬習会談 」が実現した重要な理由でもある。今日の中国共産党にとって、統一の是非は後で議論できることだが、まず「どのような立場、どのような態度であるか」を明確にしなければならない。いわゆる態度を「正す」ことで初めて、対話を継続することが可能になるのである。
北京で国内外のメディア向けに記者会見を開く国民党主席・鄭麗文氏。鄭氏は10日、北京の中国大飯店で記者会見を開き、会談の内容を説明した。写真は記者会見の現場。(写真/中央社記者・呂佳蓉 北京撮影 4月10日)
中台は「敵」か、それとも「身内」か? 筆者の解読によれば、中台双方が一旦「一家(身内)」になれば、習近平氏や国務院台湾事務弁公室の宋濤主任がかつて馬英九氏に語ったように、あらゆることが「協議の余地がある」ものとなる。台湾内部がこの微妙な差異を正確に認識できるかどうかは、立場の異なる者たちの「政治的センス」にかかっている。
より端的に言えば、中国共産党にとって、台湾の人々が自らを「中国人」であると認め、さらには「中国人としてなすべきこと」を果たすのであれば、統一の是非や平和か戦争かといった問題はもはや問題ではなくなる。しかし、もし「敵」と見なされ、自らも中国人であることを否定するならば、共産党が「敵」に対して取る態度は、全く別物となるのである。
だが、ここにはもう一つの婉曲なロジックが存在する。台湾人が中国人であるか否かは、単なる民族的アイデンティティの問題にとどまらない。その背後には、「中台が共に中国人であるならば、対外事務においても立場を一致させる、あるいは少なくとも公然と北京に異を唱えるべきではない」という含意があるのだ。
最も分かりやすい例が、対米および対日関係である。日中関係が悪化している現在、台湾政界が日本の右派政界と「秋波を送る」ような真似をしたり、「日台連携による中国対抗」といった策動を行ったりすれば、共産党からは「身内」ではなく「敵」と見なされる。そのような状況下では、たとえ言葉で「自分は中国人だ」と述べたとしても、相手を納得させることはできない。そして、こうした「信頼」そのものが、中台が交渉のテーブルに着くための土台なのである。
(関連記事:
【10年ぶりの国共トップ会談】習近平氏は「統一」に直接言及せず、鄭麗文氏は「運命共同体」提唱
|
関連記事をもっと読む
)
2026年2月25日、北京の掲示板で『環球時報』を読む市民。見出しには中国が日本の40の事業体への輸出を制限し、日本の「再軍事化」を阻止する旨が記されている。(写真/AP通信提供)
「自分たち」しか見えない台湾人 今日の台湾社会では「自己(エゴ)」が無限に肥大化しており、中台関係においても、自分の都合の良い部分だけを求める「ビュッフェ形式(いいとこ取り)」の要求を繰り返す人々が目立つ。少しでも不満があれば、相手を「売国(台湾を売る)」や「親中」と決めつけ、さらには「共産党に媚びている」といった過激なレッテルを貼って攻撃する。その結果、台湾が取り得る合理的な戦略的選択肢は極めて少なくなってしまった。
実際、国際社会を俯瞰すれば、共産党と良好な関係を築くことは、必ずしも米国や他国との関係悪化を意味するわけではないし、盲目的に中国に追従することを意味するわけでもない。中台高官による会談の本質的な意義は、「自らの善意を相手に伝え、将来の交渉に向けた『信頼』を積み上げること」にある。これこそが、何よりも重要なことである。
日常生活にも通じる「未熟さ」への警鐘 この論理は、政治に限らず我々の日常生活にも当てはまる。ビジネスの場でも、学校でも、あるいは家庭でも同様だ。組織の一員が自らの要求だけを押し通す「いいとこ取り」を無限に許容すれば、その組織は機能不全に陥り、崩壊してしまう。
