トップ ニュース 「国際犯罪組織」の首領、ついに逮捕 カンボジア「プリンス・グループ」の会長・陳志氏、手錠姿で中国へ強制送還
「国際犯罪組織」の首領、ついに逮捕 カンボジア「プリンス・グループ」の会長・陳志氏、手錠姿で中国へ強制送還 中国公安部は2026年1月8日、カンボジアから「太子集団」の陳志会長を護送する一連の映像を公開した。(画像/環球時報のXアカウントより)
カンボジアに長年拠点を置き、同国で最も強大な権力を持つ謎多き実業家とされた「プリンス・グループ(太子集団)」の創業者兼会長、陳志(Chen Zhi)氏がカンボジア当局に逮捕され、即座に中国へ身柄を引き渡されたことが明らかになった。カンボジア内務省の声明によると、当局は陳氏の逮捕に伴い、同国のパスポートおよび国籍を剥奪する措置をとった。
手錠と足かせ、重武装警官による護送 中国共産党機関紙『環球時報』は先ほど、中国公安当局がカンボジアへ向かい、陳氏の身柄を拘束して中国へ連行する様子を収めた映像を公開した。 映像には、重武装した警官隊による厳重な警備の下、手錠と足かせをされた陳氏が専用機に乗せられ、中国へ強制送還される生々しい様子が映し出されている。今後、中国国内で厳しい取り調べと裁判が行われる見通しだ。
不動産王から「国際犯罪組織」の首領へ 陳氏率いるプリンス・グループは2015年に設立され、不動産、飲食、銀行、電子商取引(EC)など多岐にわたる事業を展開。カンボジア経済を牽引する代表的企業と見なされてきた。しかし、世界的に東南アジアの「詐欺団地(詐欺園区)」に対する監視が強まるにつれ、この巨大ビジネス帝国の闇の側面が浮き彫りとなった。
中国公安部は2026年1月8日、カンボジアから「太子集団」の陳志会長を護送する一連の映像を公開した。(画像/環球時報のXアカウントより)
中国公安当局によりカンボジアから護送される陳志会長。顔を覆われ、手錠と足かせをされた厳重な拘束姿が映し出されている。(画像/環球時報のXアカウントより)
中国公安部は2026年1月8日、カンボジアから「太子集団」の陳志会長を護送する一連の映像を公開した。(画像/環球時報のXアカウントより)
米国務省、財務省、および英国外務省は、同グループに対する大規模な制裁をすでに発動している。米政府は、プリンス・グループを「30カ国以上で活動する巨大な国際犯罪組織」と断定。同グループは悪名高い詐欺団地と連携し、被害者を敷地内に監禁した上で、暴力による脅迫の下、オンライン詐欺や金融犯罪に従事させていた疑いが持たれている。
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