国内の玩具メーカーなど191社で構成される一般社団法人日本玩具協会は19日、東京国際フォーラムで「TOKYOおもちゃショー2026」の記者発表会および「第18回日本おもちゃ大賞2026」の授賞式を開催した。
国内最大規模となる第63回「TOKYOおもちゃショー2026」は、8月27日から30日までの4日間、東京ビッグサイト(西1~4ホール)で開催される。
玩具市場が過去最高を更新 1兆1664億円規模に
発表会では、2025年度の国内玩具市場規模が前年度比106.3パーセントとなる1兆1664億円に達し、前年より690億円増加して2019年度以降6年連続で過去最高を更新したことが報告された。
市場全体の約3割(約3384億円)を占めるトレーディングカードやカードゲームのほか、ぬいぐるみ、ホビー、そして大人層を取り込む「キダルト(キッズ+アダルト)」需要や訪日外国人によるインバウンド需要が市場拡大を力強くけん引している。
日本玩具協会の戸所正信会長は冒頭の挨拶で、玩具業界が価値の創出に向けて日々重ねてきた努力に触れ、審査過程を充実させて市場性と専門性の双方から高く評価される新商品を選出したと強調した。
「キダルト」やノスタルジア玩具が新たな潮流に
見本市委員会の藤井大佑専門委員は、今年のトレンドとしてサステナビリティや投資などを取り入れた「社会トレンドを反映したおもちゃ」、昭和や平成の懐かしさと令和の新鮮さを融合した「ノスタルジアトイ」、大人の鑑賞や組み立てに応える「キダルトトイ」を挙げ、世代を問わず楽しめるオールエイジ向け新製品が充実していると分析した。
今年で18回目を迎えた「日本おもちゃ大賞2026」には、44社から356商品の応募が寄せられ、全9部門の大賞各1商品(計9商品)と優秀賞各4商品(計36商品)、さらにヒット・セールス賞と特別賞各1件が選定された。
「日本おもちゃ大賞2026」各部門の受賞商品が決定
各部門の大賞受賞商品も発表された。
エデュケーショナル部門では、「よみかきレッスン!マジカルボードずかん ディズニーキャラクターズ マジカルプレイタイム」(タカラトミー)、ゲーム&パズル部門では、「投資番付」(メガハウス)が選ばれた。
キャラクター部門では、「変身ベルト DXマイスドライバー 仮面ライダーマイス&リドセット」(バンダイ)、アクション部門では「プラレール 動くぞ!変形!ギガデカドクターイエロー」(タカラトミー)が大賞に輝いた。
キダルト部門では、「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」(BANDAI SPIRITS)、ベーシック部門では、「シルバニアファミリー どきどきアドベンチャーマウンテン」(エポック社)が選ばれた。
このほか、バラエティ部門では「パチェリエ 推し活開発部」(ビバリー)、デジタル部門では「ちいかわフォンすまーと スペシャルセット」(バンダイ)、共遊玩具部門では「トイ・ストーリー ポンジャン」(タカラトミー)がそれぞれ大賞を獲得した。
また、国内外で好調な売り上げを記録しシリーズ累計出荷数が1億個を突破した「Tamagotchi Paradise」(バンダイ)がヒット・セールス賞を受賞した。
30年にわたり玩具の本質的価値を伝え続け、最新作の公開を控える「トイ・ストーリー」シリーズ(ウォルト・ディズニー・ジャパン)には特別賞が贈られた。これらの受賞商品は「TOKYOおもちゃショー2026」会場内の特設ブースで一般公開される予定である。
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編集:小田菜々香













