しかし、現在の台湾社会にはそうした風潮が蔓延している。ネット上では「男女間の対立(ジェンダー論争)」を煽り、集団で罵詈雑言を浴びせ合う声ばかりが際限なく広がる一方で、実務的な解決に向けて行動する者はいない。こうした行為は、成人として極めて未熟な振る舞いである。台湾社会がより良い方向へ向かうことを望むならば、我々はこうした風潮の蔓延を断固として食い止めなければならない。
2015年にシンガポールで開催された初の「馬習会談」。(写真/林瑞慶撮影)
中台関係における「正統」な継承 もう一点、特筆すべき点がある。習氏は鄭氏や国民党代表団との会食の際、連氏と馬氏という国民党の歴代指導者二人に対し、特に連名で挨拶を伝えた。筆者の目には、これは単なる政界の「社交辞令」ではないと映る。習氏にとって、この発言には二つの意図が含まれている。一つは、連氏 、馬氏 から鄭氏 へと受け継がれる国民党の「正統な体系」を認めること。そしてもう一つは、この「国民党の主流・精鋭」の継承体系において、習氏が鄭氏を中台関係の「衣鉢(いはつ)」を継ぐ者として公認したことである。
しかし、この次元 で捉えるだけでは、表面的な理解にすぎない。習氏の発言の真の意図は、一時的な政治的範疇を遥かに超えたところにある。習氏 は「大国の指導者」という視点から、中台事務における「善意(グッドウィル)」を蓄積しようとしているのだ。これは習氏の外交手法においてしばしば見られるものであり、オーストラリアのケビン・ラッド元首相といった「中国人民の古い友人」や、特定の国の政治家に対して見せる友好的な態度と同じ文脈にある。
「眷村」文化に通じる習近平氏の素養 筆者は常々、中台関係を理解することは難しくないが、肝要なのは「反共教育」が人々に植え付けた足枷を打破することだと言及している。事実、習氏のこれまでの歩みを研究すれば、彼の生い立ちが台湾の「眷村(けんそん/外省人が集まって住んでいた軍人村)」で育った世代と非常に酷似していることに気づくだろう。もしパラレルワールドが存在し、彼の家族が当時国民党側に立っていたとしたら、彼は台北のどこかの眷村で育ち、軍人である父を敬い、孫文(国父)や蒋介石、蒋経国という歴代総統を崇拝していた可能性すらあるのだ。
(関連記事:
【10年ぶりの国共トップ会談】習近平氏は「統一」に直接言及せず、鄭麗文氏は「運命共同体」提唱
|
関連記事をもっと読む
)
今回の「鄭習会談 」を通じて、習近平氏は中台関係に対して自ら新たな解釈を下したと言える。彼は確かに鄭麗文氏を「友人の家の後輩」として、そして国民党における対中政策の正当な後継者として扱っている。馬氏や連氏への挨拶は、かつての眷村において隣近所の親に挨拶を欠かさない、あの特有の礼儀作法に近い。鄭氏に対し、「国民党の長老たちによろしく伝えてほしい。あなたの家の年長者に対して『失礼』があってはならない」というメッセージを送っているのである。
国民党主席・鄭麗文氏と中国共産党総書記・習近平氏が10日、人民大会堂で会談。台北市万華区の中古テレビ販売店で関連ニュースが流れる様子。(写真/中央社記者・徐肇昌撮影 4月10日)
習近平氏が台湾に望む「意を汲む」姿勢 清末から民国初期にかけての大家、辜鴻銘(こ・こうめい)という奇人がいた。彼は弁髪をなびかせる「保守派」と見なされていたが、英領マラヤ(ペナン)に生まれ、英国で教育を受け、日本人の妻を娶り、最終的には中華民国の北洋政府に仕えた人物である。こうした多文化的な背景ゆえに、彼は「日本人とは何か」「文化的なアイデンティティとは何か」について、極めて独特な解読を残している。
