ユニクロは、グローバルブランドアンバサダーを務める俳優のケイト・ブランシェット氏とともに、女性たちが自らの言葉や物語をより広く社会に届ける機会をつくるグローバルプロジェクト「stories she tells(ストーリーズ シー テルズ)」を始動した。
東京大学を立ち上げパートナーに迎え、ユニクロ初となる公募エッセイを収録したマガジンの発行やリーディングイベントの実施を通じて、多様な声や視点を性別や世代を問わず共有し、新たな対話や学び、未来につながる可能性を生み出すことを目指す。今後は世界各地の大学との提携を通じたグローバル展開も視野に入れている。
女性たちの多様な物語を世界へ発信
プロジェクト名「stories she tells」には、女性たちが語る多様な物語に光をあてたいという思いが込められている。
ひとつの正解や特定のロールモデルではなく、それぞれ異なる経験や視点を持つ女性たちの声を、一人ひとりが自らの言葉で語る多様な物語として表現するため、単数の「story」ではなく複数の「stories」が採用された。公募エッセイを収録したマガジンは2027年秋の創刊を予定している。
プロジェクトの始動にあたり、ケイト・ブランシェット氏は「女性の書き手たちの多様な視点を広く届けることを目指す新たな取り組みにユニクロと共に取り組めることを大変光栄に思います。新たな表現の場をつくるという機会を、私自身とても楽しみにしています。」とコメントした。
また「東京から始まるこの取り組みを通じて、選ばれた書き手たちの物語を、ユニクロの発信力を生かしながら世界中の多くの方々へ届けられることを嬉しく思います。これまで十分に届けられる機会のなかった新たな世代の書き手たちに、自由に表現するための扉を開き、人と人とのつながりや、メンタリングの機会へと広がっていくことを願っています」と期待を寄せた。
ユニクロと東京大学が女性の表現を後押し
ファーストリテイリングのグループ執行役員であるセレーナ・ペック氏は同社がこれまで、人々がそれぞれの可能性を最大限に発揮できる機会を生み出すことの重要性を実感してきたと説明した。
その上で、「誰もがその才能を発揮し、活躍できる機会を広げていくことの重要性を認識すると同時に、公平な機会を広げていくことは社会に対して果たしていくべき役割だと確信しています。」と強調した。
さらに、女性たちが自らの視点を発信できる場を設けることで、これまで十分に声を届ける機会がなかった人々にも光を当て、一人ひとりが尊重される社会の実現に貢献したいとの考えを示した。
東京大学の藤井輝夫総長は、同大学が多様性と対話を重視し、社会に新たな価値を生み出すことを目指していると説明した。
その上で、「ユニクロとの協働により、世界のさまざまな女性たちの『ストーリー』を社会に届ける試みが本学から始まることを大変嬉しく思います。」と述べた。


















































