公益財団法人ユニジャパンは17日、第39回東京国際映画祭(TIFF)併設のビジネス・コンテンツマーケット「TIFFCOM 2026」の基調講演およびカンファレンス発表の第2弾を公表した。23回目を迎える今年は10月28日から30日までの3日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される。
「アベンジャーズ」製作陣が語るストーリーテリングの未来
基調講演には、映画『アベンジャーズ』シリーズを手掛けたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が設立した独立系スタジオ「AGBO」より、共同経営者のクリス・ブレアトン氏と最高科学責任者(CSO)のドミニク・ヒューズ氏が登壇する。
モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)、一般社団法人日本映画製作者連盟、公益財団法人ユニジャパンの主催により、10月29日11時30分から「テクノロジーが拓く、ストーリーテリングの未来」と題して実施される。
メディア戦略や事業運営に携わるブレアトン氏と、AIや機械学習の専門家であるヒューズ氏が、クリエイター主導でのツール活用や、次世代の映像・エンターテインメント表現におけるテクノロジーとストーリーテリングの融合について議論を深める。
AGBOは世界興行収入で70億ドル(約1兆1000億円)以上を記録し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』など17作品で全世界初登場1位を獲得してきた。
同スタジオは現在、2026年12月18日公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のポストプロダクションを進めており、年後半には『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』の撮影を開始する予定となっている。
日本アニメの海外戦略と国際共同製作を議論
アニメーション分野では、一般社団法人日本動画協会の主催により、10月30日に「アニメ産業レポート2026」の国内・海外市場規模に関する統計数値が初公開される。
2024年に海外売上6.1兆円を記録した基幹産業としての動向を踏まえ、日本アニメーションおよびProduction I.Gの幹部による海外戦略のケーススタディが行われる。
また、東京都の課題解決プログラム「Into Global」主催のセッションでは、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を受賞した『The Violinist』のアーヴィン・ハン監督らが登壇し、国際共同製作における資金調達や権利設計の実務を語る。
アジア各国のコンテンツ展開として、中国のLinmon Mediaによる新作ドラマ発表会や、台湾テレビドラマ制作産業連合総会主催のプロジェクト・ショーケースも行われる。
さらに、一般社団法人放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)のセッションでは、テレビ東京による体験型IP『恐怖心展』の台湾輸出事例をはじめ、フジテレビ、TSKさんいん中央テレビ、南海放送、中京テレビ、北海道テレビ放送の各社が取り組む最新の海外ビジネス事例が紹介される。
「Tokyo IP Market」にコミスマとタカラトミーが初参加
企画・商談市場「Tokyo IP Market」には、マンガアプリ「GANMA!」を運営するコミスマと、「ベイブレード」などを展開するタカラトミーの初参加が決定した。
これにより、発表済みのアミューズクリエイティブスタジオ、KADOKAWA、日本文芸社、日本アニメーション、松竹、主婦と生活社、スクウェア・エニックス、東映を合わせ、参加企業は計10社となった。
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編集:小田菜々香













































