【寄稿】誰がホワイトハウスを率いても、米国の台湾への約束は揺るがない

タミー・ダックワース米連邦上院議員(左)は、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談後、初めて台湾を訪問した米連邦上院議員となった。写真は2025年の訪台時、頼清徳総統と会談した際の様子。(写真/総統府公式サイトより)
タミー・ダックワース米連邦上院議員(左)は、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談後、初めて台湾を訪問した米連邦上院議員となった。写真は2025年の訪台時、頼清徳総統と会談した際の様子。(写真/総統府公式サイトより)

国際関係が目まぐるしく変化し、政治情勢や政策が刻一刻と移り変わる時代にあって、数十年にわたり変わらない自明の真理は多くない。だが、私が確信していることが一つある。台湾の安全は、世界の平和と安定を支える重要な基盤であり続けてきたということだ。

私はこの事実を、心から、そして一切の疑いなく信じている。だからこそ私は昨日、台湾に到着した。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談後、初めて台湾を訪問した米連邦上院議員として、明確なメッセージを伝えるためである。

どの大統領、どの政党がホワイトハウスを担おうとも、米議会の台湾に対する約束は揺るがない。米国の約束は本物であり、具体的で、人命を守る力がある。

2021年、私はそれを身をもって経験した。当時、新型コロナウイルスの危機で世界が混乱し、先行きが見通せない中、私はバイデン政権に直接働きかけ、米国は台湾を最も早くワクチン支援を受ける国際的パートナーの一つに位置づけるべきだと訴えた。

私がそう強く求めた理由は二つある。第一に、その数カ月前、台湾が米国に救いの手を差し伸べてくれていたからだ。米国がマスクをはじめとする防疫物資の深刻な不足に直面していたとき、台湾は率先して支援を提供してくれた。

第二に、感染症が世界中で猛威を振るい、刻一刻と人命が失われていたその時期に、中国が台湾のワクチン調達を妨げていたからである。中国はワクチンメーカーに対し、台湾にワクチンを販売すれば中国市場全体を失うことになると圧力をかけていた。

人命を危険にさらすこうした中国の威圧に対し、米国は立ち上がらなければならなかった。私は、民主党のクリストファー・クーンズ上院議員と、共和党のダニエル・サリバン上院議員がこの行動を支持してくれると確信していた。その後、私たちは台湾へ向かい、台湾で切実に必要とされていたワクチンを、支援に値する台湾の人々のもとへ届けた。

いま私は、米国の台湾に対するこの約束を再び携えて台湾を訪れている。伝えたいのは、あの時と同じ思いであり、同じ理念である。

台湾の人々はよく知っている。米議会は長年にわたり、米台パートナーシップの重要な支柱であり続けてきた。私たちは「台湾関係法」を可決し、台湾海峡の平和と安全に対する米国の関与を強化した。そして、この約束は、いかなる政権が政策の重点を変えようとも揺らがないことを明確にしてきた。

米国連邦上院議員のタミー・ダックワース氏。(AITフェイスブックより)
米国連邦上院議員のタミー・ダックワース氏。(AITフェイスブックより)

今日の情勢を考えれば、この約束の重みはむしろ増している。

太平洋国家である米国の安全は、インド太平洋地域と結びついている。そして世界の安全もまた、台湾海峡の情勢と密接に関わっている。
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万が一、台湾海峡で紛争が起きれば、その影響は台湾と周辺地域にとどまらない。世界経済と国際秩序にも、急速に波及することになる。世界の先端技術を支える重要な供給網は寸断され、AI革命は突然止まるだろう。自動車、スマートフォン、ノートパソコン、家電製品に至るまで、生産ラインは次々と停止に追い込まれる。金融市場は混乱し、株価は急落し、無数の家庭が長年かけて築いた貯蓄や投資も失われかねない。私たちは、そのような事態を決して許してはならない。

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