トップ ニュース 【台北ファッションウィーク AW26】「変革元年」が始動 伝統と革新が共鳴する台湾ファッションの現在地
【台北ファッションウィーク AW26】「変革元年」が始動 伝統と革新が共鳴する台湾ファッションの現在地 台北ファッションウィークAW26は「変革元年」としてブランド戦略を刷新し、12ブランドの競演と多彩なイベントで台湾ファッションの国際的影響力を示した。(写真/台北ファッションウィーク提供)
台北ファッションウィーク AW26 が 3 月 26 日から 29 日まで、松山文創園区にて開催された。今季は「変革元年」と位置付けられ、ブランドアイデンティティ 2.0 への刷新を敢行。ビジネス戦略と産業活性化の大幅な強化が図られ、世界 10 カ国からバイヤーが来場、一般参加者は延べ 25,776 名に達した。サステナビリティ、テクノロジー、クリエイティビティを融合させ、台湾ファッションの国際競争力と、産業からライフスタイルまでを繋ぐ「共鳴力」を世界へ発信している。
12 ブランドが提示する多様なインスピレーション 今回のファッションウィークでは、国内外から 12 ブランドが集結。C JEAN(シー・ジーン)は、京都の「SHOBIEN / 臈纈染(ろうけつぞめ)」とコラボレーションし、1200 年の伝統技法を現代の服飾へと昇華させた。日本からは mizuiro ind(ミズイロインド)が初の国際枠として登場し、「Free People」をテーマに洗練されたジャパニーズ・トラッドを提案。
また、#DAMUR(ダムール)はジムをランウェイへと変貌させ、INFDARK(インフダーク)はポスト・アポカリプスをテーマに解体と再構築を表現した。WEITSUYUAN(ウェイツーユアン)は海の女神「媽祖(まそ)」をテーマに、海軍スタイルとサステナブル素材を融合。LiyuTsai(リユ・ツァイ)は、クチュール技法によって時間の流れを形にしている。
空間とファッションが交差するプレゼンテーション プレゼンテーション形式では、JUST IN XX(ジャスト・イン・ダブルエックス)が宮廷軍装と現代ストリートが交差する「真夜中の博物館」を披露。BOB Jian(ボブ・ジャン)は旧男性浴場を舞台に、専属仕立ての衣装 10 着による没入型空間を創出した。
TANGTSUNGCHIEN(タンツンチェン)は身体を包み込むレイヤー構造で感情の機微に応え、Yentity(エンティティ)は中性的でクリーンなラインから古典的な輪郭を抽出。WANGLILING(ワンリリン)は台湾固有の動植物をファッションとして描き出し、Daniel Wong(ダニエル・ウォン)は「プリントを超えた」美学を歴史的な廊下や図書館で展開した。
都市全体を彩る連動イベント クリエイティビティを日常へと繋げる取り組みとして、3 月から 5 月にかけて台北市內各所で 5 つの連動イベントが開催される。UUIN(ユーユーイン)によるポップアップや編み物ワークショップのほか、C JEAN による伝統工芸とオートクチュールの対話を深める個展およびフォーラム(4/3-4/25 台北乙皮画廊)など、多彩なプログラムが台北の街全体を彩る予定だ。
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