辜氏の見解によれば、 中国人の「礼儀 」の本質とは、一種の「思いやり」であり、「他者の感情を配慮すること」にある。この礼儀 は心の底から発せられるものであり、それゆえに中国人は自らの感情を理解し、他者の立場に立って物事を考えることができる。これこそが、華人(中華系 )と、日本人や西洋人との間の決定的な違いであるという。
この辜氏の視点に立てば、北京の軍人居住区(大院)で育ち、台湾の「眷村(けんそん)世代」と(政治的立場は違えど)共通の成長体験を持つ習氏が鄭氏と会談した理由は、複雑な国際情勢への対応だけではない。核心にあるのは、台湾側に「自らの恩義を汲み取ること」を望んでいる点にある。習氏の心の中には「東が昇り、西が沈む」という未来図があり、同じ「同胞」である台湾の人々も、その流れに加わるべきだと考えているのだ。
逆に言えば、外国からの圧力に直面した際、彼は台湾の人々が中国の人々と同じ立場に立つことを望んでいる。率直に言えば、筆者はこうした考えを「縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ/方法を誤って目的が達成できないこと)」であると感じている。なぜなら、歴史上「同胞」を裏切る者はあまりに多いからだ。しかし、一国の指導者としてそのような理想を抱くこと自体は、筆者にも十分に理解できる。
最後に、会談の締めくくりとして、あえて非常に「型通り」ではあるが、「国父(孫文)遺嘱」を引用したい。これこそが筆者の実感でもある。
「私は国民革命に尽力して約40年になるが、その目的は中国の自由と平等を追求することにある。40年の経験から、この目的を達成するためには、民衆を喚起し、世界において我々を平等に扱う民族と連携して、共に奮闘しなければならないと深く認識している。」
これは習近平氏が台湾の人々、そして頼清徳総統と民進党に突きつけた「宿題」である。
果たして台湾の人々は「炎黄子孫(えんこうのしそん/中華民族)」として、国父・孫文の継承者となる道を選ぶのか。それとも「西洋を崇拝し外国に媚び」、同胞を裏切り、自らのアイデンティティを戦前の日本植民地体制の継承にのみ見出すのか。その選択が問われているのである。
更多新聞請搜尋🔍風傳媒日文版
最新ニュース
トランプ米大統領によるホルムズ海峡封鎖宣言、イランへ通行料支払う全船舶を拿捕へ 米国とイランの和平協議が決裂したことを受け、米大統領のドナルド・トランプ氏は12日、「ホルムズ海峡の封鎖を直ちに開始する」と強硬姿勢を示した。さらに、公海上で「過去にイランへ通行料を支払った全船舶を拿捕(だほ)する」と表明し、波紋を広げている。一方、イラン国営メディアは、軍事侵攻に備えて同国南部の沿岸地域に特殊部隊を配備したと報じた。トランプ大統領は、パキス......
米イラン交渉決裂、トランプ大統領のホルムズ海峡封鎖と世界経済への影響 米副大統領・バンス氏が21時間にも及ぶマラソン協議の末に合意に至らなかったことを発表した。これは、1979年のイラン・イスラム革命以来となる米イラン間の最高レベルによる直接対面での交渉が、結果として平行線に終わったことを意味し、グローバル市場の高い期待は完全に打ち砕かれた。これを受け、米大統領・トランプ氏は米東部時間13日午前10時より、米海軍がイランの港湾......
参政党・神谷宗幣代表、日本外国特派員協会で会見 独立自尊の国防と日本人保護を強調 参政党の神谷宗幣代表は2026年4月9日、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を行った。会見では、同年2月8日に投開票された衆議院議員総選挙の結果を受けた党の指針や、国防、外交、労働政策に関する見解が詳述された。参政党は今回の総選挙で、公示前の3議席から15議席へと躍進し、所属する国会議員数は計30名に達している。神谷氏は、当初目標とした議席数には届かな......
