読売ジャイアンツからポスティングシステムを通じて米大リーグ、トロント・ブルージェイズへの入団が決まった岡本和真選手が、現地での契約や入団会見を終えて帰国し、2026年1月11日に日本記者クラブで記者会見を行った。

会見の冒頭、岡本選手はポスティングを許可した山口オーナー、阿部監督、球団関係者、そして背中を押してくれたチームメイトやファンに対して「感謝申し上げたい」と深々と謝意を述べた。
すでにメジャーで圧倒的な実績を残している大谷翔平選手(ドジャース)らとの距離感について、「同じ日本人選手として近づけると思うか、それとも別次元と感じるか」と問われると、岡本選手は「誰が見ても全然違うと思う(別次元だと思う)」と率直にその差を認めた。
また、巨人時代に同じサードのポジションを守った「ミスター」こと長嶋茂雄終身名誉監督との思い出についても触れた。長嶋氏に直接素振りを指導してもらった30〜40分の時間について、「今までで一番張り詰めた空気の中ですごく集中した時間だった」と振り返り、自身にとって忘れられない貴重な経験だったと語った。
移籍先であるブルージェイズの決定には、愛娘の「一言」が大きく関わっていた。ポスティング許可が下りた直後、娘に全30球団のロゴを見せたところ、一番最初に指差して選んだのがブルージェイズだったという。
長年巨人の主軸として共に戦ってきた先輩・坂本勇人選手がインスタグラムで送った熱いエールについても質問が飛んだ。岡本選手は「1年目からすごくお世話になった先輩」と感謝しつつ、そのメッセージについて「勇人さんらしくないような文章だったんで、ちょっとどうしたんかなと思った」と照れ隠しのように振り返ったが、「すごくああいうことを言っていただけるのは嬉しかった」と、先輩からの愛ある言葉を噛み締めていた。
質疑応答では、3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)への出場について「選ばれたら代表のユニフォームを着てプレーしたいという気持ちはずっと持っている」と即答し、出場への強い意欲を見せた。
会見の最後には、自身の座右の銘として「克己心」という言葉を色紙に記して披露。「まずは自分に勝たないとその先はない」と、高校時代から大事にしているこの言葉を胸に、世界最高峰の舞台へ挑む決意を新たにした。
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編集:小田菜々香

















































