トップ ニュース 【東京オートサロン2026】HKSの「1300馬力GT-R」にARTAの「1350万円シビック」 佐藤琢磨のF1デモランも沸いた2日目
【東京オートサロン2026】HKSの「1300馬力GT-R」にARTAの「1350万円シビック」 佐藤琢磨のF1デモランも沸いた2日目 一般公開を迎えた東京オートサロン2日目。佐藤琢磨選手のF1デモランやHKSの1300馬力GT-R、ARTAの公道GTカーなどが会場を沸かせ、熱気は最高潮に達した。(写真/黃信維撮影)
カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」が幕張メッセで華やかに開催され、盛況のうちに閉幕した。3日間の会期中、特に大きな賑わいを見せたのは、一般公開日初日となった2日目(1月10日)だ。2026年最初の三連休と重なったこの日は、早朝から晴天に恵まれ、開場を待つ長蛇の列ができるほどの熱気に包まれた。
佐藤琢磨、F1サウンドを轟かす 屋外イベント会場では、ラリーカーやドリフトマシンの走行に加え、南側通路も使用したデモランが実施された。 中でも佐藤琢磨選手がステアリングを握る「Williams Honda FW11」の走行は別格で、往年のF1マシンの快音を会場に響かせ、詰めかけた観客を魅了した。
HKSは「1300馬力」のGT-R 屋内展示でひときわ注目を集めたのは、チューニング界の雄、エッチ・ケー・エス(HKS)だ。「Customize Anything. Drive Everything.」をテーマに、日産GT-R NISMO(MY24)をベースとした「THE HKS R35 GT-R DIMENSION Z」を展示。4.3L化したVR38DETTエンジンに新型タービンを組み合わせ、1300馬力を狙うこの車両は、圧倒的な存在感を放っていた。また、約400psまでパワーアップさせたGRヤリス「Dimension Y」や、筑波タイムアタックを見据えたシビックタイプR「HKS Racing Performer FL550R」など、走りを追求したモデルが並んだ。
ARTAの「公道GTカー」は1350万円
タイヤ戦争も激化:最速か、全天候か タイヤメーカー各社も、この日は熱気あふれる展示を行いました。ブリヂストンブースでは、真っ赤なポルシェ959が出迎える中、ポテンザブランドの新たなフラッグシップタイヤ「POTENZA RE-71 RZ」が発表。従来品比で筑波サーキットのラップタイムを1.2%短縮したという「ストリートラジアル最速」を目指した新商品は、多くのスポーツカーファンの関心を集めた。対照的に住友ゴム工業(DUNLOP)は、次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を主軸に展開。レクサスIS500やいすゞ117クーペなど新旧様々な車両に装着し、季節ごとの履き替えが不要な新しいライフスタイルを提案した。
また、SHIBATA(シバタイヤ)は同社のルーツであるR31スカイラインに特化した展示やカート用タイヤ参入や、 AUTOWAYは日本初上陸となるナンカンタイヤのフルスリック「SL-1」展示など、各社の個性が光った。
ギターアンプ搭載EVやミッドシップ・ヤリス メーカー系ブースでは、電動化や新しい遊びの提案が 目立った。ヒョンデ・モビリティ・ジャパンは、ギタリストの MIYAVI氏とコラボし、「IONIQ 5」のラゲッジにギターアンプを搭載したコンセプトカーを披露し、EVからの給電によるライブパフォーマンスの可能性を示唆 。ダイハツ工業はオープンスポーツ 「コペン」の次世代スタディモデル 「K-OPEN ランニングプロト2」や、SPK株式会社による「ミラ イース」のレース仕様車を展示し、身近なクルマでのモータースポーツの楽しさを訴求。
商用車分野では、いすゞA&Sが小型トラック「エルフ」をベースにしたガレージ仕様車「MUV」や、キャンピングカー専用シャシー「Be-cam」の新型を公開し、トラックの積載性を活かした趣味の基地としての可能性を示した。さらにモータースポーツ関連では、小倉クラッチとROOKIE Racingの共同ブースにて、GRヤリスをミッドシップ化した「Mコンセプト」の2026年スーパー耐久参戦体制が発表され、「GR Team ORC Field」として開発中のDAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)での実戦投入を通して車両開発を進めることが明かされた。
このように、東京オートサロン2026の2日目は、最新の技術とカスタム文化の熱気が交錯する、象徴的な一日となった。
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