中東紛争とトランプ政権の地政学リスク エネルギー危機と市場の不確実性を専門家が分析 2026年4月9日、日本外国特派員協会(FCCJ)において、中東情勢の緊迫化とトランプ大統領の政策が世界経済に及ぼす影響を議論するパネルディスカッション「トランプの戦争、エネルギー危機、そして来たるべき市場の崩壊」が開催された。討論会には、経済学者のポール・シェアード氏、アトランティック・カウンシルのハン・トラン氏、マネックスグループのジェスパー・コール氏が......
小野田AI戦略担当相、自身のAI利用は「業務で必要性感じず」 人材育成の重要性は強調 日本の人工知能(AI)戦略を担当大臣である小野田紀美氏は10日の記者会見で、自身のAI利用状況について問われ、「私自身は今のところ、自分の業務の中では必要性を感じていないので、必要な時には使おうと思う」と明言した。この発言は、国家のAI発展を推進する閣僚が実務でAIをほぼ利用していないと公に認めたことで、各界に波紋を広げている。多岐にわたるテック政策の司令塔......
台湾北部に新交通網、台北・新北・桃園と台湾鉄道を結ぶ路線の開通時期 台湾の新北市と桃園市政府は、自治体間の交通インフラ協力を一段と深めている。桃園市長の張善政氏と新北市長の侯友宜氏は10日、「新桃林線」の接続予定地を視察し、桃園長庚線と新北林口ライトレール(軽軌)の建設計画を統合し、2039年の完工・開業を目指すと発表した。新桃林線の建設計画 全長約26キロ、新北・桃園にまたがる32駅の整備新桃林線は全長25.99キロメート......
プーチン氏に数千億円の「臨時収入」 EU、イラン戦火でロシア産ガス依存から脱却できず 中東情勢の緊迫化により世界のエネルギー・サプライチェーンが逼迫する中、石油や天然ガスの高い需要に直面する欧州諸国は、再び苦渋の選択を迫られている。中東からの供給に支障が生じる中、欧州は果たしてロシア産エネルギーへの依存から脱却できるのだろうか。英紙『フィナンシャル・タイムズ』はエネルギーデータ企業ケプラー(Kpler)の最新報告書を引用し、欧州連合(EU)が......
欧米人が熱狂する日本の空き家投資、その後に待つ「想定外」の現実 日本の「空き家」を購入すること自体は、決して難しくない。しかし、その家に再び息を吹き込み、実際に生活できる状態にするまでには、想像を超える困難が待ち受けている。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』は今年、あるアメリカ人とカナダ人が日本の農村で古民家を共同購入し、民泊として再生させた物語を報じた。この記事のSNSでの拡散数は、同時期に報じられた他......
六本木ヒルズ展望台が『チ。』の世界に 数百万の星空と哲学が交差する「星空シアター」も登場 森ビル株式会社が運営する六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」にて、2026年4月10日(金)から6月8日(月)までの期間限定で、人気漫画『チ。 ―地球の運動について―』とのコラボレーションイベントが開催される。累計発行部数550万部を突破した同作の壮大な世界観と、海抜250メートルの展望台から望むリアルな都市風景が融合。「世界の見方が変わる」唯一無二の体験......
【MLB】8球団が「シティコネクト」新デザインを発表 公式ショップで販売開始 世界最大級のデジタルスポーツプラットフォームを展開するファナティクス・ジャパン合同会社は、2026年4月10日(金)正午より、MLB公式オンラインショップ「MLB SHOP」にて、MLB 8球団の「シティコネクトシリーズ」新デザインユニフォームの販売を開始した。本拠地のアイデンティティを反映した特別シリーズシティコネクトシリーズは、2021年から公式ユニフォ......
三菱地所、「DX注目企業2026」に選定 生成AI活用と組織的なDX推進力が評価 三菱地所株式会社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション注目企業(DX注目企業)2026」に選出された。経済産業省と東京証券取引所は、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化を目指し、デジタル技術を前提としたビジネスモデルの変革や経営改革に取り組む企業を継続的に選定している。三菱地所が「攻めのIT経営銘柄」を含め、これら......
