第39回東京国際映画祭が開幕、雨の日比谷を彩るレッドカーペットに中島健人や国内外の映画人約270人が集結

第39回東京国際映画祭が雨の日比谷で開幕し、ナビゲーターの中島健人やオープニングを飾る岡田准一ら映画人約270人がレッドカーペットに集結して熱気あふれる祝祭の口火を切った。(写真/©2026 TIFF提供)
第39回東京国際映画祭が雨の日比谷で開幕し、ナビゲーターの中島健人やオープニングを飾る岡田准一ら映画人約270人がレッドカーペットに集結して熱気あふれる祝祭の口火を切った。(写真/©2026 TIFF提供)

アジアを牽引するシネマの祝祭「第39回東京国際映画祭」が10月26日、東京・日比谷一帯で幕を開けた。

東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場および日比谷仲通りに敷設されたレッドカーペットには、フェスティバル・ナビゲーターを務める中島健人をはじめ、国内外からおよそ270名に達する映画製作者やキャストが集結。降りしきる秋雨に濡れながらも、詰めかけた観客の熱い歓声に包まれる中で、華麗なパレードが展開された。

先陣を切って姿を見せたナビゲーターの中島は、冷たい雨が降る天候を「映画にとっての恵みの雨」と表現。映像制作に関わる立場としてこの国際舞台の案内人を務める巡り合わせに謝意を示し、東京から世界中へ作品の魅力が伝播していく瞬間に立ち会える歓喜と、映画が切り拓く豊かな未来への手応えを笑顔で語った。

岡田准一らオープニング作品の出演者が登場

開幕の顔となるオープニング作品『映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」』の陣営からは、中村八大役で主演を務めた岡田准一をはじめ、松坂桃李、清野菜名、そして瀬々敬久監督が登壇。名曲の誕生に奔走した中村八大、永六輔、坂本九による六八九トリオの軌跡を描き出した渾身作を携え、堂々たる歩みで会場の視線を集めた。

最高賞を競い合うコンペティション部門には、日本から選出された3作品が顔を揃えた。山本英監督の『過怠』、池田暁監督の『妖怪、化物をひろう』、三島有紀子監督の『男ともだち』のキャストおよびスタッフ陣が次々とカーペットを歩き、国際舞台での飛躍を誓った。

岸井ゆきの、北村匠海、永野芽郁らもレッドカーペットに

話題作がひしめく「ガラ・セレクション」部門もひときわ大きな注目を浴びた。岨手由貴子監督作『すべて真夜中の恋人たち』に出演した岸井ゆきの、浅野忠信、深川麻衣が並んだほか、中川龍太郎監督作『君の話』からは北村匠海と出口夏希が登場。

学生服姿の役柄について冗談交じりに語りつつ、映画ファンの熱気に感謝を示す北村の姿が会場を和ませた。安藤尋監督作『ないものねだりの君に光の花束を』の原菜乃華と作間龍斗(ACEes)は、悪天候を凌駕する熱量や映画祭仕様の街並みに感動を口にし、『劇場版 虎に翼』の伊藤沙莉も存在感あふれる笑顔を振りまいた。

さらに特別上映作品『ヒマチの嬢王』からは、主演とプロデュースの双方に挑んだ永野芽郁が、伊藤健太郎、平祐奈、宮本秀光監督と共に行進。翌27日に控える世界最速の第1話プレミア上映と舞台挨拶へ向けて大きな期待を繋いだ。

悪天候を映画への情熱で塗り替えた第39回東京国際映画祭は、11月4日までの10日間にわたり、日比谷、有楽町、丸の内、銀座の各拠点で多彩な作品群を送り届ける。

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