UNIQLOなどを展開するファーストリテイリンググループは、6月20日の「世界難民の日」に先立ち、6月18日に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の協力のもと、TOHOシネマズ六本木ヒルズで「FAST RETAILING × UNHCR 共同メディア説明会」を開催した。
展示会場では、4年目を迎えるユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」の取り組みが紹介されたほか、6月19日発売の新コレクションを含む全コラボレーションTシャツが展示された。

柳井正氏が10億円を寄付 衣料提供や難民の自立・雇用も支援
ファーストリテイリングとUNHCRは2006年に協働を開始し、2011年にはグローバルパートナーシップを締結している。緊急支援においては、2025年にUNHCRの要請を受けて柳井正代表が個人でスーダン・ミャンマー危機に対し10億円を寄付し、食料や住居、医療、衛生の支援に充てられた。
衣料支援では、81の国や地域に累計6371万点を寄贈しており、2026年3月にはUNHCRを通じてモーリタニアへ137万点の衣料を寄贈した。

自立支援としては、バングラデシュのロヒンギャ難民女性自立支援プロジェクトにおいて、2022年から2025年末までに1000万枚以上のサニタリーナプキンや下着を生産し、累計1052人の難民女性が手当を得る実績を上げている。
さらに難民雇用として、日本国内のユニクロやジーユーの店舗、イノベーションファクトリーでの勤務を支援しているほか、難民映画基金に対して2025年と2026年に毎年10万ユーロずつ、合計20万ユーロを寄付した。これにより、2026年10月の東京国際映画祭にて、2025年に選出された映画監督による全5作品の日本初上映が決定した。
河合優実さんが花を選定 ブーケ購入で難民女性を支援
また、俳優の河合優実さんとともに花で届ける難民支援として、「UNIQLO FLOWER × 世界難民の日」チャリティキャンペーンが発表された。
河合さんは2026年1月、ファーストリテイリングとUNHCRの難民キャンプ訪問プログラムに参加し、ロヒンギャ難民女性の自立支援プログラムに取り組む縫製センターを訪問した。その経験から今回のキャンペーンへの参加が決定した。2026年6月19日から6月30日までの期間中、UNIQLO FLOWERの取扱店舗において、河合さんも花のセレクトに参加した「世界難民の日ギフトバッグブーケ」が990円で販売される。
商品がひとつ売れるごとに300円がUNHCRを通じてロヒンギャ難民の自立支援に取り組む縫製センターに寄付される。取扱店舗は2026年6月18日時点で26店舗となっている。
河合さんは、難民の方々の日常にも自分たちと同じような生活があると実感したとし、この取り組みを通じてキャンプ内の生活が少しでも明るいものになることを願い、多くの人が花を手にして気持ちが届くことを期待するとコメントを寄せた。

ファーストリテイリンググループは世界難民の日に先立ち国連難民高等弁務官事務所と共同メディア説明会を六本木で開催し、柳井正氏による10億円の個人寄付や衣料支援のほか、俳優の河合優実さんが参加するUNIQLO FLOWERでのチャリティキャンペーンなど、多角的な難民支援活動の拡充を発表した。
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編集:小田菜々香













































