台湾の中央気象署によると、台風18号(ソウデル)は現在、台湾の東北東約650キロの海上にあり、26日午後8時以降は次第に進路を西南西へ変える見通しだ。その後は中国の浙江省や福建省沿岸へ近づくとみられている。
中央気象署は、27日早朝にも海上台風警報を発令する見込みで、27日から28日にかけてが台風18号の台湾への最接近期間になると予想している。大気や海洋の環境条件が台風の発達に適していないため、台湾に接近する間、台風18号の勢力は次第に弱まる見通しだ。
ただ、台風の外側の風雨が馬祖列島に影響する可能性があり、台湾の基準で「7級暴風圏」が同地をかすめる可能性もある。馬祖列島を対象とした陸上台風警報を発令するかどうかについては、今後の進路や勢力の変化をみて判断する。
台風周辺の影響で中南部の雨強まる
中央気象署によると、台湾本島は今回、主に南西風と低圧帯の影響を受け、中南部を中心に比較的まとまった雨が降る見込みだ。26日の日中は中南部を中心に雨が降り、その他の地域では午後の雷雨が中心となる。新竹以南や北部の山地では、局地的に強い雨が降る可能性がある。
27日は台風18号の接近に伴い、台湾周辺では南西風が吹き、午後は苗栗以南を中心に雨が降る見込みだ。夜になると台風周辺の雲が台湾西部に影響し始め、中南部では雨がさらに強まると予想されている。
28日は影響より顕著に 南部は短時間の激しい雨に注意
中央気象署は、28日が台風18号の影響がより顕著になる時期になると予測している。馬祖列島では引き続き雨の変化に注意が必要で、中南部では局地的に大雨となる可能性がある。南部では短時間の激しい雨が降る恐れもある。
29日から31日にかけては、台風18号が次第に台湾から遠ざかるものの、低圧帯の影響は続く見込みだ。中南部では雨の降る確率が高く、その他の地域では午後を中心に雷雨となりやすい。
9月1日から東風に 東部で雨が降りやすく
中央気象署によると、9月1日からは台湾周辺の風向きが東寄りに変わり、雨の降り方にも変化が出る見込みだ。基隆北海岸や台湾東部では雨が降りやすくなる一方、西部では引き続き午後の雷雨に注意が必要となる。
台風18号が台湾から遠ざかった後も、低圧帯の影響は完全には抜けないため、引き続き天気の変化に注意が必要だ。
台風接近中も蒸し暑く 一部で35度の予想
雨に加え、今後1週間は各地で蒸し暑い天気が続き、日中の最高気温は31~33度となる見込みだ。
中央気象署は、27日から28日にかけて台風18号が台湾に接近する間、台風周辺の下降気流の影響で、北部、宜蘭、花蓮、台東のほか、金門、馬祖でも気温が上昇する可能性があるとしている。
特に北部、宜蘭、金門、馬祖では27日に最高気温が35度に達する可能性がある。花蓮、台東でも28日、局地的に33~34度まで上がる見込みだ。台風への備えとあわせ、こまめな水分補給や日差しへの対策も必要となる。
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編集:梅木奈実













