ユニクロ、平野歩夢のスペシャルトークイベントを4月15日に開催 大怪我からの復帰と未来を語る 株式会社ユニクロは2026年4月15日、グローバルブランドアンバサダーを務めるプロスノーボーダー・平野歩夢選手をゲストに迎えた「平野歩夢スペシャルトークイベント supported by UNIQLO」を、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催する。絶望的な状況からの復帰、その舞台裏を語る本イベントでは、今年2月の大舞台直前に負った大怪我と、絶望的とも言......
「技人国」ビザの審査厳格化、入管庁が4月15日より対人業務にN2要件を正式導入 出入国在留管理庁は、専門的な知識や技能を必要とする外国人向けの在留資格「技術・人文知識・国際業務」(通称・技人国)について、審査基準を厳格化する新指針を正式に発表した。令和8年(2026年)4月15日以降の申請分から、カテゴリー3または4に該当する機関に所属し、言語能力を用いた対人業務に従事する外国人に対し、原則として語学力の国際標準規格「CEFR」のB2相......
2026年版外交青書が閣議報告 中国「重要な隣国」に表現後退、国際秩序の動揺を強調 茂木敏充外相は10日の閣議で、2026年版の「外交青書」を報告した。今回の青書では、現在の国際情勢について「ポスト冷戦期」と呼ばれた比較的安定した時代は既に終焉(しゅうえん)を迎えたと記し、自由で開かれた国際秩序が大きく動揺しているとの認識を示した。2022年から続くロシアによるウクライナ侵略や緊迫する中東情勢を念頭に、現在は「歴史の大きな転換期」にあると位......
中国軍上将40人中36人が公の場に姿見せず 習近平氏の粛清が台海情勢に影落とすか 1月の張又俠(ちょう・ゆうきょう)中央軍事委員会副主席および劉振立(りゅう・しんりつ)軍事委員の失脚に続き、3月に開催された中国の「両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)」では、公に姿を現した人民解放軍の上将(大将に相当)はわずか4人にとどまった。これは、約40人とされる上将の定員を大きく下回る異例の事態である。さらに、両会に参加した解放軍代表団も大......
【寄稿】原油価格はなぜ再び高騰したのか?二つの戦争から読み解く異なる経済ロジック 本稿では、2022年のロシア・ウクライナ戦争と2026年の米イラン衝突を対比させ、原油高の背後にある二つの異なるメカニズムを解説する。前者は制裁に伴う供給先の再編(ロシア産石油の中印へのシフト)であり、市場調整を経て価格は段階的に沈静化した。対して後者は、ペルシャ湾における輸送リスクに起因しており、価格を高止まりさせている。理論上、油価は将来への不確実性を反......
【張瀞文コラム】インテルとTSMCに大差がある中、なぜマスクは「テラファブ」を進めるのか 4月7日、トランプ大統領とイランが激しい舌戦を繰り広げ、世界の耳目は世界経済の生命線である石油を握る中東・ホルムズ海峡に注がれていた。しかし、地球の反対側でも、さほど注目はされなかったが重大な出来事が起きていた。インテルが、テスラCEOのイーロン・マスク氏が主導する巨大ウェハファブ計画「Terafab(テラファブ)」への参画を表明したのだ。このプロジェクトは......
【米イラン戦争の教訓】ミアシャイマー氏「アメリカと距離を置け」 トランプ氏の誤算に警鐘 トランプ大統領が今年2月28日、「エピック・フューリ(壮絶な怒り)作戦」の発動を命じた際、彼の頭にはベネズエラでの勝利をイランで容易に再現できるという目算があったに違いない。しかし、米軍はテヘラン政権の打倒も革命防衛隊(IRGC)の撃破も果たせず、ホルムズ海峡の封鎖解除すらままならないのが現実だ。トランプ氏が同盟国に加勢を求めても、日本や欧州諸国までもが公然......
【10年ぶりの国共トップ会談】習近平氏は「統一」に直接言及せず、鄭麗文氏は「運命共同体」提唱 台湾の最大野党・国民党の鄭麗文(てい・れいぶん)主席は10日、中国共産党の習近平(しゅう・きんぺい)総書記と会談した。習氏は今回の会談の目的について、「我々の共通の郷土の平和と安寧を守り、中台関係の平和的発展を推進するためだ」と述べ、発言の中で「統一」という言葉には直接言及しなかった。一方、鄭氏は、中台の人民が異なる制度の下で生活している現状を指摘した上で、......
ホルムズ海峡、通航を「1日15隻」に制限 イランが石油航路を掌握、世界経済に新たな衝撃 米国とイランが暫定的な停戦合意に達した一方、ホルムズ海峡の航行を巡る問題はなお不透明なままだ。ロシアのタス通信(TASS)が伝えた最新の情報によると、イラン高官はモスクワ側に対し、停戦合意の一環として、ホルムズ海峡を通過する船舶数を即日、「1日15隻以下」に厳格に制限すると説明したという。このイラン高官は、すべての船舶の通航可否はテヘラン当局の判断に委ねられ......
台湾はなぜ重要なのか 豪シンクタンク報告が示す西側諸国にとっての戦略的価値 台湾の最大野党・国民党の鄭麗文(てい・れいぶん)主席(党首)による訪中と、習近平総書記との「鄭・習会談」が目前に迫る中、オーストラリアの有力シンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)」は今週、最新の報告書を発表した。報告書は、台湾が現代において最も影響力のある戦略的課題の中核に位置しており、その現状がいかに維持されるかがインド太平洋地域の平和と繁......
国民党・鄭麗文主席が訪中、習近平氏と会談へ 国民党の両岸政策と同行メンバーを解説 台湾の最大野党・国民党の鄭麗文(てい・れいぶん)主席は4月7日、6日間の日程で中国を訪問する「2026年平和への旅」に出発した。滞在中の10日には、習近平国家主席との会談が予定されている。鄭氏は出発に際し、「国際情勢が不安定で戦火が広がる中、台湾海峡は世界で最も危険な場所の一つと見なされている。そのため、平和への信念を抱いて台北を出発する」と語った。しかし、......
国民党・鄭麗文主席が習近平氏と会談 人民大会堂「東大庁」で異例の外賓待遇 国民党主席の鄭麗文氏は10日午前11時、中国共産党総書記の習近平氏と北京の人民大会堂で会談した。中国側が会場として手配したのは「東大庁」だった。「福建庁」や「台湾庁」などの「内庁」とは異なり、「東大庁」は中国国家主席が外国元首と会談する際によく使われるほか、北京で重要な外交行事や重要会議が開かれる場でもあり、「外庁」に属する。今回の手配は、鄭氏一行を外賓とし......
HY結成25周年記念ライブの東京ガーデンシアター公演、U-NEXTで4月12日に独占配信決定 動画配信サービス「U-NEXT」を運営する株式会社U-NEXTは、沖縄出身のミクスチャーロックバンド・HYの結成25周年を記念したライブ「HY 25th Anniversary BEST!! Special TIME TRIP」の模様を、4月12日に独占ライブ配信することを発表した。対象となるのは、2月23日に東京ガーデンシアターで開催された公演。U-NEX......
オークウッド大井町トラックス東京、2026年6月に開業へ 30泊以上の長期滞在に特化 シンガポールを拠点に世界展開するホスピタリティグループ、ザ・アスコット・リミテッドは、東京都品川区に「オークウッド大井町トラックス東京」を2026年6月25日に開業する。これに先立ち、同年3月25日より公式サイトにて宿泊予約の受付を開始した。同施設はJR京浜東北線の大井町駅から徒歩約2分という好立地に位置し、ペデストリアンデッキで駅と直結する。品川駅まで約3......